【クラファン進捗報告|裏話①】酷暑が続いておりますが、皆様お元気でしょうか?定期的に活動報告を通じて、絵本の裏話をお伝えしていきたいと思います。今回は、「和食」から「カレーライス」へ。ストーリーを大きく変更した理由をお話ししたいと思います。***今回の絵本は、当初「和食」をテーマに制作を進めていました。しかし、監修をお願いしている別府先生との打ち合わせの中で、大きな転機が訪れます。先生は、ご自身の幼少期を振り返り、「もし子どもの頃の自分が“和食”がテーマの絵本を読んでいたら、おそらく途中で閉じてしまっていたと思います」と話してくださいました。別府先生も幼い頃は偏食気味で、好きなものしか食べられなかったそうです。そこで先生からご提案いただいたのが、「ほとんどの子どもが大好きなカレーライスを題材にしてはどうか」というアイデアでした。そのお話を聞いて、私たちは大切なことに気づきました。食育は、「これは体にいいから食べよう」と教え込むものではなく、子ども自身が「食べてみたい!」「知りたい!」と自然に興味を持ち、自ら選びたくなるきっかけをつくることが、本当の食育なのではないか。この新しい視点に、制作メンバー全員が深く共感しました。一方で、この決断は決して簡単なものではありませんでした。数か月かけて考え、積み上げてきた原作を一から見直すということは、再び数か月かけてストーリーを練り直す可能性があることを意味します。当然、完成や発送がさらに遅れることへの不安もありました。それでも、私たちは自分たちの「作りたい絵本」を優先するのではなく、監修の先生をはじめ、多くの方々のご意見に真摯に耳を傾けることを選びました。子どもたちにとって食育がもっと身近になり、「食べることって楽しい!」と感じながら、自然と生活の中に取り入れる。そんな一冊でなければ、この絵本を制作する意味はない。その想いから、遅延も覚悟のうえで、当初の和食のストーリーを思い切って見直し、ゼロからカレーライスを題材にした食育絵本として再スタートすることを決断しました。完成までお時間をいただくことになりましたが、この決断が、子どもたちの未来につながる、本当に価値のある一冊になると信じて制作を進めています。引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです。制作チーム一同





