【熊鍋の缶詰】森と人、熊と共存する未来を食卓から

岐阜のジビエ専門店が熊の命を余すことなく活かす熊肉缶詰を開発。食べることで森と人の未来を守る新しい循環を広げたい。

現在の支援総額

65,700

13%

目標金額は500,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

71

【熊鍋の缶詰】森と人、熊と共存する未来を食卓から

現在の支援総額

65,700

13%達成

あと 71

目標金額500,000

支援者数9

岐阜のジビエ専門店が熊の命を余すことなく活かす熊肉缶詰を開発。食べることで森と人の未来を守る新しい循環を広げたい。

このプロジェクトについて

はじめまして、株式会社ひょうたん姉妹の代表をしております三宅未紗と妹の智子です。私たちは岐阜で長年、居酒屋割烹「お遊食おせん」を運営し、食卓を通じて地域の食材、特にジビエや里山の恵みとその美味しさをお客様にお届けしてきました。

今回、私たちが挑戦するのは、実は食べると美味しい熊肉で【熊鍋の缶詰】の製造販売です。ただ新しい商品を作るだけではありません。これは『食べることで森を守る』という想いから生まれたプロジェクトです。


なぜ今このプロジェクトが必要なのか

近年、熊の里出没や駆除が深刻な問題となっています。森のバランスと地域の暮らしが脅かされている現状を目の当たりにし、私たちは何かできることはないかと考えてきました。

現実として、駆除された熊の多くは廃棄されてしまい、貴重な命が無駄になっています。一方で、駆除一辺倒では根本的な解決にはならず、森の生態系も地域経済も持続可能とは言えません。


プロジェクトが目指す未来

私たちが目指すのは、熊と人が共に生きることができる社会です。駆除された熊を美味しく食べることで、その命を無駄にせず循環させる。そして利益の一部を猟師さんや山を守る活動に還元することで、持続的な生態系管理と地域経済を両立させたいのです。

ツキノワグマは、古くから“山の恵みの最高峰”として扱われてきた希少な高級食材です。

赤身は旨味が濃く、脂は驚くほど甘くて香り高い。

豚や鹿とも違う、力強さと繊細さを併せもつ特別な味わいです。

特に脂は雪のように白く、口に入れた瞬間にとろける極上の質感を生みます。一度味わうと「これぞ山の味」と感じる、まさに唯一無二の食材です。

しかしながら、ツキノワグマは一般的な家畜や他のジビエとも異なり、安全な食用加工には専門的な処理と厳しい衛生基準を持たさなければなりません。

猟師さんの熟練の技が不可欠のとても貴重なお肉、高級な食材なのです。

熊鍋用の熊肉スライス


私たちについて

2005年に創業、その後岐阜ならではの料理が味わえる『お遊食おせん』をオープン。2011年に法人化し株式会社ひょうたん姉妹として、岐阜の自然豊かな食材を扱い続けてきました。

「お遊食おせん」は、岐阜の食と里山の恵みを大切にしながら、

“廃棄されるいのちを、地域のご馳走へ” 変える取り組みを続けている料理人チームです。

その味わいは全国的にも評価され、おせんのぼたん鍋は「岐阜のご当地鍋1位」にも選ばれました。

通販事業「いのちのご馳走.com」では、

2022年にジビエ専用の加工場、急速冷凍機、自社缶詰工場も整備し、

山の恵みを安全・安心・おいしさを全国へ届けています。


私たちの強みは、地元猟師や生産者との長年にわたる信頼関係です。『いのちのご馳走』をテーマに、ジビエ料理の通販事業も全国展開し、地域の食文化を発信し続けています。



これまでの取り組み

私たち「お遊食おせん」では、これまでも

ジビエや里山食材を「廃棄される命」から「地域の恵み」へと変える取り組みを続けてきました。

岐阜県内で増加する野生鳥獣(主に鹿やイノシシ)の捕獲個体を、

地元猟師さんと連携して 適切に処理・調理し、価値ある食として生かす仕組み を築いてきました。
自家製お味噌のぼたん鍋 極上=猪の脂身と赤身の両方を一番美味しく味わえる特選ロース肉

通販事業 『いのちのご馳走.com』 では、

山で生きたいのちを、安心して全国の食卓に届けるために、


ジビエ専用の加工場

・旨みを逃さず鮮度を保つ 急速冷凍技術

・長く保存しながらおいしさを損なわない 自社の缶詰工場

を新設。


こうして、処理、保存、調理、発送までを一貫して行うことで、

「美味しい」と「安心」を両立した、「ジビエを日常の食卓へ届ける仕組み」を整え、

全国のご家庭に岐阜の山の恵みを届けてきました。

また、売上の一部を活用して

福島の東日本大震災復興支援食事会や地域交流会の開催にも取り組み、

「食を通して、人と土地を支える循環」を実践してきました。

スパリゾートハワイアンズにてこぶしの木の記念植樹の様子

この活動により、

○捕獲されながら廃棄されていたいのちの削減

○猟師さんへの正当な対価還元

○地域内での食と経済の循環の再生

○地域の自然と向き合う意識の啓発

につながっています。


今回の熊鍋缶詰プロジェクトを通じ、

“食べることで森を守る仕組み” をさらに広げていきます。


「食べることが、森を守ることにつながる」

岐阜から始まるこの循環を、全国へ世界へ皆さまと一緒に育てていきたいと考えています。

ツキノワグマと天然きのこの熊鍋鹿肉ステーキ缶詰
熊鍋缶詰の特徴

今回開発する熊鍋缶詰は、有害駆除される熊肉を無駄にせず美味しく味わっていただけるよう、熊肉の旨みを引き立たせた特別な調理法と味付けにこだわります。缶詰にすることで保存性を高め、貴重な熊肉を全国どこででも熊の味、いのちのご馳走を楽しんでいただけます。

この商品を通じて、熊と人の衝突・駆除の抑制、里山資源の循環、地域ブランドの強化と持続可能な観光・飲食の推進を実現したいと考えています。


リターンについて

ご支援いただいた皆様には、完成した熊鍋の缶詰をはじめ、様々なリターンをご用意しております。単なる商品購入ではなく、森を守る活動へのご参加として、意義ある食体験をお届けいたします。


ご支援金について

いただいたご支援金の使い道は以下の通りです。


・熊肉の仕入れ・下処理コスト

・缶詰の製造・パッケージ費用

・リターン品に関わる送料・材料費

・CAMPFIRE手数料

・森を守る活動への還元 植林などの活動経費


森を守る具体的内容について

ツキノワグマが人里におりてくる背景には、“山が弱っている” 現実があります。

かつての里山は、下草が刈られ、光が入り、クマが森の奥で生きられる環境がありました。

しかし今は、人の手が山から離れ、獣道は荒れ、実りが減り、

クマは居場所を失いつつあります。


だから私たちは、「食べることで山を守る」循環 をつくります。


猟師さんの山林保全チームとチームおせんで、

山に光を戻すための活動を行います。


   •    下草刈り

    •    獣道の整備

    •    間伐

    •    植樹(必要な場所に必要な種を)


これは「植えて終わり」ではなく、

山が再び呼吸できる状態に育てるプロジェクトです。


皆さまからのご支援の一部は、山林を守るための保全活動費として大切に活用させていただきます。

食べることが、森と命の未来につながる。私たちはその循環を、ここから始めます。



スケジュールについて

製造体制の整備と衛生管理体制の構築を経て、来年春頃の商品完成を予定しております。その後、順次リターンの発送を行い、継続的な販売体制を整えてまいります。


最後に

熊のいのちを無駄にせず循環させ、美味しく食べることが森を守ることにつながる。この概念を多くの方に知っていただき、人と自然が共に生きる未来を一緒に作っていきたいのです。


皆様のご支援が、熊と人の共存、そして持続可能な地域社会の実現への大きな一歩となります。どうぞ温かいご支援をお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • ・熊肉の仕入れ ・下処理コスト ・缶詰の製造・パッケージ費用 ・リターン品に関わる送料 ・猟師支援や山を守る活動への還元 ※皆さまからのご支援の一部は、山林を守るための保全活動費として大切に活用させていただきます。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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