【“ずっとのおうち”へ!】写真家×医療×あなたのご支援で猫に幸せな未来を届けたい

野良猫や捨て猫(飼い主のいない猫)を1匹でも多く医療にかけ未来の里親さまに繋げたい。

現在の支援総額

480,000

68%

目標金額は700,000円

支援者数

72

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/11/01に募集を開始し、 72人の支援により 480,000円の資金を集め、 2025/12/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

480,000

68%達成

終了

目標金額700,000

支援者数72

このプロジェクトは、2025/11/01に募集を開始し、 72人の支援により 480,000円の資金を集め、 2025/12/28に募集を終了しました

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おはようございます!

いつも応援ありがとうございます。

今日はクラウドファンディングでお金が集まったら、一部医療費に使わせていただこうと考えている保護子猫「ひので」のご紹介をいたします。


一番初めは撮影の時。

なんとなく他の子に比べて体力が無いな、と気になっていました。

小さいせいなのかもしれない。

亡くなった兄妹のあさひがそうだったように。

なんとなくモヤモヤしたままご飯の時間に。


抱っこすると、ゴロゴロ言ったのですが…


なんか、変。


何が変なのかわからない。

けど手に伝わってくる振動がおかしい。

違和感がある。


落ち着いてから呼吸数を測ると、70回/分。


これは…!

肺炎だ。間違いない。

こまちの時、肺炎の所見が、呼吸数が多いだけで気付けなかった、それが今、目の前のひのでに起きているんだ。

入院するなら近くの病院でICUがあって、いつでも駆け付けられるところが良い。

ということで、とりあえずかかりつけの病院を受診。


相変わらず呼吸数が多い。

元気はある。

体力が無いだけで元気なのが逆に厄介だったりする。


信頼している前の主治医の先生の

「子猫は元気が無くなったら終わり

という言葉を思い出して、まぁ元気があるだけ良いか…と思いつつ。


主治医に呼吸数が多いということ、肺炎だと他の所見に心当たりが無いので、原因を知りたいということを伝え、聴診してもらう。

炎症マーカー等諸々、血液検査をしたいのと、一応経験豊富な先生にも聴診してもらいたいとのこと。

お願いして、結果を待つ。

経験豊富な先生にも聴診してもらいたい……

それはつまり、先生が自分では判断がつかない何かが聞こえたということ…


戻ってきた主治医の診断は「重度の心雑音」。

追加で心エコーを診たいというので、お願いして結果を待つ。


戻ってきた主治医が言うには、左心室が腫れ上がっているように見える、大動脈が通常より細いのではないかとのこと。


そして、もしそうだとしたら、高度医療センターでの精密検査や、出来るなら外科的処置が必要とのこと…

一回目の検査で診断をつけるのに、どれくらいお金がかかりますか…?と聞くと、恐らく10〜20万円程度とのこと。

うーーーむ。

黙り込んでしまう。

頭ごちゃごちゃのまま、それこそ外科的処置になったら、どれくらいかかるんでしょう…?と恐る恐る聞くと、100万円、200万円単位になると思います、とのこと…

そりゃあそうですよねぇ。

人工心肺装置を使うような手術が数十万円で出来る訳が無い。


苦笑いしか出来ない自分が情けない。

今、うちの団体にそんな資金は無い。


今、本人は苦しいんでしょうか?

今の時点でQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を上げるために出来ることは?

と先生に聞くと、

「診断・処置を急いだ方が良いことには間違いない。呼吸数が多いということは、恐らく多少なりとも苦しさはあると思う。今できることは、食事の時以外は安静にすること。」

と言われました。


帰ってゆっくり考え、ひのでたちを捨てられた場所から連れてきてくれた方とも相談しました。

結論として、検査してみないと、どこがどうなっているのかもわからず、なんの判断も出来ない。

外科的処置が必要なのかもわからない。

もしかしたら、外科的処置もなにも、もう出来ることは無いのかもしれない。

最悪の場合、このまま苦しい時間を長引かせるだけなら、安楽死の方が良いのかもしれない。

なので、とりあえず10〜20万円程度との見立ての検査をすることになりました。



2025年9月28日 8:00

ひのでを連れて高度医療センターに向かいます。

肌寒い季節になってきて、キャリーだと風がスースーなので、プラケースにカイロを当てて、温度を調整しながら向かいます。

高度医療センターで受付を済ませます。

問診票を渡され、生年月日や性別を書くのですが、どれも不明…保護した日から逆算して、8月11日頃生まれということにしました。

医療も便検査以外はサイズ的に出来なかったので、ひたすら「いいえ」に丸を付けていきます。

まるで全然医療にかけていない飼い主のようで、若干の罪悪感をおぼえながら、無事に書き終わります。

私はひのでのこと、何も知らないな…

わかってあげられているのは、一体この子の全体の何パーセントなんだろう?

そんなことはさておき、機嫌が悪いひのでさんをあやしていると、診察室に呼ばれます。


挨拶を済ませ、診療情報提供書に書いてある情報と、私が見てきたひのでと兄妹たちの今までの様子と経過を話してすり合わせていきます。


兄妹のいぶきに漏斗胸と欠指が見つかったこと。あさひがうちに来てから亡くなるまでのこと。

ひのでの食欲や体重の推移の記録。


全てお話しした上で、まずは体重を計りましょう、と。

先週は360gだったけど、食欲も落ち気味だし、どうなっているか…


【400g】と表示されました。

良かった!減ってない!とちょっと大きい声が出てしまって、すみませんと先生に謝ります。


「循環器科において、体調不良の間、体重が減っていないというのは良い兆しですからね。」

と、先生が仰ってくださいました。

ひのでをケースに戻し、持参した離乳食とともに先生に預けます。

たぶん1時間かからないで検査自体は終わるとのこと。


数日しか間を空けないで首から何度も採血するのは子猫にとって良くないとのことなので、持参した血液検査の結果を元に、心エコーとレントゲンを撮ってもらうことになりました。


朝から何も喉を通らなかったので、飲食可能なフロアに移動して、朝食を食べながら、結果を待ちます。

持参したおにぎりでは足りなかったので、小さいバームクーヘンとココアを購入して、景色が良い窓辺でいつもより豪華な朝ご飯を食べます。


1時間経過。

スピーカーからポーンと音がして

「4階でお待ちの〇〇様、1階の受付までお越しください。」

と他の人に案内がありました。


それが間を空けて6回くらい繰り返されて、検査開始から1時間45分が経過。

嫌な予感がしてきます。

簡単に診断がつく状態ではないのだろう。 

ポーン。

「4階でお待ちのわたなべ様、わたなべひのでちゃん、1階の受付までお越しください。」


一気に心拍が上がります。

ちゃかちゃかと準備を済ませ、1階の受付へ。

「4階に居たわたなべひのでの飼い主です。」

「2番の診察室にお入りください。」


開いている扉をノックして入ると、検査を終えた先生が出迎えてくれました。

どうぞと案内された椅子に座ると

「結論から言うと、まだどういう状態なのか、全貌を把握出来ていないです。」

と。

「まずレントゲンを見てもらいたいのですが…」



循環器科なのに背中側から撮るというのはなんらか意味があるのだろう…


ん? R…?

右ってこと?


「これ、バンザイした状態でお腹側から撮っているのですが…」

仰け反ると同時に、ひーっ!とまた大きめの声が出ました。

「そうなんです。心臓の下の先端が右にあります。」


まじか…逆位(ぎゃくい)している…


身体の中の内臓が左右逆に出来ている可能性が高い。

部分逆位といって、横隔膜から上が逆位しているだけの可能性もあるが、空腹時の胃のガスの位置的に、全身逆位の可能性あり。とのこと。


心エコーの様子も見せてもらいました。

やはり、心臓の左側の壁より、右側の壁が厚い。

心臓は右心系より左心系の方が筋肉が分厚く出来ているので、右側が分厚いということは、左心系が右側にあるということ。

「私も循環器科医として心エコーを撮る時、ある程度手元に癖が出るので、身体が小さくて左右が逆だと、正確に撮れているのか自信が無いのですが…」

謙遜する先生。

いやいや、必要な情報は全部映っているではないか。

検査に時間がかかったのはそのせいだったのか…いや時間をかけたとしても、撮れるか撮れないかは機器の性能と先生の腕次第なんだけども…見事に撮れているんだから…


「レントゲンの結果を見てもわかるように、胸骨が若干内側にへこんでいます。

漏斗胸とまではいかないですが。

横隔膜が目一杯息を吸おうとしても、胸骨が胸腔(きょうくう)を狭くしてしまっているので、酸素と二酸化炭素の交換が多少上手く出来ていない可能性が高いです。」


うーむ。心臓だけの問題では無かったか。

通常の大動脈狭窄症(だいどうみゃくきょうさくしょう)は弁下部(べんかぶ)が狭窄するもの(弁下部が狭窄している場合は、バルーンを入れて弁下部を広げて血流を良くすることも可能)な場合が多い。

しかし、ひのでの場合は心臓の中の乳頭筋(にゅうとうきん)が筋でくっついている総合弁(そうごうべん)の他に、謎の筋があって、中隔壁(ちゅうかくへき)にもくっついてしまっている。

中隔壁が引っ張られて、その先にある大動脈が狭窄を起こしているため、外科的処置は出来ない。

乳頭筋と中隔壁を結んでいる謎の筋を外科的処置で切るのは、現実的では無い。


心エコーの映像を見ると、血管が細くなっている影響で、心臓内で血流が激しく渦巻いている部分がある。

いわば、ホースの先端を指で潰しているような状態のところがある。


それと、

健康的な大動脈と左心房の比率=1 : 1.5程度

と言われているが、ひのでの場合

大動脈 : 左心房の比率 = 1 : 2.5程度

に見える。


そうすると何が起きるかというと、左心房から肺に、水が出て行ってしまって、「肺水腫(はいすいしゅ)」という状態になりやすい、とのこと。


通常この場合に出来る処置としては、肺水腫を予防するために利尿剤を飲ませることだが、ひのでは数日前の血液検査で尿素窒素という腎臓の数値が高く、また食欲が落ち気味なので、いま利尿剤を飲ませるのは、身体に負担が大きい。

心拍数も正常で落ち着いているし、呼吸数も超苦しいという感じではないので、1ヶ月後に再度、尿素窒素等の血液検査と、レントゲン、心エコーを撮って、それからはかかりつけの病院でモニターしながら、利尿剤の量を決めていきましょうということになりました。


それまでは、内臓逆位していると喉にある繊毛(せんもう)の動きが悪くなるケースが多く、慢性鼻炎のような症状が出るので、くしゃみや、鼻水を垂らしていないか、よく観察してほしい。

それと、引き続きしっかり食べさせて体重を増やして来てほしいとのことでした。


そして、本人が苦しそうでなければ、安静は解除して良いとのことでした!

他の兄妹が走り回っているのを羨ましそうに見ていたので、これは本当に嬉しかったです。


最後に先生から、兄妹のあさひの亡くなるまでの様子を聞いている限り、もしかしたらあさひも、先天性心疾患があって、衰弱死ではなく、突然死した可能性があるのではないか、と言われました。

あまりにも小さかったので、あさひの剖検は諦めたのです。


そして、これだけいろいろ抱えていると、ひのでもまた、その可能性(突然死する可能性)が十分にあるとのこと…


1ヶ月後、大きくなったひのでを連れてまたここに来るぞと、いろんな覚悟を決めて診察室を出ました。


ひのでは、ヒーターの上で休んでいることが多いですが、気が向くと私の膝の上によじ登ってじゃれたり、兄妹と走り回ったりしています。

食後は、やはり呼吸数が上がるので、ヒーターの上で寝ていることが多いです。


2025年10月30日11:00

前回の検査から1ヶ月の再検査の日です。

早速診察室で体重を計ったら、なんと850g

前回の400gの2倍以上です。すごい!

体重が増えない可能性があったひのでには大きな一歩となりました。


前回時間がかかったからか、今回は初めから2時間くらいかかります、とのこと。

飲食可能なフロアに移動、ご飯を食べ、温かいミルクティーを飲んでほっと一息つきます。

まさかのそのままウトウトしてしまって、2時間後にはちゃんと呼ばれ、起きて、また診察室へ。


「ひのでちゃんは看護師さんの服の中でずっと寝ています(笑)」と先生。

さすが生後2週間から人間が育てた猫は病院でもそんな感じなのか…という思いと「内臓逆位の子は知的障害の子が多い」という言葉が思い出され、複雑な心境に。

早速胸部レントゲンと心エコーの結果を見せてもらいます。

前回と大きく目立って変わっているところはなく。


ある程度説明していただいたところで、先生が「これは個人的に危惧していることなのですが…」と。

胸腔(きょうくう)の右下に見えている心臓の端っこ(下部)、先生の経験から見ると、なんとなく腹部の内臓が横隔膜ヘルニア(胸部と腹部の間にある横隔膜に穴が空いている)で胸腔に飛び出してしまっているようにも見える…と。

心臓と飛び出した内臓が隣り合ってひとつの臓器に見えているのかも?と。


それならたしかに苦しいに違いない。

肺があるはずのスペースに腹部の内臓があるのだから。


レントゲンでは影しか映らないので、そこにあるのが心臓なのか、横隔膜から飛び出してしまっている内臓なのかは、どちらも同じ色なので判断がつかず。

ううむ…

で、診断をつけるとしたら麻酔をかけてCTで画像診断するしかない、とのこと。

同じ症例(横隔膜ヘルニア)の子のレントゲンとCTを見せていただきました。

たしかにひのでと似ている…

レントゲンでは飛び出した内臓がまるで心臓の端っこのように見える…

そしてCTでは、全く違う臓器として映っている。


仮にCTで横隔膜ヘルニアがわかったからには、手術で腹部から飛び出した内臓を引きずり下ろし穴を閉じる必要があり。

とすると、手術しないのであればCTを撮る意味はあまりなく(手術以外に治療法、対処法が無いため)。

おそるおそる金額を聞いたら、CTだけでもカツカツ。

CTで15-20万円、手術で30-40万円。

計45-60万円とのことでした。

とりあえず次の予約を取って、CTと手術をやる決心がついたら改めて電話をすることになりました

循環器科に強い病院なので、そこを紹介してもらったんだけど…他の病院もまわるか…?

いや、でもその別の病院で何かあったら後悔してもしきれない。

麻酔をかけるリスクも心臓の影響で他の子よりうんと高いひのでなんだから、手術自体の難易度はもちろん、術中管理も一流でなければ下手すると死んでしまうだろう…


うーんうーんと悩んでいます。

苦しみを長引かせることだけはしたくない。

今のところ口呼吸は見られないが、このまま放置すれば成長に伴って呼吸苦がひどくなり、肺水腫になるリスクも上がる。

うーーーむ。


今、うちから出せるお金は、12月の収入を含めてやっと30〜40万円ほど。

残り5〜20万円があれば、ひのでが苦しい思いをすることはなくなると思われます。

積み立ててきたお金を全額使ってもこの状況なのが情けない。

でもあの日、4匹が生後2週間で突然お店の前に捨てられた日に、引き取らないでそのまま見捨てることは、私にはどうしても出来なかった…


もしよろしければ、500円からのご支援、クラウドファンディングの拡散にご協力いただけないでしょうか。

何卒宜しくお願い致します。

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