社会的養護経験者が再出発できる“居場所”をつくる支援プロジェクト

社会的養護経験者が“もう一度歩き出せる”居場所を北九州に。NPO法人「支エール」設立を進め、支援金は法人設立費と居場所づくりのために活用します。

現在の支援総額

67,000

6%

目標金額は1,000,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

24

社会的養護経験者が再出発できる“居場所”をつくる支援プロジェクト

現在の支援総額

67,000

6%達成

あと 24

目標金額1,000,000

支援者数9

社会的養護経験者が“もう一度歩き出せる”居場所を北九州に。NPO法人「支エール」設立を進め、支援金は法人設立費と居場所づくりのために活用します。

皆さま、応援ありがとうございます。今日は、いただいた物件に関する「大切な話」を共有させてください。それは アスベスト(石綿)問題 についてです。アスベストは「避けるべき問題」ではなく    「向き合うべき課題」今回の物件にも、アスベストが使用されている可能性があります。しかし、私たちはこの事実を理由に すぐに候補から外すことはしません。なぜなら――①空き家問題を根本から解決するには 『アスベストとどう向き合うか』 が避けて通れないからです。現在、日本の空き家の多くは昭和の建物で、アスベストが含まれている可能性がある物件は非常に多い。社会的養護経験者が安心して暮らせる場所を増やすためには、これを無視して通ることはできません。まずは専門調査を実施します代表である私の経験上、アスベストは 「危険だから近づかないもの」ではなく、正しい調査と管理をすれば安全に活用できるものです。もちろん、調査の結果によっては活用が難しい可能性もあります。しかし、支エールは最初から恐れず、事実と向き合い、専門家と協力しながら判断していきます。透明性のある団体であるために支エールでは、以下を約束します・調査結果はすべて公開します・年1回の安全点検を実施します・若者の安全を最優先に、必要であれば解体も検討します誰よりも「安心」を求める若者が暮らす場所だからこそ、透明性は欠かせません。支エールが目指すのは「誰もが眠っていた場所に光を当てられる団体」アスベスト問題を正しく扱える団体であれば、北九州の空き家再生に大きな役割を果たせます。生前贈与・相続・空き家放置などで困っている建物が北九州には数多くあります。それらの中にも、「若者の再出発の場所」「居場所づくりの拠点」へと生まれ変われる可能性が必ずあります。今回の物件と向き合うことは、支エールがその役割を担えるかどうかの 最初の試金石 だと感じています。最後に若者が安心して「ただいま」と言える場所をつくるために、必要な課題から目をそらさず、一歩ずつ前に進んでいきます。引き続き、応援していただけると嬉しいです。


いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。支エール代表の田中です。今日は、支エールとして大きな一歩となる「はな広場」への参加前のご報告 をお届けします。はな広場とは?はな広場とは、社会的養護が必要な子どもたち・若者たちが「安心して過ごせる時間」をつくるための交流活動です。児童養護施設・自立援助ホーム・里親家庭など、さまざまな背景を持つ子どもたちが集まり、大人も混じって「ただ一緒に過ごす」ことが許される、とても大切な場所。家庭のような安心感と、地域のあたたかさの両方がある、希少な居場所です。なぜ支エールが 『はな広場』に行くのか支エールは、社会的養護経験者が「再出発できる居場所」 をつくることを目的に立ち上げました。しかし、居場所はただ建物を用意すればできるわけではありません。必要なのは、・どんな若者が来るのか・どんな悩みを抱えているのか・何に困っていて、何があれば前を向けるのかその『リアル』を現場で理解することです。はな広場には、児童養護施設や社会的養護を必要とする子どもたちが集まる大切な活動があります。だからこそ支エールは、その現場に足を運び、子どもたちが抱える〈生きづらさ〉を直接受け取る必要があります。はな広場で支エールが行うこと今回は『ご挨拶』と『観察』だけではありません。支エールの存在意義に直結する大事な活動です。①ケアサポーターとして参加することで、子どもたちの「本当の困りごと」を知る支援で最も大切なのは、本人たちが何に困り、どこに苦しみを抱えているかを正確に知ること。ここが間違えば、どれだけ立派な居場所を作っても届きません。②「どんな居場所が必要なのか」を直接見て、支エールの設計に反映させる・静かな部屋が必要なのか・気軽に話ができる大人が必要なのか・生活に困っているのか・学習や就労のサポートが必要なのかはな広場で見えるニーズは、支エールの居場所づくりにそのままつながります。③関係機関との連携づくりの第一歩はな広場のような地域の活動との信頼関係は、支エールの若者支援の〈土台〉となります。はな広場と出会うことで、支エールはどう変わるのか1. 居場所づくりの方向性が具体化する机上のプランではなく、『現場の声に基づいた支援』 ができる団体ここに近づく。2. 社会的養護の若者と直接つながり始めるいま支エールに必要なのは「支援を必要とする本人たちとの接点」はな広場がその入り口になります。3. 行政・地域・支援者との信頼が一気に高まるただ『名乗る団体』ではなく、実際に動いている団体 として認知され、若者支援の輪に入れるようになります。そして、支エールの未来へ ―今回の参加は、居場所づくりの「前哨戦」ではありません。これは支エールが本格的に動き出す《最初の実働》です。支援を必要とする子どもたちの声を聞き、そこで得た学びが、これから作る再出発のための居場所・拠点にも反映されます。最後にクラウドファンディングも残りわずかとなりましたが、支エールは確実に一歩ずつ前へ進んでいます。はな広場の参加を通して、支エールがどんな未来をつくれるのかその報告も、必ずお届けします。いつも支えてくださり、本当にありがとうございます。


今回、北九州市内で空き家の活用を考えている方から、「若者の居場所づくりに使えないか」と物件の紹介をいただきました。建物は築年数こそ経っていますが、しっかりした構造で、リノベーション次第では若者が安心して過ごせる居場所として再生できる可能性があります。■ 外観の印象落ち着いた住宅街にあり、大きすぎず小さすぎない、ちょうどいいサイズ感。以前は居住用として使われていた建物で、安心感のある佇まいでした。■ 中の様子と間取り物件は1階〜4階まであり、それぞれ違う活用が可能です。• 1階:事務所・地域の方が集まれるスペース• 2階:女性の居住スペース(プライバシーを守る設計)•  3階:食堂・くつろぎスペース・支援員の常駐•  4階:男性の居住スペース(安全確保のためロックキー設置)まだ実際の内見はこれからですが、思った以上に「活かせるポイント」が多い物件でした。■ この場所に込めたい思いこの空き家は、しばらくの間使われていなかった場所です。一時は取り壊しの話もあったと聞きました。しかし、再び光を当てることで「困った若者が安心して戻れる場所」に生まれ変われる。そんな可能性を強く感じています。■ これから内見後に、具体的なリノベーション費用や安全面の確認をした上で、活用できるか判断します。もちろん、これは『決定』ではなく、あくまで 可能性のひとつのご報告 です。支エールとしては、安全・安心・プライバシーを最優先に、若者たちが「ここでいい」と言える居場所づくりを進めていきます。


いつも応援いただき、本当にありがとうございます。本日は、いただいたご支援 5万円がどの部分に活かされているのかわかりやすく共有させていただきます。今回の5万円は、NPO設立費(当初30万円)の一部補填として計上し必要額が 30万円 → 25万円 に減りました。活動をスタートさせるための“土台の部分”が、みなさまのご支援で着実に前進しています。今後も、支援金がどのように使われたかをできる限り見える形でお伝えしていきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


いつも温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。本日は、厚生労働省などの公的資料をもとにした「社会的養護経験者の現状」を共有いたします。支エールの活動の必要性が、数字からもはっきりと見えてきます。① 社会的養護出身者は、同年代の18〜19倍の生活保護率(厚生労働省「社会的養護自立支援調査」)家庭に頼れず、住まい・収入・相談先が途切れやすいため、苦しくなっても支えが見つけられず、生活保護につながりやすい現状があります。② 退所後、1年以内に50%以上が離職(児童養護施設退所者調査)就職できても、・生活の安定・人間関係・相談相手・金銭管理の難しさなどから、継続が難しくなります。本人の努力不足ではなく 環境の問題 が大きいと指摘されています。③ 進学しても中退率が高い(1年以内に約15%、4年以内に28.6%)進学自体はできても、経済的不安・孤立・メンタル面の揺らぎなどから継続が難しいという課題があります。④ 退所児童の30.1%が障害を抱えている(知的障害がその63.4%)社会的養護出身者の約3人に1人が何らかの障害を抱えています。特性に気づかれないまま育つケースも多く、サポートが必要な状態のまま自立を迫られる状況があります。 数字で見えることこれらのデータが示しているのは、若者の「能力」ではなく、「環境」に問題があるということです。相談できる大人がいない住まいが不安定孤立継続支援の不足縦割り制度の狭間で落ちるこうした構造が、退所後の困難の大きな原因となっています。 支エールが目指すもの支エールでは、この“見えない壁”を取り除くために短期ステイ(緊急の住まい)生活・就労の伴走支援コミュニティとのつながり(麻雀教室など)自立に向けた出口支援これらをすべて一つの流れとして提供する新しいモデルを作っています。これは、既存の支援ではまだ実現されていない仕組みです。詳しいデータまとめはこちら(note に掲載した詳細はこちらからご覧いただけます) https://note.com/juicy_coot6235/n/n21e5d310d632今後とも応援よろしくお願いいたします皆さまからいただいたご支援は、若者たちの 【再スタートの土台】をつくるために大切に使用させていただきます。引き続き支エールの活動を見守っていただければ幸いです。


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