今回のプロジェクトを進める中で、ふと、2年前の出来事を思い出しました。熊本で女性防災リーダー育成に取り組む「Rin」の皆さんが、宮城を視察に来てくださったときのことです。視察2日目は、私がバスに同乗させていただき、登米市の とめ女性支援センター やインキュベーション施設 コンテナおおあみ など、女性たちが地域で活動している拠点をご案内しました。震災後に生まれた取り組みのひとつ、アクリルたわし 「編んだもんだら」。海の生き物の形をした小さな作品ですが、手仕事を通して女性たちがつながり、生きがいや仕事を生み出してきた活動でもあります。制作や販売に関わるメンバーとも交流していただき、コミュニティカフェで昼食をご一緒しました。その日の「はっと汁」は、体も心もほっと温まる、やさしい味でした。午後は、南三陸町の 上山八幡宮 を訪れ、工藤真弓さんのお話を伺いました。復興の過程で、たくさんの話し合いの場をつくり、一人ひとりの声を大切にしながら地域の未来を考えてこられたお話は、とても印象に残っています。祈念公園では、防災庁舎の遺構についてのガイダンスもあり、震災の記憶をどう次の世代へ伝えていくのか、改めて考える時間にもなりました。当時は、登米で活動する私と、南三陸で活動する真弓さん。それぞれの地域で、それぞれの形で復興や地域づくりに関わっていました。でも今は、こうして 同じプロジェクトに取り組む仲間 になっています。振り返ってみると、あの時の出会いや交流も、いまにつながる 大切なご縁だったのだな と感じます。地域と地域がつながり、人と人の想いが重なって、新しい取り組みが生まれていく。そんなご縁を大切にしながら、このプロジェクトも進めていきたいと思っています。※当時の様子は、くまもと女性防災リーダー育成プロジェクトRinさまのInstagramで紹介していただいています。@rin.kumamoto.musep良かったら、ご覧ください。




