注目のリターン
こんにちは!
認定NPO法人アクセスの理事長・野田さよです。忙しい日々の中で、時間をとってこのページを訪れて下さってありがとうございます。私たちがこのクラファンに込めた想いを、どうかご一読ください。


私が初めてフィリピンを訪れたのは今から23年前。厳しい貧困の現実を突きつけられたと同時に、人々のあたたかさに魅了され、以来ずっと、フィリピンの人々とともに、貧困や人権侵害の痛みを軽減する活動を続けています。
モノやお金を配るだけではなく、貧困や人権侵害に苦しむ人たちの「生きる力・変える力」を伸ばすこと。当事者の人たちと、現状を変えたいと願う日本の人たちをつなぎ、協働して乗り越えていけるようにすることが、私の仕事です。
アクセスは37年続く活動を通して、のべ5,000人の人々と関わってきました。かつて教育支援を届けた子どもたちや、スタディツアーの元参加者たちの活躍を見聞きするようになり、アクセスの活動の意義を実感しています。
その一方で、アクセスの財務状態は過去最悪の状態にあり、深刻な資金不足に陥っています。この状況を乗り越えるため、2025年度には活動の3本柱の1つだったフェアトレード事業を終了する苦渋の決断をしました。2026年度には財務構造改革を行い収益の増加を図ろうとしていますが、運転資金が足りず、このままいけば2026年5月には資金不足による経営破綻の可能性が高くなっています。
皆さんとともに創ってきたアクセスの活動は、間違いなく、続ける意義があるものと確信しています。その活動を続けるためには、次の3つの課題を克服しなければなりません。

改革をやり切り、活動を未来につなげたい。
そんな想いで、このクラウドファンディングを立ち上げました。
実はアクセスの経営はこの10年間、綱渡りの状態が続いてきました。それまでいただいていた大口寄付が減少し、3年継続の助成金が終了したことにより、赤字が構造化したのです。
さらに、2020年にはコロナ禍でスタディツアーが中止となり、収入が激減しました。その際は、存続募金に多くの方がご協力くださったおかげで、何とか生き延びることができました。
そして2023年には、経営状態の改善のために理事長の「右腕」となる新職員を採用し、タスクの分業・支援者拡大キャンペーン・経営分析などさまざまな努力を積み重ねました。

努力家で根性もある新職員の頑張りと、その他スタッフの支えのおかげで、2024年度には、改善策に取り組む前の2022年度と比べて、年間収入を480万円増やすことができました。(内訳:サポーター費収入80万円、スタディツアー収入400万円)
しかしその一方で、経費総額も2022年度から408万円増加しました。職員増員による人件費の増加およびスタディツアー経費の増加を上回る収入は得られたものの、円安と物価高騰によるフィリピンでの活動費全般の増加もあって、年400万円の赤字構造を克服するには至りませんでした。
このため、2023年度以降は年度途中で事業運営資金が足りない時期が何度か発生し、私を含めた複数の理事から最大380万円の借入をすることで、ギリギリ資金繰りをしている状況が続いています。
今、【抜本的な構造改革】に取り組まなければ、年400万円の赤字体質が続き、借入金返済も難しい状態に追い込まれ、いずれ倒産することは必至です。
この危機をどう乗り越えていけばよいかを職員たちと話し合う中で、大きな気づきがありました。それは、「私は想いと情熱だけを頼りに走ってきて、経営や財務から目を逸らしてきたのだ」ということです。そんな自分の弱さを受け入れられず、「私には無理!もうやめたい」という気持ちに襲われたこともありました。
でもその度に、フィリピンで出会った人々のことを思い出します。ゴミの中からまだ食べられる残飯を拾ってきて生き延びる子どもたち。きょうだいのために進学を諦めたお姉ちゃんやお兄ちゃん。笑顔の裏で、多くの子どもとその家族が、貧困ゆえの痛みや苦しみを抱えています。
今アクセスが歩みを止めてしまったら、年320人のそうした子どもたちが教育の機会を失うことになります。また、年200人に届けてきた「貧困削減のために行動する若者の育成活動」も途絶えてしまいます。
そう思うと、やっぱりまだアクセスを終わらせるわけにはいきません。私自身も経営を学び、全力でアクセスの改革・再建に取り組むしかない。そう、覚悟を決めました。
アクセスは37年の歴史の中で、5,000人以上の人々の人生に関わってきました。

かつて奨学生だった子から「安定した仕事に就き、今では家族を支えられるようになりました!」とうれしい報告が届くようになりました。元スタディツアー参加者の中からは国連職員やNGO起業家が誕生し、サポーターとして継続的に支援をしてくださっている方は数百名にものぼります。

活動を通じて私たちが実現してきたのは、貧困や人権侵害に苦しむ人たちが必要とするモノやサービスを届けることだけではありません。
一人ひとりの中に眠る「生きる力・変える力」を伸ばし、国境を越えて協働する人たちを増やしてきました。同時に、フィリピンの貧困がグローバル経済の構造の中で生み出されていること、私たちもその一端を担っていることを伝え、そうした構造を変えるために「自分に何ができるのか?」を考えようとしてきました。
決して大規模ではありませんが、関わった人たちの価値観を、人生を、確実に変えてきました。そしてその人たちが今、それぞれの場所で苦しんでいる人を支え、社会課題の解決に取り組んでいるのです。
こうした活動を誇りに思い、続ける価値があると確信しているからこそ、今、抜本的な構造改革に取り組みたいと思っています。
「生きる力を伸ばす場」としてのアクセスを守るために、今、次の3つに取り組む必要があります。

1.クラウドファンディング
2026年度の運転資金不足を解消し、構造改革を行う時間を作るために、クラファンで450万円の資金を募ります。
2.財務構造改革
並行して、赤字を生み出してきた【財務構造】を抜本的に変える必要があります。

▼構造改革ステップ1
フェアトレード事業を2026年3月末で終了します。
フィリピン産のメッセージカードやココナッツ殻雑貨は、品質を高く評価いただいてきました。しかし、材料費の高騰や円安、販路拡大の難しさを考慮すると黒字化が難しく、新たな商品ラインナップの開発も難しい体制のため、やむなく25年度末で終了することを決めました。日本とフィリピンでの人員削減を伴うこの改革により、損益が70万円改善します。
▼構造改革ステップ2
アクセスの強みである「スタディツアー事業」の拡大による、収入の最大化に取り組みます。

既に、参加してみたいという方々との企画会議を開始するとともに、親子向けツアー調査のため他団体の親子向けプログラムへの参加も5月に予定しています。業務の増大も見込まれるため、ツアー時のみ働いてもらう臨時スタッフの登録制度も構築します。これにより、2年間で205万円の増益を実現します。
▼構造改革ステップ3
並行して、マンスリー・サポーター募集にも力を入れて取り組みます。ツアー参加時にサポーターになっていただく制度設計にするとともに、年1回は広くサポーターを募集するキャンペーンを実施。2027年度には、2025年度比で149万円の増収を見込みます。
これらの改革を2年計画で実行する事で、2027年度には2025年度予算と比べて、424万円の増益となる見込みで、2028年度以降には黒字化を達成できる見通しです。
3.理事会改革
赤字構造が長く続いてきてしまったこと、フェアトレード事業終了に伴い生産者さんや担当職員2人に大きな痛みを強いることになったことの最大の要因は、私をはじめとする理事会メンバーの「チームとしての経営能力の限界」です。
各理事が力を尽くしてきたことは間違いありません。でも今ふりかえってみれば、危機を見通す力や、解決策をとことん議論する場づくりが不足していました。そんな事態を、「なんとかなるだろう」という楽観論で乗り切ろうとしてきてしまった結果、抜本的な改革を先送りしてしまう理事会になっていたのだと思います。
2026年度には、リスク管理や中長期の計画づくりに知見を持つ方や、私の楽観主義に適切な歯止めをかけられる方を新理事として迎え、より現実的でタイムリーな経営判断ができる理事会へと進化させます。
私がアクセスの存続を願うのは、組織を延命したいからではありません。貧困や人権侵害をなくしたい、そのためには、生きる力を伸ばす活動が必要だと思うからです。
この大改革にかける私たちの想いに共感していただけたなら、皆さんにとって無理のない範囲で、アクセスと末永く関わっていきたいと思えるような関わり方で、どうかこのクラファンを応援してください。
認定NPO法人アクセス 理事長 
資金の使途

※上記のようにご寄付は新規スタディツアー開発・運営費、およびその他事業運営費に充てさせていただきます。
リターンについて
✔ 全コース共通リターン
・理事長からお礼のメッセージ
・寄付控除に使える領収書(希望者のみ)
・HPへお名前掲載(希望者のみ)
✔ コース別リターン

スケジュール(予定)

海外在住の皆さまへ
海外にお住いの方については、CAMPFIREの仕様により、本クラファンサイトを通じたご支援ができません。ご支援いただける場合は、下記リンク先のアクセス公式サイトから、ご寄付をお願いいたします。(クレジットカードまたは銀行口座へのお振込)
賛同人の皆さま
2025年12月に開催した「理事長・野田さよの想いを語る会」で、「アクセスの再建を応援したい」と賛同人になってくださった方々のお名前を掲載します。(順不同・敬称略)
馬場淳、坂西卓郎、高木和俊、井川千冬、横山史生、熊谷万里子、中村滋、丹羽崇人、伊藤恭平、なかじ、今西良孝、川村真衣、Nori、CHIYUKI、阪口春彦

Hi minasan!
よりよい世界のために皆さんと語り合った日々を懐かしく思います。日々忙しいなかでも決して変わらないのは、ACCESSコミュニティの一員でいてくださる皆さんへの感謝の気持ちです。皆さんは、私たちのコミュニティにとってかけがえのない存在であり、大きな祝福Blessingです。
レフ・トルストイは「人生の唯一の意味は、人類に奉仕することにある」と語りました。命を支え、苦しみを和らげるための活動を続けていくには、運営を支える資金が欠かせません。しかし、現在私たちの財務状態は非常に厳しく、赤字の状態にあります。皆さんとともにクラファンと財務構造改革を成功させることで、この苦境を乗り越えていけたらと願っています。
みなさんとご家族にとって、2026年が幸せで、健康に恵まれ、実り多い一年となりますように。

フィリピンの小学生から届いた五度目のクリスマスカード。添えられた写真を見て、その成長に顔が綻ぶ。 サポーターの子どもから届くメッセージカードの内容は、楽しいことが多いけど、時に悩みや困難も書かれている。でも、彼らは前を向いて歩み続け、その姿から私は生きる力をもらえている。
アクセスも同じ。フェアトレードを辞める厳しい決断をした。私も企業で不採算事業をクローズしたことがあるから、その痛みは分かる。でも、困難な状況だからこそ、再認識できた強い想いやビジョンがあるはず。その信念を胸に、事業再建に向けて歩み続けるアクセスを、一緒に応援しませんか。
クラファン運営スタッフ
野田さよ、塩田真也、原田優香、坂野篤志、藤本悠人、西真唯子
※本プロジェクトはAll-in方式です
実施目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※支援金額の上乗せについて
リターンを選択後、支援金額を上乗せすることが可能です。例えば、14,000円ご寄付されたい場合は、10,000円のリターンを選択後、手続き画面上の「上乗せ支援で応援しよう」という欄で「4,000円」と記入してください。
※税制優遇について
本プロジェクトへのご寄付は認定NPO法人アクセスへの寄付となり、寄付金控除の対象になります。税控除をお受けいただくためには、アクセスが発行した「領収書(寄付金受領書)」をもって確定申告をしていただく必要があります。ご希望の方は、寄付金受領書についての項目で「要」をご選択ください。(2027年2月上旬送付予定/領収書はCAMPFIREではなく、アクセスが発行・郵送いたします。)
【お問合せ先】
認定NPO法人アクセス事務局
TEL: 075-643-7232(火~土/9:30~18:30)
E-mail: office@access-jp.org
最新の活動報告
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一通の手紙で、世界はこんなに近くなる。
2026/02/14 18:49こんにちは!社会人ボランティア(プロボノ)のゆうかです!私は普段、「子どもサポーター」としてもアクセスを支援させていただいています。子どもサポーターは、フィリピンの子どもたちを支援することができる教育里親制度。サポーターになると、一人の奨学生に対して一人ずつ支援者が割り当てられ、手紙や写真のやり取りを通して交流することができます。支援する子どもが決まると、最初にプロフィールが写真付きで届きます。どんな子なのだろう、と想像しながらプロフィールを読む時間には、特別なわくわく感があります。そして、なんといっても奨学生から届く手書きのお手紙!なんと、文章だけでなくカードすべて手作りで手書きの絵が描かれているんです。初めてその手紙を受け取ったときはすっかり感激してしまいました。さらに驚いたのは、サポートしている子だけでなくそのお母さんからもお手紙が届いたこと。私が最初に支援していたのは母子家庭の子だったのですが、私自身も母子家庭で育ったこともあり、日々の暮らしの中でどんな思いを抱えているのだろうと想像すると、自然と応援したい気持ちが強まりました。お手紙の中では、子どもからも、お母さんからも、いつも「支援してくれてありがとう」という感謝の言葉がありました。その言葉を読むたびに、胸が温かくなり、支援をしてよかったと思わせてくれます。私はスタディツアーには参加したことがなく、現地の人々と直接的な関わりはありません。それでも、毎年届く手紙は、フィリピンとの距離をぐっと近く感じさせてくれるものでした。自分の支援している子と、手紙を通して直接やり取りができること、その成長を文字通り手に取って見ることができるのは、本当に素敵な機会だと思っています。そして、支援していた子が無事に小学校を卒業したと報告を受けたときは、本当に嬉しかったです。勉強にも熱心に取り組んでいるという話を聞き、とても誇らしい気持ちになりました。現在は、その子の卒業をきっかけに、新しい子どものサポートを続けています。またこれから新しい子と交流し、成長を見守っていけるのが楽しみです。アクセスの子どもサポーターは、ただの寄付ではありません。それは顔の見える関係性でもあり、1対1の個人としての心温まる交流があります。こうした一つひとつの関係性がつながっていくことが、貧困を乗り越えるための大きな力につながっていくのではないでしょうか。クラファンが成功し、こうしたつながりが、これから先も受け継がれていくことを願っています!執筆:社会人ボランティア(プロボノ) ゆうか・・・▼これまでに集まったご寄付クラファンサイト上 1,748,000円アクセスへの直接寄付 976,000円ーーーーーーーーーーーーーーーー合計 2,724,000円130名もの方がご協力くださっています!本当にありがとうございます。毎日、皆さんの応援に大きく励まされています。・・・▼SNS投稿の「いいね」や「シェア」で応援おねがいします!*Instagram https://www.instagram.com/access_japan*X https://twitter.com/access_tour*Facebook https://www.facebook.com/accessPhilippinesJapan毎日、インターンやプロボノがアイデアを出しながら投稿内容を考え執筆しています。皆さんからの「いいね」増えると、継続してがんばろうという気持ちが湧いてきます。いいね・シェア・保存といったリアクションが増えると、投稿がより多くの人に届くとも言われています。ぜひリアクションでの応援、よろしくお願いします。 もっと見る
「アクセスは偉そうにしないNGO」by 非営利団体スタッフ 三村紀美子さん
2026/02/13 11:55こんにちは、アクセス理事長の野田さよです。今日は、私がとっても尊敬するNGO・ソーシャルワーカーなかまの三村紀美子さんから応援メッセージが届いています。三村さんと出会ったのはもう20年ほど前。私がフィリピンで現地インターンとして試行錯誤していたころです。三村さんは大手NGOのスタッフとして日本から学生さんたちを引率してフィリピンに来られていました。そのあと10年ほどたった頃だったでしょうか。東京にある仏教系NGOのスタッフになった三村さんと再会。フィリピンで一緒にすごしたのはほんの数時間だけだったのに私のことを憶えていてくださって、あったかい笑顔でハグして迎えてくれたことがとてもうれしかったのを憶えています。私は三村さんのSNSでの発信が大好きです。いつも本質的で、心に深く届き、大切なことを思い出させてくれるのです。困難の中にある人を「弱者」としてラベリングしないこと。支援する側・される側を固定せず、苦しい状況にある人の中にある「現状を生き抜く力」「困難を乗り越える力」を認識して関わること。三村さんのSNS投稿を読むたびに「そう、私も忘れちゃいけない」と背すじが伸びます。そんな先輩からの応援メッセージ。とてもうれしいです。ありがとうございます!!認定NPO法人アクセス理事長 野田さよ・・・▼これまでに集まったご寄付クラファンサイト上 1,690,000円アクセスへの直接寄付 916,000円ーーーーーーーーーーーーーーーーー合計 2,606,000円*124名もの方がご協力くださっています!本当にありがとうございます。毎日、皆さんの応援に大きく励まされています。・・・▼SNS投稿の「いいね」や「シェア」で応援おねがいします!*Instagram https://www.instagram.com/access_japan*X https://twitter.com/access_tour*Facebook https://www.facebook.com/accessPhilippinesJapan毎日、インターンやプロボノが工夫して投稿しています。「この投稿で大丈夫かな?」と不安になる日もある中、皆さんからの「いいね」増えると、継続してがんばろうという気持ちが湧いてきます。いいね・シェア・保存といったリアクションが増えると、投稿がより多くの人に届くとも言われています。ぜひリアクションでの応援、よろしくお願いします。 もっと見る
インターンによる連載その3【この危機を乗り越えてアクセスが実現したい未来】
2026/02/12 16:28みなさん、こんにちは!アクセスでインターンをしているまいこです!今回で最後になる「アクセス理事長・野田さよへのインタビュー企画」、第3弾をお届けします。最後のテーマは『アクセスがこの危機を乗り越えて実現したい未来』です!まだ第1弾、2弾を読んでいない方はぜひそちらも合わせてご覧ください。アクセスについてより深く知っていただける内容になっています!アクセスが目指す未来とは???今回のクラウドファンディングのきっかけとなった、アクセスの財務危機。財務構造改革に取り組み、危機を乗り越えた後にアクセスがありたい姿とは何なのか、インタビューの中でその未来が語られました。私は、国際協力団体が目指す未来とは、支援をしなくても良い状態をつくることだと思っていました。イコール、その支援先が豊かになったということ、つまり、その支援自体が要らなくなり、国際協力団体自体が無くなることが、目指すべきゴールだと思っていました。ですが、アクセスが目指す未来はそんな希薄で寂しいものではありませんでした。アクセスには実現したい大きな目標は3つあります。今回はそれぞれの目標、目指す未来を深掘りしていきましょう!目標1.誰も犠牲にしない経済構造につくりかえる野田さんは目標の1つめについて、こう話してくれました。「貧困も人権侵害もゼロにするのはとても難しいですよね。でも大事なことは、貧困を生み出している経済構造を変えていくことだと思います。土地や資源を自由に動かせる人が今の経済を動かしていて、豊かな人がもっと豊かに、貧しい人は貧しいままの世界ができてしまっています。そうではなく、ちゃんと再分配されていく構造にしていくことが大事だと思うんです。何をどう変えれば理想的な構造になるのか、私たち人類はまだ正解を知りません。でも、だからといって今の自由すぎる資本主義経済のままで良いとは思わない。アクセスだけで経済構造を変えることはできないにしても、スタディツアーなどを通じて『貧困は構造の中で生み出されている』ということを多くの人に伝えることで、この構造を変えようと試行錯誤する人があふれる未来に近づけていきたいです。」貧困の現実や経済社会構造の仕組みをダイレクトに伝えられる場として、アクセスはスタディツアーを大事にしているんだなと感じました。目標2.誰もが自分らしく、人間らしく生きられる2つめの目標について、野田さんはこう語ります。「屋根のある家に住む、自分の部屋で寝る、朝昼晩のご飯がある、学校に通う、私たちが当たり前だと思っているその暮らしは、当たり前ではありません。フィリピンの貧困層の子どもたちは『今夜は?明日はどうなるんだろう』という過酷な生活の中で生きています。そんなギリギリの毎日ではなく、すべての子どもたちが『贅沢はできなくとも、少なくとも自分の食べたいものや着たいものを選べる』『自分の好きな趣味を楽しめる』といった、基本的な人間らしさを当たり前に手にできるようにしていきたいです。」この2つめの「実現したい未来」は、インタビュー第2弾でも語られていた「自分を信じる力を育むことの大切さ」に繋がっていると思います。フィリピンの子どもたち自身が、「自分なら今のつらい状況も乗り越えられると信じられる」ことも、人間らしく・自分らしく生きていけることの大事な側面の1つなのではないかと思います。目標3.人との豊かなつながり、そして「自分たちの手で変えていける」という実感を私はアクセスと関わりあってまだ半年も経っていません。フィリピン留学中になにか国際協力に関わることがしたいという気持ちだけでアクセスに直接連絡をしました。野田さんはそんな私をインターンとしてアクセスに関わらせてくれました。野田さんは3つめの目標について、こう話してくれました。「アクセスは、人がつながっていく場でありたいと思っています。そしてアクセスで出会った人たちが協力して活動していく中で、『自分には現状を変えていく力があるんだ』と感じられるようになってほしいと思っています」人との繋がりを大切にし、お互いの顔が見える「距離感」を大事にしてきたアクセスが実現したい未来には、フィリピンの貧困の子どもたちへ向けた目標だけでなく、スタディツアーやインターンで繋がった私たちの未来をも変える影響力があります。私は、そこにアクセスらしさがいっぱい詰まっていると思います。支援する/されるだけじゃない。アクセスには関わってくれた人々のその後の人生まで影響を与えられるそんな存在なんです。支援が成功したらハイ終わり。ではなく、支援後も関わり続けられる、アクセスでの経験が糧になって今自分らしく生きている、そんな次へ次へと繋がっていくような未来をアクセスは、実現させたいのです。では、アクセスが実現したい最初の未来はなんでしょうか?それは、、『スタディツアー拡充を中心とした大改革を成功させ、経営危機を克服すること』この危機を乗り越えることができれば、アクセスはさらにパワーアップできると思います。今回のクラウドファンディングを通して、みなさんと一緒にアクセスが目指す未来へ歩んでいけたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと見る












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