【緊急支援】インドネシア豪雨の被災者に迅速な支援を|ピースウィンズ・ジャパン

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

インドネシアでは11月から1週間にわたって降り続いた豪雨により、洪水や土砂崩れが相次いでいます。報道によると西部のスマトラ島では、600人以上の方が亡くなり、行方不明者も400人以上に上ります。ピースウィンズは、この被害に対しインドネシアでの緊急支援を決定。日本から緊急支援チームを派遣します。

現在の支援総額

174,500

17%

目標金額は1,000,000円

支援者数

35

募集終了まで残り

36

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【緊急支援】インドネシア豪雨の被災者に迅速な支援を|ピースウィンズ・ジャパン

現在の支援総額

174,500

17%達成

あと 36

目標金額1,000,000

支援者数35

インドネシアでは11月から1週間にわたって降り続いた豪雨により、洪水や土砂崩れが相次いでいます。報道によると西部のスマトラ島では、600人以上の方が亡くなり、行方不明者も400人以上に上ります。ピースウィンズは、この被害に対しインドネシアでの緊急支援を決定。日本から緊急支援チームを派遣します。

インドネシア・スマトラ島で11月下旬、豪雨による洪水被害が発生してからおよそ1ヵ月が過ぎました。道路や橋に被害が出るなどして陸路でのアクセスが難しくなった地域では、いまだに十分な支援を受けられていない被災地が存在しています。ピースウィンズの支援チームは、現地の提携団体と連携しながら、各地の被災地の調査や支援を進めてきました。瓦礫の中で暮らす被災者たち、忘れぬ笑顔瓦礫の山を前に佇むピースウィンズスタッフ今回の洪水でもっとも大きな被害が出た、スマトラ島北西部のアチェ州。道路の寸断などで孤立した集落もあり、支援物資の不足も大きな問題になっています。アクセスの困難さから支援チームもなかなか足を踏み入れることができずにいましたが、12月17日、現地提携団体の協力を得て、アチェ州のアチェタミアン県を訪れることができました。現地入りしたピースウィンズスタッフを迎えたのは、見渡す限りの瓦礫と押し流されてきた木々の山。そして、そのなかで今も暮らす人びとの姿でした。食料や水など最低限の物資も不足するなか、瓦礫の片付けといった復旧作業や、住環境の改善にはなかなか支援が及びません。かろうじて届いた支援物資のテントなどに身を寄せ合い、寝泊まりする場所を確保しています。今もひざ下まで浸かるような泥で覆われている場所もあります。重機の数は限られているため、住民たちはスコップなどを使って地道に泥をかき出す途方もない作業を行っていました。満足な物資もないまま、厳しい住環境のなかで1ヵ月近くを過ごしてきた被災者の苦難や苦労は計り知れません。しかし、支援に訪れた私たちを笑顔で迎えてくれました。大きな苦難のなかでも、笑顔を忘れない彼らの強さをひしひしと感じました。インドネシア語で「心優しい人、ありがとう」と書かれた文字私たちは西海岸側の被災地である北スマトラ州中央タパヌリ県にも足を運び、提携団体とともに物資配付を行いました。道中では土砂崩れが発生し、家や道路が崩壊、車両の往来にも大きな影響が出ていました。同じ洪水の被害でも、各地で異なる被災の状況とニーズを目の当たりにしました。被災地域付近の道路では、土砂崩れにより交通網が遮断されているところもスマトラ島の広範囲にわたって甚大な被害をもたらした今回の豪雨。亡くなった人は25日時点で1100人を超え、約50万人が避難生活を送るなど、大勢の人の人生を狂わせました。そして今も、命の危機にさらされている人びとがいます。私たちはこれからも、被災地の人びとを支えるためにできることを模索しながら、皆さまのご支援を現地に届けます。これからも、温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


スマトラ島での大規模な洪水被害の発生から、約半月が過ぎました。被害の大きい地域では今も復旧のめどがたっておらず、支援を届けるのが難しい被災地も残っています。また、新たなサイクロンによる豪雨の再来も警戒されています。今回の報告では、大きな被害を受けた北スマトラ州・タンジュンプラでの物資支援の様子や現場の声をお伝えします。地域の助け合いが支える被災地の今今も水浸しのままの病院タンジュンプラは北スマトラ州都メダンから、車で2時間ほどの場所にある町です。以前の報告でもお伝えしたとおり、洪水発生から10日以上が経っても水が引かず、家屋や学校が水没するなど大きな被害が出ていました。12月10日、私たちは衛生用品などの支援物資を手に、再びこの地を訪れました。今もまだたくさんの家屋、建物が水に浸かったままの状態です。私たちが物資を届けた拠点では、自身も被災しながらも地域の人びとをサポートしているという男性、アルさん(仮名)にお話を聞くことができました。ここでは災害支援の拠点を示す「ポスコ(Posko)」の文字が手書きで掲げられ、物資の配布などが行われています。ポスコは行政が運営するものもありますが、ここではアルさんを中心とした地域の人びと自身が、協力して立ち上げ、運営にあたっているとのこと。周辺地域に居住する400世帯、1500名あまりの被災者をこのポスコが支えています。洪水が自宅を襲ったとき、アルさんの奥様は体調を崩されていました。自身のご家族のサポートをしたいという気持ちはもちろんありましたが、それでも地域のまとめ役として、家族の無事を確認するとすぐ、みんなで助け合うための人や物資の調整を始めたといいます。石鹸や虫除けクリーム、生理用品などの衛生用品を届けましたこの地域は政府の支援が乏しく、現在は民間団体の支援に生活を頼っているとのこと。復興の展望も見据えているというアルさんですが、家だけでなく農地や家畜などの生計手段も失った人びとにとって、生活再建はゼロからのスタート。浸水が残る状況で電気などのインフラも破壊され、日々を暮らしていくのに精一杯な現状では、再出発には数ヶ月はかかるとみています。すべてを奪う洪水の被害から立ち上がるための力スマトラ島北西部のアチェ州などには、今も物理的に支援が届きにくい被災地が残されています。大都市のメダンから車で日帰りでも向かうことのできるタンジュンプラは相対的に物資が入りやすいため、まだ救いがある状況との見方もあります。しかし、実際に家や財産をすべて失った被災者の方の苦悩の前では、そんな比較にはまるで意味がありません。「洪水の後、私たちには何も残されていませんでした」――これほど大きな洪水は初めてだと話してくれた女性の言葉は、将来への切実な不安を訴えていました。未来への希望をつなぐのは、やはり人と人とのつながりです。アルさんたちが紡ぐ地域の絆はもちろん、私たちのような支援団体の存在が、あなたたちを見捨てないという被災地へのメッセージになり、不安を和らげることを祈っています。今回、厳しい状況のなかでも私たちを笑顔で迎えてくれた現地の皆さんに、こちらも救われる気持ちになりました。タンジュンプラでは、自宅が住める状況にないため、洪水で汚れた毛布などを屋根代わりに外で暮らしている人の姿が多くありました。ひとたびスコールなどが襲えば、雨を避ける術はないという生活です。他の被災地でも同様の状況がみられると言います。私たちはこうした人びとを少しでも支えるため、簡易的な屋根などに活用できるターポリン(大きく丈夫なビニール素材)を追加の支援物資として新たに調達。提携団体と協力して、支援に乗り出しています。現地団体と連携しながら、私たち自身の目で被災地の状況やニーズを把握し、できる支援を着実に実行していきます。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


11月末、豪雨による洪水が襲ったインドネシア・スマトラ島。被災から2週間以上が経った今も支援の手が行き届かない地域が残るなど、壊滅的な被害をもたらしています。現地では、歯がゆい思いを抱えながらも懸命に支援活動に取り組む人びとの姿がありました。※写真は被災したアチェ・タミアン県の様子(6日、現地提供写真)支援届かぬ孤立した村北スマトラ州の被災地域の様子(5日撮影)インドネシア国家防災庁の発表によると、亡くなった方の人数は12月8日時点で961名、行方不明者は293名に上り、およそ100万人が避難生活を余儀なくされています。すべての被害状況が明らかになっていないため、犠牲者の数はもっと増える可能性があります。現地で緊急支援活動を行っている団体によると、8日時点でも未だ孤立状態にある村が少なくありません。こうした場所には食料や水などの必要最低限の物資も届いていません。洪水そのものの被害に加え、物資の不足がさらに状況を厳しくしています。最も助けを必要としている人びとに今も手が届かない――そんなやりきれない想いを抱えながら、できる支援を模索しているといいます。極限状態が長引けば、支援の現場に新たな課題をもたらすことも。被災地域への道が復旧したタイミングで支援物資を積んだ車両などが挙って現地に向かえば、渋滞が起こりやすくなります。スマトラ島最大の都市メダンからアチェ州のアチェ・タミアン県に向かう通常2時間の道のりは、現在は6時間ほどかかるとのこと。さらに、そこへ輸送中の物資を求めて人びとが押し寄せるために混乱が生じているという情報もあります。被災者支える助け合いの輪一部の災害支援拠点では避難者を受け入れている今回、主に被害を受けたのはスマトラ島北西部のアチェ州、北スマトラ州、西スマトラ州で、非常に広い範囲が被災地となりました。被災状況や支援状況にも濃淡が生まれています。被災した各地域ではポスコ(POSKO)と呼ばれる災害支援拠点が立ち上がり、被災者への物資配布が行われたり、避難所として人びとを受け入れたりしています。ポスコは公的なものだけでなく、民間で運営されるものもあります。被災者も支援者も助け合いながら、この難局を乗り切ろうとしているのです。一方で、ポスコでの支援を受けなければ生活が困難なため自宅に戻れない人、そもそも拠点まで来ることが困難で支援を受けられない人などもいます。それぞれ必要な助けは異なるため、急性期の支援が届いている場所でも、復旧・復興に向けてはきめ細やかなニーズへの対応が必要不可欠になります。そんななか、心配な情報もあります。発達したサイクロンが再びスマトラ島に大雨を降らせると予想されているのです。インドネシア気象庁(BMKG)は、8日から15日の期間について、北スマトラ州に異常気象警報を発令しました。すでに危機的な状況に瀕している被災地域への再びの雨は、さらなる犠牲者を生みかねません。スコールに見舞われたメダン市内の風景(6日撮影)強大な自然災害の脅威を前に無力感に苛まれることもありますが、人びとの支え合いの心は、厳しい現実に確かに希望を灯しています。私たちもその一助となれるよう、引き続き皆さまのご支援を被災地に届けてまいります。温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


インドネシア・スマトラ島が豪雨に見舞われてから、すでに2週間あまりが経過しました。しかし、今も日毎に犠牲者の数が増え続けるなど、被害の全容はまだ見えておらず、未だに浸水が続いている地域も多くあります。現在、インドネシアは雨季。再びの雨による被害の深刻化が警戒されています。そのような状況のなか、現地入りしたピースウィンズの支援チームは、緊張感を保ちながらも支援実施に向けた調査を急いでいます。今も水が引かず…ボートなしではたどり着けない被災地北スマトラ州の州都メダンから、車で北西に2時間ほど進んだ先の街、タンジュンプラ。豪雨による洪水の被害を受けた地域の1つです。現状を把握するため訪れた支援チームの目に飛び込んできたのは、被災から10日以上が経過したとは思えない衝撃的な光景でした。道や家、そして学校など、道路のすぐ傍にある区画が、今も水没したままになっています。地形条件から水が一向に引かないのだといいます。水はかなりの深さがあり、移動しようとすれば全身が水に浸かってしまうような場所もあります。このため、家の敷地内をボートで移動する人や、なかにはまるでプールのように泳いで遊んでいる子どもたちの姿もありました。進んでいくうちに、浸水は道路にまで及んできました。このような深刻な状況も、被災地が直面する厳しい現実の一端でしかありません。この一帯で被害の中心となっている場所に行くためには、ボートが必要とのことです。広範囲での甚大な被害、私たちにできる最善の支援は水没した地域から車で20分ほどの場所にある自治体の庁舎では、敷地内に設置されたテントや建物内に、260名を超える避難者が身を寄せていました。メダンから今も道路が通じているこの場所には、食料などの必要な物資は届いているとのこと。しかし、洪水で家や仕事など何もかもを失った人びとは、将来の不安に苛まれているといいます。子どもたちももう10日以上、学校に通えていません。テント内に設けられた共同キッチンの様子。避難者同士で助け合って暮らしている今回、豪雨の被害を受けたスマトラ島は、日本の1.3倍の面積を持つ広大な島です。被害の深刻な北西部の3州だけでも、場所によって異なる被害状況や被災者のニーズを把握し、今もっとも必要とされる支援を的確に判断するのは困難を極めます。こうした中で真に被災地の助けになる支援を行うため、支援チームが急ぎ取り組んでいるのは、現地で活動する団体との情報交換、そして関係構築です。地元に密着して支援活動を行っている団体からそれぞれの活動地域の情報を得て、また状況をよく知る彼らと協力して支援を行うことで、限られた支援のリソースを最大限生かして被災者の力になることを目指しています。行政や現地団体と連携し、最善の支援を模索今回被害の一端を垣間見たタンジュンプラでも、現地で活動する団体と接触し、皆さまのご支援を被災地に最良の形で届けるための検討を急ぎ進めています。皆さまのご支援が被災地の力になります。引き続き温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。


度重なる水害が東南アジアを襲っています。特に被害の甚大な地域の一つ、インドネシアのスマトラ島では、豪雨による水害で4日までに700人以上が亡くなり、500人以上が行方不明となりました。被害の拡大を受けて、ピースウィンズはインドネシアでの緊急支援を決定。支援チームが現地入りしました。今年後半だけで、水害の被災者支援のための海外出動は、台湾、フィリピン、スリランカに続き4カ国目。日本も含むアジア各国で、深刻化する水害への対策が急務となっています。スマトラ島北西部にあたる北スマトラ州や西スマトラ州、アチェ州などの広い範囲に渡って深刻な洪水被害が出ています。現地から届いた写真や映像では、集落を丸ごと飲み込むような大規模な洪水により、住民はもちろん、家屋やインフラに多大な影響が出ていることが見て取れます。ピースウィンズの支援チームは4日、北スマトラ最大の都市メダンに到着。まずは各地の被災状況や被災者の現状を調査し、迅速かつ適切な支援の実施につなげます。1人でも多くの被災者の方に有効な支援を届けるため、現地の支援団体とも協力しながら活動を続けます。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


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