
さて、トゲの裏設定です。
最後の裏設定は、別に裏というわけでもない物語について。
いくつかのところで書いていますが、
このゲームの物語は考察系としています。
その理由は、ローグライクを愛する方々の
「さっさと潜らせろ」に対するアンサーというか。
…いや、別に言われてはないのですが、そんなイメージがあるもので。
で、物語を作るにあたって、
脚本など経験ありませんでしたから、
脚本の書き方の本を買ってね。
ちゃんと見出しでゲームシナリオがあることを確認してね。
買って読んでみると、「ゲームシナリオは特殊なので割愛」だったっていう。
…いきなりつまづきましたが、それでも身につくところはありました。
物語を考えるにあたって、
・どんな時代、場所、世界に
・どんな生き物がいて
・どんな歴史的変遷があって
・どんな暮らしをしていて
・どんなイベントがあるか
みたいなことを考えるんです。
おおむね頭の中で描いていた物語を作れたはいいものの、
根っこの部分さえ考察系にしたものだから、
あんまり話せなくなっちゃったという…(つД`)
せめて導入部はもう少し作っても良かったなと、
いまさら思ったりもしています。
さておき。
結果的にですが、考察系にして良かったです。
ほんとに個人的な考えなのですが、
物語って、作者と受けとめ側で50:50で負担してると思っていて。
本のように、それそのものがシナリオのようなものでさえ、
そうなんじゃないかなと思っています。
わたしは結構見せたがり、話したがりの人間なので、
「こんなの考えたんスけど、どっスか?フフ」
みたいなことをやりがちなんです。気持ち悪いことに。
ですが、考察系にしたことで余白もたくさんできて、
バランスとして良くなったなぁと感じています。
気持ち悪い行動も抑えられますし。
そんな物語ですが、その断片は導き手である少女の像より語られます。

もし、うまくリリースまで進んで、
プレイしてくれた方にさまざまな解釈をしてもらえたら、
それは本当に幸せだろうなぁと妄想することもしばしばです。
だって、聞いてみるのが本当に楽しそうなので。
ということで、物語を考察系にしたことで、
余白ができて気持ち悪いことが減ったよ、というお話しでした。
この裏設定の他にも、ゲーム追加情報、コラム、マンガなどなど、
あれこれ企画を広げ過ぎてどうなることかと思いましたが、
それぞれ最後まで続けることができて、ほっと一息。
トゲの裏設定でした。



