
いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
支エール代表の田中です。
今日は、支エールとして大きな一歩となる
「はな広場」への参加前のご報告 をお届けします。
はな広場とは?
はな広場とは、社会的養護が必要な子どもたち・若者たちが「安心して過ごせる時間」をつくるための交流活動です。
児童養護施設・自立援助ホーム・里親家庭など、さまざまな背景を持つ子どもたちが集まり、大人も混じって「ただ一緒に過ごす」ことが許される、とても大切な場所。
家庭のような安心感と、地域のあたたかさの両方がある、希少な居場所です。
なぜ支エールが 『はな広場』に行くのか
支エールは、社会的養護経験者が「再出発できる居場所」 をつくることを目的に立ち上げました。
しかし、居場所はただ建物を用意すればできるわけではありません。
必要なのは、
・どんな若者が来るのか
・どんな悩みを抱えているのか
・何に困っていて、何があれば前を向けるのか
その『リアル』を現場で理解することです。
はな広場には、児童養護施設や社会的養護を必要とする子どもたちが集まる
大切な活動があります。
だからこそ支エールは、その現場に足を運び、子どもたちが抱える〈生きづらさ〉を直接受け取る必要があります。
はな広場で支エールが行うこと
今回は『ご挨拶』と『観察』だけではありません。
支エールの存在意義に直結する大事な活動です。
①ケアサポーターとして参加することで、子どもたちの「本当の困りごと」を知る
支援で最も大切なのは、本人たちが何に困り、どこに苦しみを抱えているかを正確に知ること。
ここが間違えば、どれだけ立派な居場所を作っても届きません。
②「どんな居場所が必要なのか」を直接見て、支エールの設計に反映させる
・静かな部屋が必要なのか
・気軽に話ができる大人が必要なのか
・生活に困っているのか
・学習や就労のサポートが必要なのか
はな広場で見えるニーズは、支エールの居場所づくりにそのままつながります。
③関係機関との連携づくりの第一歩
はな広場のような地域の活動との信頼関係は、支エールの若者支援の〈土台〉となります。
はな広場と出会うことで、支エールはどう変わるのか
1. 居場所づくりの方向性が具体化する
机上のプランではなく、『現場の声に基づいた支援』 ができる団体ここに近づく。
2. 社会的養護の若者と直接つながり始める
いま支エールに必要なのは
「支援を必要とする本人たちとの接点」
はな広場がその入り口になります。
3. 行政・地域・支援者との信頼が一気に高まる
ただ『名乗る団体』ではなく、実際に動いている団体 として認知され、若者支援の輪に入れるようになります。
そして、支エールの未来へ ―
今回の参加は、居場所づくりの「前哨戦」ではありません。
これは
支エールが本格的に動き出す《最初の実働》です。
支援を必要とする子どもたちの声を聞き、
そこで得た学びが、これから作る再出発のための居場所・拠点にも反映されます。
最後に
クラウドファンディングも残りわずかとなりましたが、支エールは確実に一歩ずつ前へ進んでいます。
はな広場の参加を通して、支エールがどんな未来をつくれるのか
その報告も、必ずお届けします。
いつも支えてくださり、本当にありがとうございます。



