度重なる水害が東南アジアを襲っています。特に被害の甚大な地域の一つ、インドネシアのスマトラ島では、豪雨による水害で4日までに700人以上が亡くなり、500人以上が行方不明となりました。被害の拡大を受けて、ピースウィンズはインドネシアでの緊急支援を決定。支援チームが現地入りしました。今年後半だけで、水害の被災者支援のための海外出動は、台湾、フィリピン、スリランカに続き4カ国目。日本も含むアジア各国で、深刻化する水害への対策が急務となっています。スマトラ島北西部にあたる北スマトラ州や西スマトラ州、アチェ州などの広い範囲に渡って深刻な洪水被害が出ています。現地から届いた写真や映像では、集落を丸ごと飲み込むような大規模な洪水により、住民はもちろん、家屋やインフラに多大な影響が出ていることが見て取れます。ピースウィンズの支援チームは4日、北スマトラ最大の都市メダンに到着。まずは各地の被災状況や被災者の現状を調査し、迅速かつ適切な支援の実施につなげます。1人でも多くの被災者の方に有効な支援を届けるため、現地の支援団体とも協力しながら活動を続けます。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。




