
DF66システムのコンセプトをお伝えしておりませんでしたのでご説明いたします。
DF66システムのコンセプトは単なる小型天体望遠鏡ではなく、PENTAX 125SDPをデジタル時代に再現する、という壮大なものです。
125SDPは現代のデジタル撮影にも対応する高度な光学性能を実現しておりましたが、あくまでも6x7判フィルムの大画面で撮影することを目的とした写真撮影用望遠鏡でした。
しかしデジタルカメラ全盛となった現代はフルサイズカメラが主流で、その画面サイズは6x7判のちょうど1/2です。つまり焦点距離800mmの125SDPと同じ写真をフルサイズで撮影できる焦点距離が400mmなのです。(有効径は125の1/2より少し大きな66mmとしました。)
そして、眼視性能を極限まで高められる対物レンズとして2枚玉フローライトアポクロマートを採用できたのも、焦点距離400mmというダウンサイジングの大きな恩恵です。
有効径125mm焦点距離800mmになると2枚玉では収差が大きくなるため、125SDPでは4枚構成を採用していますが、焦点距離400mmでは2枚玉でも良好な収差補正が可能になります。
また、誤差要因に関しても2枚玉が4枚より有利であることはプロジェクト本文でも触れているとおりです。
6.6cmで眼視?と思われる方も多いかもしれませんが、ぜひ200倍以上の超過剰倍率で月や惑星をご覧ください。決して小口径と侮れないことに驚かれると思います。
125SDPの再現はDF66対物レンズとFF1x補正レンズで実現できましたが、そこにHF0.7x補正レンズによって280mmF4.2というバリエーションが加わりました。つまりPENTAX 100SDUFに匹敵する写真撮影用望遠鏡が、補正レンズを追加するだけで実現できるということです。
DF66システムで、125ならぬ132SDPと132SDUFの両刀使いをぜひお試しください。
以下にAPS-Cカメラでの撮影に相当する画像を掲載いたします。DF66システムは645デジタルで広画角を狙うばかりでなく、拡大した撮影も楽しめます。
ここに掲載した画像は、かつてPENTAX 125SDPで撮影した画像に近いイメージと思いますので、125SDPの再現というコンセプトの一旦もご理解いただけることと思います。
アンドロメダ大星雲M31 DF66+FF1x (645デジタル画像をAPS-C相当にトリミング)
カリフォルニア星雲 DF66+HF0.7x (645デジタル画像をAPS-C相当にトリミング)



