
「もし、本当に国家が破綻したら。」
その問いに対して、
真山仁さんのかなり踏み込んだ
取材が始まっています。
国家が揺らぎ始めた時、社会では何が起きるのか。
人々は、どのような行動をとるのか。
見えている現実と、隠される現実はどう違うのか。
そして、その時代を人はどう生きるのか。
正直、ここまでリアルな議論になるとは
思っていませんでした。
そして何より驚くのは
真山仁さんが、
その議論をどのように
物語へ落とし込んでいくのかです。
どの設定を採用し、
どの展開を捨て、
どこまで現実を描くのか。
その思考の過程そのものが、
非常に刺激的です。
本来、こうした編集会議は、
出版社と作家の間で、
"極秘裏"に進められるものです。
通常、
物語が生まれていく“中枢”に
読者が入る
ことは、まずありません。
今回の『デフォルトピア』は、その
"閉ざされた創作の現場"を
初めて、読者と共有する試み
です。
完成した小説を読むだけではなく、
「国家は、社会は、人はどう変わるのか」を、
真山仁さんと共に考え、
物語が生まれていく瞬間に立ち会う。
それが、
『デフォルトピア』編集会議
です。
なお、最初の編集会議は、
6月14日に東京都内で開催予定です。
ここから、『デフォルトピア』の世界が、
本格的に動き始めます。
そして、おそらく、
このような形で作品作りが行われることは、
最初で最後になると思います。
今後の活動報告では、さらに深い内容へ
入って参ります
『デフォルトピア』プロジェクト事務局
山下恭司



