【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

現在の支援総額

828,488

138%

目標金額は600,000円

支援者数

125

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

現在の支援総額

828,488

138%達成

終了

目標金額600,000

支援者数125

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

【毎日更新】第18回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』


 ——っていうような話を、俺は皆にかいつまんで話した。

 彼女の「友達になってくれないかな」という言葉の場面で、ゴクリ、と誰かが生唾を飲む音が聞こえた。

「そ、それで、どうなったんだよ」タカが真剣な表情で聞く。

「なんともまあ、青臭え話だなおい」ボンがタバコに火をつける。

「言ってやるな、モテねえ奴はこういう妄想を楽しむしかねえんだ」涼介の無慈悲なツッコミ。

「妄想じゃねえよ」と俺は笑いながら言う。よくわかんねえけど、照れ笑いだ。なに照れてんだバカ。

「でも実際、どうなったんだ」とボン。

「なったよ、友達に」俺は答える。

「おお、やったな」タカが嬉しそうに言う。

「いや友達にはなったんだけどよ、じゃあどっか遊びに行こうか、みてえにはならねえわけよ。学校で見かけることもときどきあったけど、彼女の方がひとつ上だったし、俺はビビリのチキン野郎だったし、別にどうこうなるわけでもねえ。まあレストランには変わらず行ってて、彼女は俺に手を振ったりしてくれたけど、こっちとしちゃ振り返すわけにもいかねえだろ。親父やお袋に知られたくなかったし」

「なんで?」とタカ。

「なんでかなあ。よくわかんねえけど、そうだったんだよ。で、そうこうしてるうちに親父が異動になって、引っ越すことになりましたと。俺は転校して、レストランにも行けなくなって、彼女にも会えなくなって、はいおしまい。そういう切ねえ話さ」

「切ねえ話ねえ」涼介が言う。

「もったいねえなあ。可愛かったんだろ?」ボンがうまそうに煙を吐き出す。

「ああ、可愛かった。確かにもったいなかったなあ。あのまま関係が発展してたら、俺は彼女と結婚して、そんで離婚なんかせずに、幸せな家庭を築いてたかもしれねえ」

「ねえよ」ボンが笑う。

 その時おばちゃんが料理を運んできて、俺たちそれぞれの前に置いた。お待たせしちゃて、ごめんなさいね、そう言って伝票を丸めて、頭を下げる。

 で、また厨房の方に戻ろうとしたとき、何を思ったか涼介が「ねえおばちゃん」と声を掛けたんだ。


〜第19回に続く〜

--

本日はここまでです。

少しでも続きが気になった方は、ぜひこのプロジェクトの「お気に入り登録」をお願いします。(登録していただくと、更新タイミングで通知が届くようになります)

また、今回のプロジェクトでは、限定青カバー版(100冊限定)やオリジナルステッカー及びバッジ、著者と小説の舞台となったBARで飲む交流枠など、様々なリターンを用意させていただいています。ぜひチェックいただき、ご支援いただけますと幸いです。

それでは、また明日。

児玉ロウ

シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!