2026/05/19 23:00

- 人形のデザインを担当しています、MINTです。
-
普段はファッションデザイナーやイラストレーターとして活動しており、
団長とはこれまで何度もコラボレーションをさせていただいたご縁からこのプロジェクトに参加させていただいています。 - さて、今回ご紹介するのは、
-
「胡粉彩色団長人形 miniコース」 - に付属する人形についてです。
- 今回のプロジェクトでは、この人形を含め「どんな方向性のデザインにするべきか」を考えることに、
特に時間をかけました。

- ファッションデザインという仕事柄、「布」に関わる伝統工芸の悩みに触れる機会が多くあります。
-
物自体は素晴らしいのに、知られていない。手に取ってもらえない。
そんな悩みを抱えた産地を、これまでたくさん見てきました。 -
少し率直な言い方をすると、「使いどころのない物」を作ってしまいがちなのです。 - 例えば着物生地。
- 着物を着る機会は少ない。じゃあ他のものを作ろう。これはわかる。 だけどこの布を使ったコースター、
果たして日常生活で使うでしょうか? -
トートバッグは?
使いづらい形だったり、裏地も付いていなかったり…。 - お客様の生活からあまりにも離れた物になってしまうと、
素材の良さが伝わる前に「選ばれない」という壁が生まれてしまいます。 - それはとても悲しいことなので、今回の人形はそういう存在にはしたくないと思いました。
- そこで考えたのが、ガチャガチャのような小さなフィギュアです。
-
小さい物って、なんだか可愛くてつい集めたくなる。
- 一人暮らしの部屋でも飾る場所に困りません。
- 「こういう人形なら、今の生活の中にも自然に馴染むのでは?」
- そう考え、伝統的な技法を使いながらも、フィギュア的なデザインを取り入れる方向性に決めました。
- 次に悩んだのは、立体としてのバランスです。
- 衣装を団長の私服風にすることはすぐに決まりましたが、問題はポーズでした。
- 実は、2本足で安定して自立させるのは意外と難しいんです。 それなら、
いっそ座らせてしまおうか。 - 某国民的ロボットアニメのあのシーンのように、体育座りにしても可愛いかもしれない。
- さらに、破損が起きにくいようディテールを整理する作業。
ここは原型を製作する豆ちゃんとも連携して詰めていきました。 -
帽子のつばの部分など飛び出し過ぎていると衝撃で折れてしまうので、 - 安全性と表現のバランスを取ることに気を使いました。
そんなプロセスを経て決定したminiのデザイン。 -
- 実際にサンプルを見て想像以上の仕上がりになって嬉しかったです。
- 胡粉による色がつくことで不思議と和の雰囲気も感じられるものになりました。
- これはとても良いものです。
ぜひ支援して、生活の一部に取り入れてみてください!
MINT



