『それでも奏でている我が人生』癌と闘う多田誠司のドキュメンタリー映画を作成したい

日本を代表するJAZZ Sax奏者の多田誠司は、下咽頭癌ステージ4と診断され、11月で37年の演奏活動を終える。咽頭切除後、楽器は吹けず話せなくなる。しかし、楽器を置くことは別れではない。生にかけた思い、これからをどう生きるのか。そのドキュメンタリー映画を作りたい。2026年5月完成予定。

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目標金額は4,000,000円

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支援者数827

日本を代表するJAZZ Sax奏者の多田誠司は、下咽頭癌ステージ4と診断され、11月で37年の演奏活動を終える。咽頭切除後、楽器は吹けず話せなくなる。しかし、楽器を置くことは別れではない。生にかけた思い、これからをどう生きるのか。そのドキュメンタリー映画を作りたい。2026年5月完成予定。

ドキュメンタリー映画の撮影許可をいただきたく、高松にある老舗のジャズ喫茶UP TOWNへ行ってまいりました。

多田さんにお店の紹介文をお願いしたところ、マスターとの思い出が溢れて超大作になった模様♬

多田さんの原点にも触れる内容です。

是非お読みください。

【アップタウンについて】

アップタウンというジャズ喫茶が高松にオープンしたのは確か1982年ごろだっただろうか?当時もうジャズ喫茶という文化は下火になっていて、高松にはもう無かったように記憶する。そんな時代に、まるで時代に逆行するかのような硬派なジャズ喫茶が誕生した。ちょうど僕が大学を卒業して、プロになるのを諦め地元で就職するタイミングと重なった。


マスターは高松出身で、東京のジャズ喫茶でお皿を回す係、今風に言うとDJをやっていた人で、ジャズに関しては一家言どころか百家言くらいありそうな、いかにもな風貌の人。地元に帰ったのを契機にジャズ喫茶をオープンしたのだった。


最初に訪れたのがいつだったか、もはや覚えていないのだが、大音量でジャズが流れて珈琲豆が自家焙煎でおしゃべりすると怒られる、という典型的なジャズ喫茶の趣がたまらなく好きになり、足繁く通うようになった。頑固マスターは、僕がサックスを吹くと知ると、サックスばかり、それも普段聞かないようなマニアックなものばかりかけてくれて、非常に勉強になったものだ。


その店では月に一度のペースで関西や東京からミュージシャンを呼んでライブを開催していた。ほぼ全てのライブを聴きに行ったのだが、その時にマスターが、僕がシットイン(いわゆる飛び入り)できるように話をつけてくれて、アンコールとかで何曲か一緒にやらせてもらえたのだった。


一流のプロとの共演など、高松にいてはほぼ叶わないこと。そんな貴重なチャンスをいただけて感謝しかない。そこで得た経験は計り知れず、僕は徐々に自信をつけ、東京に行きたい!と言う思いが強くなっていった。学生時代に思い描いたプロになると言う夢を一度は諦めて高松に帰った僕だが、一流のプロとの共演で得た自信がまた僕の夢に火をつけたのだ。アップタウンがなかったらそう思うこともなかっただろうに…


僕の上京が決まった時は、餞別としてレコードを何枚もカセットにダビングしてくれて、それはその後の僕の宝物となった。頑固だけど実は優しいマスターなのだ!


上京してから何度かアップタウンでライブをやらせていただいたが、最初はきびしい評価だったマスターも、徐々に認めてくれるようになった。最も厳しい批評家に褒められるのは最高の気分!!続けてきてよかった!

近いうちに撮影でお邪魔します。

その時はよろしくね。

頑固マスター、いつまでも店を続けてね!

多田誠司

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