
こんばんは、リヴォルヴ学校教育研究所です。
これまでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
残すところクラファンも12日となりましたが引き続きの応援よろしくお願いします。
今回は、英単語ナビの開発にも参加した筑波大学の学生インターンMさんの活動レポートの紹介です。
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むすびつくばインターンを通して
2025年6月頃から2026年2月まで、むすびつくばライズ学園の教材作成インターンに参加させていただきました、筑波大学4年のM.Mです。インターンで学んだことを中心にご紹介できればと思います。
インターン参加の経緯
大学や他のアルバイト先で、発達障害のあるお子さんと関わってきました。その中でも、特に学習場面において、既存の教材に工夫を加えたり、そのお子さんに合わせた問題を作成したりすることで、より理解が進むという場面が多くありました。この経験から、発達障害のあるお子さんが取り組みやすいような教材作成に興味が生まれ、すでにライズ学園のインターンに参加していた友達から「ライズ学園では学習障害のあるお子さんを対象にした教材作成ができるよ!」と誘ってもらい、インターンに参加することになりました。
インターンでの業務
主に英語の教材作成の業務を行いました。英単語カレンダーは、他の先生方が中心となって作成された単語リストを見て単語を並べ替えたり、読み上げ動画の作成・確認を行ったりしました。回転英単語カードは、既存のカードを参考にして新しい単語カードを作成しました。英単語アプリは、構成される字がわかりやすくなるような単語の枠を作成しました。実際にアプリを使用して、不具合がないかの確認も行いました。そのほかにも、英語の並び替え問題の作成など、多くの業務に携わらせていただきました。
どれもやったことのない業務ばかりだったのですが、先生方がとても丁寧に教えてくださったおかげで、わからないことがない状態で教材作成に取り組むことができました。それぞれの教材の完成品を見たときは、自分も力の一部になれたんだ、と嬉しく思いました。
インターンで学んだこと
教材作成では、学習障害のあるお子さんにとってわかりやすい教材を作成するための方略について学ぶことができました。例えば、英単語カレンダーのアプリでは、文字の大小や大まかな形がわかるような枠を使用することで、お子さんが単語を想起させて、書きとりやすくなることがわかりました。
英単語カレンダー:https://www.rise-plus.net/eigo/eitangocalender
また、英単語の並び替えでは、音で関連させて覚えることで理解が進みやすくなることがわかりました。より多くのお子さんにとってわかりやすくなるように、方略を組み合わせつつも、情報量が多くなり過ぎないようにする塩梅がとても難しく、しかし工夫のし甲斐があると感じました。
さらに、本題とは少しずれるのですが、自身の英語の知識も向上したと思っています。これまでは、英語の単語を覚えるにはとにかく暗記をしてきたのですが、音と単語の意味に着目することで、複数の単語を関連させて自然に覚えられるようになったと感じています。
また、教材作成以外では、小野村先生が外で発表する際に使用される、読み書き困難についての動画を確認する業務が印象に残っています。 内容としては、先生が、ご自身の経験などをふまえて読み書き困難について説明される動画でした。読み書き困難について、実践に近い形で学ぶことができ、お子さんから教材がどう見えているのか、どのように伝えるとより理解が深まるのか、ということについて知ることができました。教科書で障害について学ぶだけではなく、実際にお子さんと関わってみて、それぞれのお子さんの特性を知り、その特性を他の人にもわかりやすく伝えるにはどうすればいいのかを考える必要があると感じました。
保護者・支援者向け教材:https://www.rise-plus.net/support
業務とは離れた話になってしまうのですが、ライズ学園のオープンスクールにも参加させていただきました。地域の学校や施設などから、ライズ学園の取り組みに興味を持った方が多く集まり、ライズ学園の先生方のお話を聞かれていました。感想を共有する際に、学習障害のあるお子さんや不登校のお子さんに関わっている方の意見、実体験を伺うことができ、特性があるお子さんのために、彼らを取り巻く環境をよりよいものにしたい、と考えている方が、この地域だけでもこんなにも多くいるんだ、ととても驚きました。
インターンでの経験をふまえて
インターンでは、他の場所では感じられなかったであろう学びを多く得ることができました。 特に、実際にそれぞれの方と関わって特性を知ること、教科書で学んだ知識と実際に知った特性の情報の両方を活かして支援を行うことは、今後たくさんの方と関わっていくうえで重要な学びだったと思っています。 4月からの就職先は、対象がお子さんではなく、主に障害のある大人の方への雇用支援を行うところなのですが、そこでも、障害のある方によりよい生活を送ってほしいと思っている仲間と一緒に、支援を行っていきたいと思います。
英単語ナビについて
私も制作に携わらせていただいた英単語ナビのアプリのおためし公開版がGoogle Play Store からリリースされ、ダウンロードできるようになりました。
英単語ナビアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.iyomirevolve.enavi&hl=en-US
自由に検索した単語から、発音が関連している単語を一覧で見られるような形になっており、丸暗記ではなく、音でのつながりを感じて自然に覚えることができるような教材となっています。クラウドファンディングも実施していますので、よろしければご協力の程よろしくお願いいたします。
英単語ナビ クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/902505/view
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【スタッフからのコメント】
Mさんの速くて正確な仕事ぶりには、いつも感心させられていました。多種多様な業務をお願いしていましたが、どんな仕事も期待以上に仕上げてくれました。
学習支援のアルバイトでの経験を活かし、「プリントのレイアウトはこの方が見やすいのでは」「こどもの特性に合わせて選択肢を設けた方がいいのでは」といった具体的な提案をしてくれたことも、印象に残っています。
多様な子どもたちに配慮した「ライズぷらす」の教材づくりの一端を、確実に担ってくれたこと、感謝しています。新天地でのさらなるご活躍をお祈りしています。



