
【お金との付き合い方】
最近、自分の中で「良かったなぁ」と思う変化の1つに、
お金に対する考え方が変わった、というものがあるんだ。
今まではさ。
ブックフェアで販売をするときも、
「何とか売り上げを上げないと」
「何とか買ってもらわないと」って、どこか必死になっている自分がいた。
売り上げが良い日はいいけれど、
悪い日なんてもう、どん底。
「くそっ、なんで売れないんだ」
「なんで誰も足を止めてくれないんだ」
勝手に1人でモヤモヤして、ストレスを抱えて、
体調を崩してしまうこともしばしばあったんだ。
でも、前回のシラチャや、今回のコラートのイベントあたりから、
明確に「売り上げの良し悪しと、自分の感情」を切り離して考えられるようになってきた。
そんな気がするんだ。
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そもそも、会場によって人通りの多さも客層も違うんだから、売れる・売れないがあるのは当たり前。
ブックフェアでガンガン売れても、スーパーの前の催事場では売れないのは当たり前。
(スーパーにネギを買いに来たおばちゃんは、ポストカードはまず買わない)
給料日後には売れても、月の半ばには売れない。
それも当たり前。
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自分の会社が1年以上続いている時点で、私の作品はある程度、タイで評価されていることは確かなわけで。
本来であれば、何ひとつ嘆く必要も、悲観する必要もない。
それでも、今までは。
道行く人に素通りされたり、無視されたりすると、心の中にどす黒い雲がもくもくと立ち込めてきて、
その感情の扱いにいつも困らされていた。
でも、ある時思ったんだ。
「目の前のお客さんが商品を手に取らなかったからといって、私の作品の価値が下がるわけじゃない」。
ただお金がなかったり、何か事情があったりしただけかもしれない。
「もうこれからは、お客さんの一挙一動に反応して、喜んだり悲しんだり、振り回されるのはやめよう」
そう静かに決めたんだ。
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もう少し深掘りするとさ。
今日売れなかった原因は、突き詰めれば大抵、2ヶ月前や3ヶ月前の「過去」にある。
このブックフェアに出店すると決めた自分や、この作品を商品化すると決めた自分。
つまり、売り上げを上げたいなら、
やるべきことはモヤモヤすることじゃなくて、淡々と「次の種」を蒔き続けること。
ライブペインティングを進めたり、漫画を描いたり、新しいプロモーションを考えたり。
今までずっと苦しかったのは、
種を蒔いてから発芽(収益化)するまでの「タイムラグ」によるジレンマだったんだな。
そう気づけてからは、ずいぶん楽になったんだ。
もちろん、何度も現場で試行錯誤を重ねて、経験が血肉になって。
頭ではなく「体」で理解できるようになった。
そういう面もあると思うけどね。
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相変わらず厳しい戦いは続いているし、越えなきゃいけない壁も高くそびえ立っている。
でも、これからもっと大きな数字を扱っていく前に、
この「お金と感情を切り離す」ことができたのは、大きな経験値だと思っているんだ。
学びは尽きないね。
コラートの後は、またバンコクでの販売。
しばらく休む暇はないけれど、体調に気をつけながら頑張ります。
クラウドファンディングもあと57日。
最後まで走り抜けます。
ご支援いただかなくても大丈夫です。
ページを見ていただけるだけでもとってもうれしいです。
何卒よろしくお願いいたします!
前田ゆうき



