日本の“破綻”を読者と共に描くー真山仁『デフォルトピア』共同創作プロジェクト

『オペレーションZ』(新潮社)に登場した幻の小説『デフォルトピア』を、小説家・真山仁が“読者と共に”共同創作し、日本を復活させるチームを結成するプロジェクトです。人はどう生き、何を守るのか。社会の行き先を“自分ごと”として考えませんか。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

9,696,000

323%

ネクストゴールは10,000,000円

支援者数

321

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

34

日本の“破綻”を読者と共に描くー真山仁『デフォルトピア』共同創作プロジェクト

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

9,696,000

初期目標100%突破

あと 34
323%

ネクストゴールは10,000,000

支援者数321

『オペレーションZ』(新潮社)に登場した幻の小説『デフォルトピア』を、小説家・真山仁が“読者と共に”共同創作し、日本を復活させるチームを結成するプロジェクトです。人はどう生き、何を守るのか。社会の行き先を“自分ごと”として考えませんか。

募集開始から、わずか12時間で最初の目標金額を達成することができました。
さらに現在、150人を超える多くの方々からご支援をいただいています。
本当にありがとうございます。

今回のプロジェクトは、単なる出版だけではなく、
一緒に未来を考える多くの仲間を集めることも大きな目的の一つです。

この流れを、一過性で終わらせることなく、より多くの方に参加いただける場にするため、
ネクストゴールを1000万円に設定いたしました。

ぜひ、この物語の「最初の参加者」として、引き続き応援いただけましたら幸いです
どうぞよろしくお願いいたします。


小説家:真山 仁(まやま じん)/代表作:経済小説『ハゲタカ』シリーズ ほか

小説には、夢がある
小説には、怒りがある
小説には、勇気がある


そして、小説には世の中を変える力がある

日本は、もうダメだ――という言葉は、別に今に始まった訳じゃない。
後進国に転落する、貧困に喘ぐ、強国の属国になる――。
そんな言葉は、二十世紀からずっと警告されてきた。

不安は募れども、身の回りの日常は、さほど変わらない。
大変になると言われても、日々は過ぎていく。
見たいものだけを見て、信じたいものだけを信じている方が、
心穏やかに過ごせるじゃないか。
だが、本当にそれでいいのか…。

――いいわけがない。なのに、なぜ、立ち尽くしてしまうのか。


それは、思考停止しているからではないだろうか。
停止している思考を再起動するためのスイッチ
――それは、想像し、危機を“体験”することだ。

現実社会を見つめていくと、将来がどうなるか見える一瞬がある。
だが、日々の忙しさのせいで、多くの人は、その一瞬を見逃してしまう。

未来に続く道は多岐にわたっているのに、
どの道を進むのかを自分で決める人は少ない。

「もっといろんな選択肢を持ち、
どれを選ぶのかを自分自身で決めないと、
いつか日本はダメになる!」

一人の少年が、そう強く危機感を抱いたのは、
15歳の春、きっかけは、小説だった。

胸躍る冒険や人と人の葛藤と絆の先に、
未来を切り拓く秘密がある――。

少年は、そう強く感じ、小説というエンターテインメントを通じて、
もやもやした社会を変える!と決めた。

それが、小説家 真山仁が踏み出した第一歩だった。


小説には、夢がある――。

強く願えば実現する夢だ。
それが絵空事ではないことを、多くの登場人物たちが教えてくれた。

小説には、怒りがある――。

怒りこそが、人を動かす原動力ではないか。
このままでは我慢できない。もう黙っていられない!
ならば、立ち上がるしかない。小説の中で、様々な怒りが生まれ、
それをエネルギーに変えた者が、英雄となっていく。

小説には、勇気がある――。

挑戦して失敗する勇気。危機に対していち早く声を上げる勇気。
最初は孤独な闘いかもしれないが、
勇気はいずれ、多くの人を巻き込んでいく。

読者は、主人公と一緒に闘いながら、
勇気が自らのうちに湧き上がるのを実感する。
だから、小説には、世の中を変える力がある。

そう信じて自らを鍛え、試行錯誤を続け、
真山仁は、27年を掛けて小説家としてデビューした。

以来、一貫して、小説の力を信じて書き、闘い続けている。
その真山仁が、2026年春、緊急に訴えたい問いがある。

「日本は財政破綻しない―それは信じたい『安全神話』ではないのか?」

ならば、破綻した日本の現実を突きつけ、
それを打破する知恵と勇気と行動を促す小説で、
今こそ本気で日本を変えたい――。

そう強く決断し、仲間と共に、初めてのクラウドファンディングに挑む。



✔ 日本の未来に、漠然とした不安を感じている。

  「このままで本当に大丈夫なのか?」
     そう思いながらも、答えを見つけられていない。

✔ 経済・社会問題に関心がある。

      円安、国債、政策——
      ニュースを見ても、“実感”が湧かないと感じている。

✔ 物語を「消費する側」ではなく「創る側」に回りたい。

      ただ読むだけではなく、「意思を持って関わりたい」と思っている。


✔ 真山仁 の作品に興味がある。

       リアルな社会を描く物語に触れ、もっと深く関わってみたいと感じている。


もし、ひとつでも当てはまるなら——
このプロジェクトは、あなたのためのものです。


あなたは

「未来をただ消費する側」で終わりますか?

それとも——

「未来を選ぶ側」になりますか?





今回のリターンには、「編集会議参加プラン」を4種類用意しています。

編集会議とは、小説家が小説を執筆する過程で、出版社の編集者や取材協力者などとともにプロットや挿入するエピソード、登場人物のキャラクター、ストーリー展開といった大切な要素について議論の場を持ち、それをもとに、よりよきものに練り上げていくための重要な機会です。

『デフォルトピア』で、この役割を、支援者のみなさまに担っていただきたいと考えたのは、この小説がまさに、私たちが暮らす日本という国の“破綻”をテーマにしているからです。

その危機感を共有しながら、ともに日本の未来をシミュレーションし、どのような選択肢があるかを考えたいと思ったからです。

編集会議は、下記の4回を予定しています。


第1回 リアル編集会議①

 「国家破綻後、あなたは何を優先するか」
 2026年6月14日(日) 14時〜16時 (東京都内)

 ※オンライン視聴あり

第2回 オライン編集会議① 

「日本社会の破綻を描く場面について」
2026年7月12日(日) 14時~16時(オンラインのみ)

第3回 オンライン編集会議②
「破綻した日本にとって必要なリーダー像」
 2026年8月2日(日) 14時~16時(オンラインのみ)

第4回 リアル編集会議②

「どんな行動で共に闘うか」
2026年8月9日(日) 14時〜16時 (東京都内)

※オンライン視聴あり


「国の破綻」が、遠い国の話でもSFでもなく、ひたひたと身近に迫りつつある今、この国で共に暮らすみなさまの声に真摯に耳を傾けたい――、それが真山仁の願いです。

なお、書籍『デフォルトピア』には、巻末に編集後記として、それぞれの編集会議の記録を残します。これは、小説としては、極めて異例ですが、今回は、参加者のみなさまの意見がどのように作品に“昇華”されていったのかをしっかりと記憶しておくためです。



 「小説の想像力を、警鐘で終わらせず、行動と連帯へつなげようとする意欲的な挑戦だと思いました。危機の時代にこそ、こうした新しい試みが必要であり、心から応援しています。」 
 |経済思想家 斎藤幸平|

 「物語の力で社会に問いを投げる挑戦に敬意を表します。この挑戦が新たな共感と行動を生むことを期待します。」 
株式会社ジンズホールディングス 代表取締役会長CEO 田中仁|

 「大国は責任を忘れ世界は不安定化し、人々は物価高に苦しみ賃金は上がらない。いま次世代のために僕らはなにができるのか。まだ間に合います。」 
俳優 谷原章介|

 「すでに誰もが傍観者ではいられない状態にある日本。真山仁氏は現実の側から小説を通して社会に変革をもたらす土壌を造ろうとしている。」 
ジャーナリスト・作家 鈴木エイト|

 「真山さんの全く新しいチャレンジを応援します。人類がAIに勝つためには、考える前に行動することが重要です。真山さんのこの行動力が、人類を救うと思います。」 
東大教授 / 理研副センター長 / OptQC共同創業者・取締役 古澤 明|

 「SNSによって、隠されていた闇が暴かれ真実が明らかになったようで、いまや溢れる情報とともに『何が真実で、何が嘘なのか』がいっそうわからなくなった。そんな中『小説だけが信じるに値するメディアになり得る』と真山仁さんは立ち上がったのではないか。応援しようと思う.」 
塗師 赤木明登|

 「真山氏の小説の主人公は無謀で挑戦的で失敗のリスクを恐れない人物ゆえ読者はハラハラするしかないが、何故かその行動にどこかで期待をし自分には出来ない物語に、最後はカタルシスを覚える。小説の中ではなく、真山氏自身が無謀な面白い挑戦をするとお聞きし、これは何か協力しなければ!と、、、ワクワクです。」 
墨絵イラストレーター 茂本ヒデキチ【本サイトにイラストご提供】|

 「真山さんの「日本に対する危機感」と「書き続ける勇気」と「次世代に対する責任感」。その3つが重なり合う次回作『デフォルトピア』の誕生を心待ちにしています。」 
PIVOT CEO 佐々木紀彦|

 「日本の現実を共に見据え、そして乗り越えて行きましょう。」 
エム・アイ・コンサルティンググループ代表取締役 大上二三雄|

 「自ら未来を描く挑戦は意義深く、新たな物語創出を応援します。まだ挑戦できるうちに明るい未来を。」 
ブランズウィック・グループ 東京代表 唐木明子|

 「歴史の逆流を毎日強く感じる世界と日本に『デフォルトピア』を一刻も早く登場させてください。心から応援しています。」 
JAXA名誉教授 的川泰宣|

 「摩擦を恐れず、あえて孤独を自らに課すような真山さんが、『ともに考える』場へと踏み出そうとしている。その真摯で切実な呼びかけを看過することはできない。今、応答の時だ。」 
写真家 渋谷敦志|

 「インフレと極論・陰謀論とポピュリズムが猛威を振るうのであろう近未来図。それを小説にすることで、私たちは、いわば免疫を備え、よりましな未来にすることができる。」 
上智大学 教授 奥山 俊宏|

「書斎にこもらず社会の只中で読者と共にもがき、物語の届け方まで自ら切り拓く。それが作家・真山仁の凄みです。」 
アニマルスピリッツ 代表パートナー 朝倉祐介|

「ボクが“今この瞬間”を面白くする仕事だとしたら、真山さんは、まだ見ぬ未来や人の心の奥にあるものを、物語として立ち上げる仕事をしている人です。この挑戦は、新しい小説を書くことではなく、「国家が壊れたあとの日本」という重いテーマを、読者と一緒に考え、物語として育てていこうとするものです。読む側で終わらせず、未来を考える当事者として巻き込んでいく。そこに、このプロジェクトの面白さと大きな価値があると思います。」 
放送作家・PRコンサルタント 野呂エイシロウ|

「真山さんだから書ける『お金』が無価値になった世界。人間はその地獄からどう這い上がるのか?想像するだけでゾクゾクします。」 
楽天グループ 取締役 羽深成樹|

「「財政破綻、地政学リスク、AIによる経済構造の激変ーー三つの波が押し寄せる絶望的な未来を、リアルに描けるのは真山さんだけ。読者として、そして経営者として、困難に真っ向から挑む人間の強さに勇気をもらえる、そんな一冊を心待ちにしています。」 
株式会社Ridge-i 代表取締役社長 柳原 尚史|



写真左:今回のプロジェクトに熱い思いを寄せ、推進役を買って出た山下恭司氏

山下:小説『ハゲタカ』でデビューして以来21年。M&A、政治、エネルギー、宇宙産業… 真山仁は一貫して、私たちの社会の裏側にある構造や矛盾を、物語という形で描き続けてきました。そもそも、小説家になった理由がユニークですよね。


真山:「平和だ」「いい世の中だ」とみんなが笑っていても、未来への不安や警戒心を、なぜかいつも敏感に感じ取ってしまう子どもでした。本気で小説家になろうと決めたのは高校生の時です。以来ずっと、日本が誤った方向に進むのを防ぎたい、そのためには未来に選択肢を持つことが必要だと感じています。ただ、そんなことを声高に叫んでも聞いてくれる人はほとんどいません。難しい、面倒だと思われず、無関心な人にも興味を持ってもらうには、楽しくて面白い物語という形が必要です。それが、様々なテーマでエンターテインメント小説を書き続けている理由です。


山下:真山ファンの間では、「真山は、予言者」という伝説がありますが。



真山:そういう実感はありません。ただ、作品で予想した未来が、その後、現実になったという例がいくつかあるからでしょうね。



山下:印象に残っているのが、原発が事故を起こしうる事態を克明に描いた『ベイジン』でした。発表したのが、2008年で、その3年後、東北を襲った大地震直後の福島第一原子力発電所の事故と酷似。「原発は安全だ」というそれまでの神話が崩れ、日本のみならず世界中を「まさか」の恐怖に陥れた大事故でした。

真山:私の小説のテーマの一つは、「常識を疑え」です。事故が起きるまで、日本の原発は、「絶対安全!」と言われていました。いわゆる「安全神話」が厳然とありました。しかし、研究していくと、やはり人間のやることに「絶対はない」のではと思い、関係者の協力を得て書きました。しかし、まさか本当に事故が起きるとは思っても見ませんでした。同時に、その後の対策を見て、日本は、事故を想定した対策を講じてなかったことに驚愕しました。


若者たちを交えて、様々なテーマで勉強会を継続的に実施している

山下:2017年に刊行されたオペレーションZ』の作中では、『デフォルトピア』という架空の小説が登場します。日本の財政破綻を描いたこの物語は、刊行後、多くの読者の心に強く残り、「作中の小説を、現実の一冊として読みたい」という声が寄せられるようになったそうですね。

真山:はい。最初は冗談かと思いましたが、不思議なことに、年々、その声が高まっていきました。そしてついに昨年、これまでの読者だけでなく、企業経営者や官僚、政治家や若者たちからも「デフォルト」への危機感を聞くようになりました。少し前までは、国家破綻は起きない、という見方もありましたが、円安が止まらなくなり、長期国債の利回りも史上最高値となり、一気に空気が変わりました。「もう、楽観していられる段階ではないのではないか」という声が、明らかに大きくなったのです。

また、政権は「責任ある積極財政」を標榜していますが、アメリカのイラン攻撃など、世界中に不穏な空気が充満してきました。日本で国家破綻が起きるのではないかという危機感を強く持っています




山下:改めてですが、2020年にドラマにもなったオペレーションZ』はどんな物語だったのか、まだ読んでいない方にもご紹介いただけますか。



真山:簡単に言うと、国家破綻の危機にある日本を背景に、「国家が破綻するとはどういうことか」を描いた小説です。政治家、官僚、金融関係者、企業人など、立場の異なる人間たちが登場し、それぞれの視点から“その瞬間”に向き合っていく物語です。


(WOWOWドラマ「連続ドラマW オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」は、2020年3月15日~4月19日まで、毎週日曜夜10時に全6話で放送。Amazon Prime Videoで視聴可能)

山下:単なる財政問題を描いたというより、人間ドラマの側面も強い印象があります。


真山:そうですね。財政や金融の話が軸にはありますが、「極限状況に置かれたとき、人はどう判断し、どう行動するのか」がテーマになっています。国家という大きな題材を扱いながらも、読者が登場人物の一人として物語に入り込めるよう物語を構成しましたね。



山下:それでは『オペレーションZ』に出てきた、作中小説の『デフォルトピア』はどのような物語なのでしょうか



真山:一言で言えば、「日本が本当に財政破綻したとき、社会はどう変わるのか。」国家破綻を、現実の延長線として描かれた作中小説です。破綻という言葉はよく使われますが、その先で政治や経済、そして人々の暮らしがどう連鎖的に崩れていくのかは、意外と具体的に語られていません。



山下:余り考えたくないですね(笑)。きっと想像したくないだけではなく、リアルに想像できないとも思います。



真山:『デフォルトピア』では、そのプロセスを一つずつ追っていきます。『オペレーションZ』が「破綻を回避するための選択」を描いた物語だとすれば、『デフォルトピア』は「回避できなかった世界を引き受けた人々」を描く物語です。ただ、描いているのは専門家だけの世界ではありません。国家の問題が、どのように私たち一人ひとりの日常に降りてくるのか。その距離を、物語として可視化したいと考えています。


デフォルトピア メインビジュアル
イラスト:茂本ヒデキチ


2023年11月から2025年9月にかけて『日経ビジネス』で連載され、のちに単行本化された、真山仁著『チップス ハゲタカ6』。本作の連載では、茂本ヒデキチ氏による印象的なイラストが作品世界を彩りました。そして今回、本プロジェクトへの応援をこめて「デフォルトピア」のメインビジュアルを、過去のハゲタカ作品の連載で、挿画を担当し好評を博した茂本ヒデキチ氏が担います。


山下:国家破綻を可視化するというのは、かなり難しい気がします。それは、もうSFの世界では? 



真山:難しいですね。例えば、財務省の関係者に尋ねると、「絶対起きませんよ」と即答します。でも、そのあと「余程のことがなければ」と続きます。それを財務省の陰謀と片付けるのは、自由です。ですが、それが陰謀なのか、あるいは荒唐無稽の絵空事なのかは、現実をしっかりと描いてから考えることではないでしょうか。世の中に「絶対」はないと訴え続けてきた私としては、何が起きるかを誰も可視化してこなかったから、想定さえも出来ず、「神話」を信じているだけじゃないかと感じています。もちろん、起きないに越したことはないわけですし。

山下:この数年、日本だけではなく、世界であり得ないことが次々と起きていることを考えると、起きない!と断言する自信は持てないですね。でも、悲惨な未来を想像するのは怖い。




真山:でも、人には「怖いもの見たさ」という衝動もある。だとすれば、実際に徹底的に取材して、それをリアルに描いて判断するべきではないでしょうか。それと、私はただ絶望の淵に落ちた日本を読者に突きつけるだけでは終わりたくないと思っています。


山下:どういうことでしょうか?



真山:絶望のどん底にあっても、人は必ず立ち上がり、生きようとします。そこに人間の底力と素晴らしさがある。世界中で、小説はずっと絶望から立ち上がる姿を描き、読者に勇気を与えてきました。『レ・ミゼラブル』しかり、『風と共に去りぬ』しかり、『宮本武蔵』しかりです。そして、デビュー作以来書き続けている『ハゲタカ』でも、逆境に追い詰められながらも、常に闘い続ける人たちを描いてきました。

 今回の『デフォルトピア』でも、そんな勇気を持った英雄と、共に闘う同志を登場させたいと思っています。実は、それがクラウドファンディングに挑む理由の一つでもあります。



出版社主導ではなく、クラウドファンディングという形を選んだ理由を教えてください。



真山:常に、私は多くの方に取材し、物語を紡いできました。多くの人の経験や喜怒哀楽を受け取り、それを小説として昇華させる。そういう気持ちで書いています。今回は、その手法をより広げたい。つまり、絶望から立ち上がるために、何が必要か。読者の皆さんに同志になっていただき、共に考えたい。


山下:支援者の方々とは、どのような関係を築いていきたいと考えていますか?



真山:まずは、関心を持っていただき、いろんな面でご支援をいただき、作品を完成させるのがひとつのゴールです。ただ、この小説は、日本で起きてほしくない未来を描く物語でもあります。読み終えたときに、「こうならないために、何に関心を向けるべきだったのか」を、自分自身に問い返してほしい。そしてその問いを、読み終えたあとも手放さずにいてほしいのです。

そのために、支援者の方々とは、この作品だけに留まることなく、同じ問いを抱え、同じ側に立って考え続ける仲間でありたい。このプロジェクトは、その関係性をつくるための挑戦でもあります。


山下:真山作品は、予言の書だと言われていますが、今回だけは、現実になって欲しくないですね。


真山:まったく同感です。この物語のようなことは起きなかったーーそうなれば、幸せです。ですが、私は常に未来について「プランB」を考えておくべきだと思います。また、このプロジェクトで共に考え闘おうと立ち上がってくださる皆さんとの取り組みは、けっして無駄にはならないと思います。国民主権と言われても、ピンとこないですが、自分の国のピンチを想像して、その対策を必死で考えていると、ああ、実は自分たちが主人公にならないと「良き国」は生まれないんだと実感できるのではないでしょうか。




山下:最後に、このページを読んでいただいている皆さんへ、改めてお伝えしたいことをお願いします。



真山:漠然とした不安、希望のない未来。それをどこかで感じつつも、不満や不平をつぶやくだけで、「見ない」ことにする生き方をやめませんか。私たちに必要なのは、根拠なき警鐘や小賢しい楽観論ではありません。

見過ごし続けた先に何が起きるかを物語で“体験”した上で、サバイブする方法を見出したい。一緒に泣き、笑い、考え、力を合わせて、生まれて良かったという日本を次の世代にも引き継いでいこうではありませんか。

真山仁 経歴



『デフォルトピア』を巡る報道

 『デフォルトピア』プロジェクトに関する記事・報道・動画・イベントをまとめています。


Forbes JAPAN

▼2026.04.22 累計270万部『ハゲタカ』の真山仁「財政破綻後の日本」を読者と共同執筆、クラファンで

▼2026.04.23 『ハゲタカ』の人気作家は説く━━AIの嘘はアガサ・クリスティーで迎撃せよ!

▼2026.05.13 「ハゲタカ」のベストセラー作家が、あえてクラファンで世に問う財政破綻後の世界!

▼2026.05.14 クラファンで発表予定「日本財政破綻」の未来恐怖小説。米政治外交の専門家が読んだ


News Connectでの対談

▼2026.05.02  【真山仁】財政破綻シミュレーション小説/「絶対ない」神話は必ず崩壊する

 

zakII

▼2026.05.11    なぜ『ハゲタカ』の真山仁さんがクラファン? 「国家破綻」への危機感とは


TBS「edge23」

▼2026.05.13 真山仁に聞く【edge23特別編】

 


タイアップイベント
▼2026.05.13 真山仁 × 内藤忍 初対談「デフォルトピア」


フジテレビ報道局 
▼2026.05.15 「ニュース延長戦  はじめます。」 【対談】真山仁 × 松山俊行


テレビ朝日 
▼2026.05.23 ANNニュース 
 真山仁さん クラファンで創作へ 金利上昇のなか 財政破綻描く小説を


テレビ朝日 経済部
▼2026.05.23 ANN経済ニュース 
【なぜ今?】「ハゲタカ」真山仁が「日本財政破綻小説」をクラファンで執筆する真意



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

  • 取材費、交通費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • これまで、活動報告でもご紹介して参りました「編集会議」。ついに、第1回編集会議(リアル会議①)の会場手配が完了しました。2026年6月14日(日)14時~16時東京都新宿区にて、最初の編集会議を開催します。リアル会議はオンライン視聴による参加も可能です。当日は、実際に会議室に編集メンバーが集まり、『デフォルトピア』の世界観やテーマについて、本格的な議論を行う予定です。議論するテーマは、「国家破綻後、あなたは何を優先するのか」。ここから、『デフォルトピア』という物語が、本格的に動き始めます。その”最初の瞬間”に立ち会えるのは、今このタイミングで参加した方だけです。それは、単なるフィクションの話ではありません。いま、私たちが生きる現実の延長線上にある問いです。編集会議で交わされた議論や視点は、実際に作品の中へ、少しずつ取り込まれていきます。読者が、「物語が生まれる瞬間」に立ち会う。それは、おそらく、日本の出版界でも極めて異例の試み となります。『デフォルトピア』プロジェクト事務局 山下恭司 もっと見る
  • 一週間前の5月16日。活動報告にて“最初の参加者300人”を目指します。と宣言させていただきました。そして、本日5月24日。わずか1週間で、307人もの方々が集まりました。本当にありがとうございます。この1週間、真山仁さんと一緒に、少し驚きながらこの流れを静かに見つめて参りました。『デフォルトピア』プロジェクトでは、単なる“読者”ではなく、“参加者”という感覚を大切にしています。だからこそ、支援という形を超えて、このプロジェクトを一緒に育てようとしてくださる方が、増えているのかもしれません。この307人という数字は、私たちには、単なる“支援者数”には見えていません。間違いなく この307人は、『デフォルトピア』の物語に立ち会う、「最初の参加者」です。ここから先、『デフォルトピア』は、まだ誰も見たことのない形へ、少しずつ進み始めます。もし、このプロジェクトに、何かを感じてくださっているなら。ぜひ、この「静かな共鳴」を、まだ届いていない誰かへ、届けていただけたら嬉しく思います。今の社会に違和感を持ちながらも、まだ言葉にできずにいる人が、きっと日本中にいる。私たちは、そう感じています。この静かな共鳴が、これからどこまで広がっていくのか。私たち自身も、まだ分かっていません。『デフォルトピア』プロジェクト事務局 山下恭司 もっと見る
  • 本日5月23日、テレビ朝日の経済ニュースにて、『デフォルトピア』プロジェクトが報道されました。 (テレ朝NEWS)今、改めて強く感じたことがあります。真山さんは、支援者の皆さまから届くメッセージを、一つひとつ、本当に丁寧に読んでいます。アンケートや応援コメントにも、・将来への不安・日本社会への違和感・それでも大好きな日本に希望を持ちたいという想いが数多く寄せられています。そして、その声が、少しずつ真山仁さんの背中を押し始めています。そして、このテレビ朝日のノーカット版インタビューを見ていただきたいです。私たちの一人ひとりの声がついに、真山仁さんを動かしました。「国に頼るのではなく、自分たちで希望のある社会にしようというチーム作りを目指したい」と。今、私たちの声は、単なる感想ではなく、“この時代をどう生きるか”を考える声として、少しずつ形になり始めています。そして真山さんは、その声を受け取り、物語として社会へ一石を投じようとしています。真山仁さんは、私たちの代弁者なのかもしれません。『デフォルトピア』プロジェクト事務局 山下恭司 もっと見る

コメント

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  1. 2026/05/26 07:28

    山下さん、第一回の編集会議にリアル参加するつもりでしたが、家族の用事があり参加できません。途中からでもリモート参加可能でしょうか?

    1. 2026/05/26 12:24

      Ykiriakeさま ご連絡ありがとうございます。 第1回の編集会議からのご参加をご検討頂き、誠に有難う御座います。 ぜひ、『デフォルトピア』の物語の"最初の創作の現場"へ立ち会って頂きたく思います。 事務局 山下恭司


  2. 2026/05/26 04:08

    Senshu Takeshi ですが、遅れましたが6月14日のリアル会議に参加できませんか?

    1. 2026/05/26 12:27

      Senshu Takeshiさま ご連絡有難う御座います。 6月14日の第1回編集会議(リアル開催)の会場手配ができました。 少し余裕のある会議室を予約しておりますので、ぜひリアル参加でもオンライン視聴でも、ご参加頂けますと嬉しいです。 事務局 山下恭司


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