調査チーム紹介クリーンオーシャンアンサンブルの調査チームは、河川ごみ問題をデータで可視化し、 そのデータをもとに回収装置の改良を進める役割を担っています。私たちは、回収装置チームや海洋ごみMAPチームなどと連携して、 河川ごみの回収や実証実験の実施、回収後のデータ処理、他の回収装置の調査を行っています。河川ごみを「数字」で捉える調査調査チームの中心となるのは、回収されるごみの定量的な把握です。どのような種類のごみが、いつ、どのような条件で流れてくるのか、ごみの重量だけでなく、川の流速、雨量、風向、季節 など多様な環境要因と照らし合わせながら、ごみの増減を数字で捉えています。調査データを活かした装置開発私たち調査チームがそのデータを用いて、得られた結果は、河川ごみ回収装置「kawasemi」シリーズの改良にフィードバックされます。 設置位置や角度、流れによる影響、安全性、少人数でも運用できる構造など、現場で得た気づきをすぐに設計へ反映できるのは、調査と開発が一体となった体制ならではです。調査で得た定量データは、装置の改善点を明確にし、実証実験の計画にも活かすため、随時蓄積しています。学会発表と外部からのフィードバック得られたデータは組織内にとどめず、 学会や論文発表などを通じて外に出し、フィードバックを受けています。最近では、気象学会関西支部第2回例会(四国地区)で気象条件とごみの関係性について発表をしました。当団体では初めての気象系の学会発表だったのですが、アットホームな雰囲気であたたかく受け入れていただきました。当日は、大学の先生方と成果について意見交換を行い、励ましの言葉をいただく場面もありました。また、自分たち以外の他の発表も聴講することで、気象学の最新の動向を知ることができ、調査チームにとって貴重な機会となりました。調査チームが目指すモデルと未来調査チームの目標は、この「調査 → 分析 → 開発 → 実証 → 再分析」のサイクルを高速に回し続けることで、日本各地へ展開可能な“再現性の高い河川ごみ回収モデル”を確立することです。私たちは、一つひとつの川と向き合い、データに裏打ちされた技術開発によって、川でごみを止め、海洋ごみゼロの世界を実現していきます。NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル 調査チーム 谷本早紀






