老犬・老猫が最期まで穏やかに暮らせる場所を守りたい。

老齢や病気を理由に、保健所でも譲渡が難しくなってしまう犬や猫たち。

安心して余生を過ごす場所がなく、静かに行き場を失ってしまう子も少なくありません。

私たち NPO法人動物愛護団体エターナル・ホーム（広島市） は、

「どんな命も、最期まであたたかい場所で」という願いのもと、

老犬・老猫の“終の棲家”を守り続けています。

この終の棲家を継続して運営していくためには、どうしても一定の費用がかかり、

とくに老犬・老猫や病気を抱えた子たちは医療費・療養食などの負担が大きくなります。

そのため今回、未来の命を守り続けるために、再びクラウドファンディングに取り組むことを決めました。

どうか――

この子たちの穏やかな暮らしを「一緒に」支えていただけませんか。

あなたが加わってくださることで、守れる命と、届けられるあたたかい時間が、確かに広がっていきます。

私たちについて

エターナル・ホームは、行き場を失ってしまった老犬・老猫たちをそっと迎え入れ、

医療ケアや介護、そして毎日の見守りを続けている広島の動物愛護団体です。

これまでにも、たくさんの高齢の子たちがここへたどり着き、

安心できる場所で、穏やかに最期の時間を迎えられるよう寄り添ってきました。

・広島動物愛護センターからの受け入れを中心に活動しています。

・獣医師さんや動物看護師さんと連携し、その子に合った医療を続けています。

・特に、年齢や病気が理由で “もう譲渡が難しい” とされてしまった子たちを大切にケアしています。

「どの子も、最期まで穏やかに暮らす場所をもつことができるように」——

そんな思いを胸に、ひとつひとつの命と向き合いながら、日々の活動を続けています。

プロジェクト立ち上げの背景

今まさに、経済的不安や飼い主の高齢化により、大切な愛犬・愛猫を手放さざるを得ない方が増えています。特に深刻なのは、高齢となったペットたちの受け入れ先がほとんどないことです。

報道では【殺処分ゼロ】が達成されたと伝えられていますが、実際には「譲渡が難しい」「助かる見込みがない」と判断された動物たちの処分は今も続いています。その多くが老犬・老猫、病気の犬猫です。

残念ながら、愛犬・愛猫たちは人間のように国や行政から支援を受けることはできません。だからこそ、私たちNPO法人の小さな力が、命をつなぐ最後の砦となっています。

なぜ今、このプロジェクトが必要なのか

ここ数年で、老犬・老猫を取り巻く環境は大きく変わってきました。

飼い主さんの高齢化や生活の変化、そして病気や介護による負担の増加…。その結果、年を重ねた子たちの“受け皿”が不足し、行き場を失うケースが急速に増えています。

特に、高齢や病気を抱えている子は、譲渡先が見つかりにくく、「最期をどこで過ごすのか」という不安を抱えたまま時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。

だからこそ、私たちが受け入れなければ、その子たちに残された選択肢はほとんどないのです。

とはいえ、医療費や介護用品、療養食、衛生用品など、高齢の子ほど必要となるものは多く、費用負担は年々大きくなっています。

今回のプロジェクトは、そんな老犬・老猫たちの「今日」と「明日」を守るためのものです。温かいご支援があって初めて、安心できる環境や必要な医療を継続して届けることができます。

どうか一緒に、この子たちの穏やかな暮らしを支える仲間になっていただけたら嬉しいです。

なぜ、皆さまのお力が必要なのか

私たちが向き合っているのは、年を重ねたり病気を抱えたりしたことで

行き場を失ってしまった犬や猫たちです。

高齢の子や病気の子ほど、どうしてもケアに時間も手間も費用も必要になります。

療養食や介護用品、投薬、定期的な通院…。

元気な頃とは比べものにならないほど、細やかなケアが欠かせません。

「最後まで安心して過ごしてほしい」

その思いだけで、私たちは日々のお世話を続けていますが、

医療費や食費、施設の維持費などは年々増え続け、

団体だけの力では追いつかない場面も増えてきました。

そんな時に支えとなるのが、皆さまの応援です。

あなたのご支援は、

痛みを和らげる治療に変わり、

眠れる夜をつくるあたたかい寝床になり、

「もうひと頑張り」できる力そのものになります。

助けを必要としている子たちは、待つ時間が限られています。

だからこそ、皆さまと一緒にこの子たちの“今”を支えていけたらと思っています。

小さな力でも、一緒になれば大きな安心に変えられます。

どうか、この輪に加わっていただけたら嬉しいです。

リターンについて

私たちNPO法人は、老犬や老猫たちの命を守るために活動しています。

いただいたご支援は、できる限り直接わんちゃん・ねこちゃんの

医療や暮らしに使わせていただきたいと思っています。そのため、

物品などのリターンはご用意しておりません。

ご支援くださった方には、心を込めた感謝のメールをお送りいたします。

皆さまの温かいお気持ちが、そのまま動物たちの安心につながります。

どうか見守り、応援していただけると嬉しいです。

皆様から頂いた寄付金は団体の活動資金として大切に使わせて頂きます。

エターナル・ホームの寄付金規約はホームページに掲載していますので、ご覧ください。

寄付金規約

・寄付金控除について

　エターナル・ホームは認証NPO法人です。

　・個人の方の寄付：寄付控除はありません。

　・法人からの寄付：損金算入が可能です。

　※なお、法人における損金算入できる金額には、他の認定NPO法人などへの

寄付金も含まれますのでご注意ください。詳しい内容については、

最寄りの税務署や国税庁のWEBサイトでご確認ください。

エターナル・ホームのワンちゃん・ネコちゃん

シャオ君と希ちゃんをご紹介します。

シャオ君

13歳のスコティッシュ・フォールドの男の子、シャオ君。

これまで何度も死線を乗り越え、生きることをあきらめていません。

体重は元気だった頃の半分ほどになり、お薬や点滴が欠かせませんが、

体調の良い日には自分でご飯を食べ、のんびりと過ごしています。

そして、そんな日には「ゴロゴロ」と甘える姿を見せてくれます。

懸命に生きようとするシャオ君の姿に、私たちはいつも勇気をもらっています。

これからも、獣医さんと連携しながら、シャオ君が穏やかで健やかに過ごせるよう、

スタッフ一同で大切にお世話してまいります

希（まれ）ちゃん

2025年8月に、希ちゃんがエターナル・ホームの仲間入りをしました。

約10年間、苦労の多い犬生を歩んできた希ちゃんですが、

それでも人間を信じる心を失っていません。知らない人は少し苦手ですが、

スタッフとは少しずつ心を通わせようとしています。

どんな境遇を経てもなお、人を信じ続ける希ちゃんの姿に、

私たちは深い尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

これからは、もう二度と悲しい思いをすることがないように。

希ちゃんが穏やかで健やかに過ごせるよう、スタッフ一同で大切にお世話してまいります。

最後に──あなたの支援が命をつなぎます

老いて、病気を抱え、家族から離れても、人を信じて甘えてくれる子たちがいます。その“残された時間”は長くありません。だからこそ、今この瞬間の安心や温かさが、彼らにとってすべてです。

あなたの支援が、「誰にも見捨てられず、最後まで愛される」という未来をつくります。

どうか、老犬・老猫たちの命を守るため、あたたかいご協力をお願いいたします。