こんにちは!
先週のカンボジアはクリスマスムード満載で、プノムジュースも市内のクリスマスマーケットに出店していました。
「体調悪い方にお見舞いで持って行ったらすごく喜ばれました」
「普段はジュースは飲まないけど、これは飲めるし美味しい」
「子供が学校帰りに毎日飲んでます」
ナチュラルなフレッシュジュースでお子さんからご高齢の方にも大好評でした!たくさんのお声を頂けて、皆さんの生活の一部にPHNOM JUICEがあること、とても嬉しく思っています。
さて、前回の続き「どうしてカンボジアを選んだのか?」です。
学生時代にカンボジアのシェムリアップへ行き、僕はカンボジアが好きになりました。しかし、当時は大学4年生ですでに日本で内定先が決まっていたため帰国。日本では映像制作に携わり、テレビ番組のディレクターをしていました。
ミニドキュメンタリーの企画演出なども担当しました。
会社員をして4年が経った時、今後の自分の人生を考えました。
このまま決められたレールの上で生きていくので本当にいいのか?
人生一度きりだし、この道で後悔しないか。
当時の職場の先輩や友人、それ以外にもいろんな方に出会い、自分の本当にやりたいことは何なのかを探し続けました。転職も考えていました。
その中で1つの本に出会いました。
「裸でも生きる」という本です。
最貧国と言われていたバングラディッシュで「世界に通用するブランドを作る」という理念を掲げて、高品質のバッグを作っている株式会社マザーハウスの創業者・山口絵里子さんの起業当時のエッセイです。山口さんは20歳前半に単身でバングラディシュに渡り、様々な壁にぶつかりながらも思いを貫き、事業として付加価値のある鞄などを生産していました。
本の中でこんなフレーズがありました。
「どうして君たちはやりたいことができるのに、やらないの?」
ずっしりと重たく、心の中に入ってきました。
お金とか、職種とか、ステータスとか、そういうものを全部取っ払って、本当に自分が取り組みたいこと、挑戦したいことは何なのか。
カンボジアで過ごした日々が頭によぎりました。
カンボジアのために何かできることをしたい。この子達のために何かしたい。
何ができるかわからないけど、とりあえず行ってみよう。
2022年4月、4年間勤めていた会社を退職し、カンボジアへ移住しました。
そして、カンボジアのマンゴーと出会い、試行錯誤を経てPHNOM JUICEの今に至ります。
人生何があるかわからない。辛いことも多い。しんどいことも多い。でもその中で、ちょっとした嬉しい出来事や価値あるものを作れた時、この選択をしてよかったって思えます。
今こうやってPHNOM JUICEを始めることができて、皆さんに応援して頂けてることも感謝の気持ちでいっぱいです。何が何でも諦めずに、思いをカタチにしていきます。
クラウドファンディング、第二目標に向かって精進していきます。
皆様の応援とご支援、何卒よろしくお願い致します!
笠原拓絢(Taki)





