
本日は、農業や栄養、地域医療といった、地域の健康を支える基盤となる現場を訪問しました。
最初に訪れたホストファミリーのお父様の農園では、多くの植物や動物が育てられており、殺虫剤を使用せず自然な方法で安全に農園を管理している様子についてお話を伺いました。また、ガーナで重要なたんぱく源とされているグラスカッターの飼育の様子も見学することができました。科学的な肥料に頼らず、オーガニックで持続可能な農園のモデルを次世代へつなげていきたいという想いからは、地域の未来を見据えた強い使命感を感じました。
続いて、ガーナで1897年に初めて設立されたココアファームを訪問しました。ガーナにおけるカカオ栽培の歴史や、収穫から発酵までの工程について詳しく教えていただきました。発酵前の熟したカカオの果実を実際に味わう機会もあり、チョコレートがどのように生まれるのかを体感する貴重な経験となりました。農園内で発酵まで行うことが、ガーナ産チョコレートの品質の高さにつながっているとのことでした。
最後に、比較的遠隔地に位置し、複数のCHPS施設を統括するDanfa Health Centerを訪問しました。この施設は約21,000人の住民と5つのCHPSをカバーし、臨床業務と公衆衛生活動の両面から地域医療を支えています。看護師の方々は、栄養指導や疾病管理、ヘルスプロモーション、思春期保健などを通じて地域住民の健康維持に取り組んでいました。
ワクチンの提供に関しては、スタッフ自身が毎月公共交通機関を利用し、数時間かけてワクチンを受け取りに行っているという現状も伺いました。また、検査費用の負担により受検を断念する患者の存在や、保険適用外の薬剤、搬送手段の不足など、地域医療の課題についても率直に共有していただきました。
今回の訪問を通じて、限られた資源の中で地域の健康を守ろうと尽力する医療従事者の姿勢、そして「見たことを伝えてほしい」という言葉の重みを強く実感しました。
当団体としても、今回のガーナ訪問で得た学びを糧に、今後の国内外における啓発活動や政策提言に活かしてまいります。
引き続きの応援&ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
詳細はこちら↓
https://camp-fire.jp/projects/912415/view





