【能登の入口】というサイトで、能登半島の復興を継続支援したい
はじめまして。グリクリエイツ株式会社代表取締役 兼 映画監督の石井かほりと申します。私は能登半島を舞台としたドキュメンタリー映画(『ひとにぎりの塩』(2011年)、『一献の系譜』(2015年))の制作を通じ、17年間能登の方々と関わり続けてきました。震災から三年目となる今、現地からは、「今の能登を見て欲しい」という声が聞こえてくる一方で、「能登に行きたいけれど、どう行けば良いのか」「行った先でどう動けば良いのか」「何ができるのか分からない」という「入り口にすら立てない人」の声も聞こえてきます。そこで、【能登の入口】というサイトを制作し、もっと〝気軽に〟能登を訪れる人を増やし、継続支援につなげたいと考えています。
[能登の塩づくりと日本酒づくりを追った映画二作品]

なぜ今、このプロジェクトが必要なのか
能登半島地震から時間が経つにつれ、被災地への関心が薄れていくことを危惧しています。多くの方が【能登を応援したい】【現地に行ってみたい】という気持ちを持ってくださっているのに、実際に訪問するための情報がバラバラで、とても分かりにくいのが現状です。私の元にも、そうした問い合わせが数多く寄せられています。飛行機や電車、バスの運行状況から、復旧した観光地の情報、ボランティア活動の参加方法まで、必要な情報が散らばっていて、限られた人たちしか現地入りできていないように見えます。まだ、多くの方々の気持ちが能登へ向けられている今、その想いをつなぎ留めるためにも、この【能登の入口】というサイトが必要不可欠なのです!
[現地取材の様子・解体を免れた酒蔵を修繕して酒造りを再開した酒蔵]

[鮮魚店の様子・能登の抜群の鮮魚の購入も可能!配送もOK]

[人気パン屋さんは種類豊富で店外には大行列]

理想的な能登への入り口を作りたい
私が目指すのは、能登に縁のない人でも迷わずに現地を訪れることができる、まさに【能登の入口】となるサイトです。復興の進捗に合わせて変化する交通手段の情報や、再開した宿泊施設、飲食店の最新状況、観光とボランティア活動の両方ができる旅程など、バラバラの情報をまとめると共に、4カ月に一度、私自身が能登入りして現地取材し、情報を更新していきます。
このサイトを通じて、能登を訪れる人が増え、現地の経済活動が活性化し、また、必要な支援のアップデートを促すことで、復興への力強い後押しにつながると信じています。

[交通手段の紹介]

[ボランティア拠点風景]

私と能登の17年間の絆・活動実績
私は能登半島を舞台としたドキュメンタリー映画を2作品監督させていただいたことから、能登の方々との付き合いは今年で17年目となります。初めて能登に降り立った時に感動した能登半島の自然と食材の素晴らしさ、そして、通うほどに惚れ込んだ能登で暮らす人びとの明るさと心根の優しさ、つまりは、強さ。その魅力を伝えたくて映画を制作しました。また、映画だけに留まらず、能登の食や文化に触れるイベント、遂には、能登の人に会いに行く着地型ツアーなど、多数開催してきました。
[都内で開催された〝能登イベント〟の様子]

[ツアーは全13回開催]

そんな私にとって、2024年の地震は我が身をえぐられるような思いであり、何とか力になりたい一心で、制作した映画の「上映権」を放棄することを決心し、全国でチャリティ上映会を呼びかけました。国内外から多くの方々のご協力を得て、これまで1,440万円以上の寄付金を能登広域へお送りすることができました。
また、9月の豪雨以降、時間との闘いであった泥かき作業や、料理ボランティア、また希望者を震災後の能登にお連れする案内役など、時間と共に変化するニーズを掴みながら、出来得る最大限のことを模索してきたつもりです。
[料理係としてボランティア30人分の食事を用意※お刺身は滞在先の特別メニュー] 
震災前から能登の魅力を映画やイベントで発信し続け、震災後も形を変えながら、深く能登に関わり続けている者として、能登の内側と外側をつなぐ架け橋となることが自分の役目だと自負しております。
プロジェクトの社会的価値
このプロジェクトは単なる情報サイトの構築ではありません。そして、私一人が取り組むのではなく、寧ろ、たくさんの方にご参加いただくことにこそ、真意があると考えています。それは、現在、能登半島が直面している問題の数々が、15年から20年後に直面するであろう日本各地における問題そのものだからです。深刻な過疎化と高齢化が進む中、その地で生きると決めた人たちの暮らしと文化、風習を如何に継続維持していけるか。情報化社会が進んだ現代は様々な知恵を得られると思いますが、情報の先の【アクションへつなぐ仕組みづくり】が最重要である、と思うのです。
サイトを通じて能登を訪れる人が増えれば、現地の宿泊業や飲食業、観光業の回復につながります。また、ボランティア活動への参加者も増やすことができ、復興作業の人手不足解消にも貢献できます。そして、現地の方々と直接関わることで、時間と共に変化する現地のニーズをつかみ、更に次のアクションへ移していくことができるのです。
今の能登半島が抱える問題と向き合うことは、数年後、日本各地に生じる問題と向き合うことと等しく、それ即ち、日本全体の未来を明るくすることを意味します。能登の応援活動を、ぜひ【自分事】として関わっていただきたいと思います。
[2025年5月時点、倒壊した酒蔵]

[2025年5月時点、田んぼの畔を直し、田植えの準備を手伝うボランティアスタッフ]

[原則2年のところ復興の遅れから最大3年となった仮設住宅の期限。約8割の世帯が延長希望。自宅再建が難しい被災者の住まい確保が現在の課題]

[大規模な崖崩れを避けながら新たに敷かれたスリリングな国道]

リターンについて
ご支援くださるみなさまには、感謝の気持ちを込めて様々なリターンをご用意しています。支援額に応じて、能登の取材先からいち早く情報を得られるライブ配信視聴権や、能登の現地取材の同行権、能登の旅程提案権またご自身なりの能登支援を模索される方への相談受付権(コンサルティング)などをお贈りします。能登の復興を一緒に見守り、応援していただける仲間として、末永くお付き合いいただければ幸いです。
スケジュール
クラウドファンディング成立後、直ちにサイトの本格的な構築作業を開始し、来年5月頃の公開を目指しています。その後、4月、7月、11月と計3回(各5日滞在)現地取材を実施し、情報を更新します。移り行く季節の中で、様変わりするであろう能登の復興の様子と、変わらぬ普遍的な能登の魅力とをお伝えします。
2026年3月上旬
クラウドファンディング終了
【能登の入口】サイト制作開始
リターン(お礼メッセージ)送信
2026年4月24日~28日
第一回現地取材決行
リターン(現地取材配信)
2026年4月下旬
リターン(コンサルタント対応)
2026年5月下旬
【能登の入口】オープン
リターン(サイトに支援者名掲載/企業バナー掲載/能登旅事例紹介メール送信/塩発送)
2026年7月23日~27日
第二回現地取材決行
リターン(現地取材配信)
2026年7月下旬
リターン(アクリルプレートスタンド、Tシャツ、トートバック発送)
2026年11月26日~30日
第三回現地取材決行
2026年11月下旬
リターン(現地取材配信)
最後に
能登半島の復興はまだまだ道半ばです。でも、だからこそ今、私たちができることがあります。それは能登を忘れずに、実際に足を運んで、現地の方々と触れ合うことです。【能登の入口】というサイトは、みなさまと能登をつなぐ架け橋になります。一人でも多くの方に能登の今を知っていただき、気軽に訪れていただけるよう、私も全力で取り組みます。どうか皆さんの温かいご支援をお願いいたします。一緒に能登の未来を、そして、日本の未来を明るくしていきましょう。
[プロジェクト実行者石井かほり・能登の活動費の一部をフリーマーケットでねん出しました]

最新の活動報告
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第一回目現地取材報告
2026/06/07 13:54ご報告が前後しますが、4月24-30日で第一回目現地取材を行いましたので、その旅程のご報告です。現地からの配信及び、旅程報告の詳細を返礼品でお選びいただいている方々には、動画でお届け済み内容と重複しますこと、ご了承ください。4月24日ー26日は、能登出身で関東在住の友人方によるツアーに参加させていただきました。20名を超えるツアー参加者と能登で仮設住宅に暮らす方々と交流を図ることができました。わたしの取材チームは参加者4名とWEBデザイナー含む計6人で周り、ツアー内容+αで独自の視察場所へ伺うことができ、大変充実した時間となりました。24日は、門前の蕎麦屋「手仕事屋」で昼食。人数が多いので半分に分かれ、總持寺祖院の見学チームと昼食チームとで時間差で食事をすることで、大勢のツアーの際の動き方の勉強となりました!この後、天領黒島視察、一棟貸宿「家族会館」ご挨拶、「ゲストハウス黒島」視察、輪島朝市通り視察、「日吉酒造店」で買い物、「白藤酒造店」ご挨拶訪問、「酒ブティックおくだ」で買い物、「もとやスーパー」で買い物、NHKドラマ「ラジオスター」舞台となったラジオ局視察、町野町の仮設商店街視察、「白米千枚田」通過、外浦を走行しながら隆起した海岸に新たに建設された道路通過、塩田周辺通過、「木の浦ビレッジ」にてツアー参加者方との交流夕食会、「岩城慶太郎」宅訪問「珠洲ビーチホテル」宿泊25日は、ツアー企画者のご友人で地震により倒壊した家屋の跡地にラベンダーとひまわりを能登の方々と共に植樹、公民館にて地元の方々のお手製昼食、珠洲市長様と商工会議所所長様が挨拶に駆けつけてくださいました。珠洲の災害経験から今を伝えるガイドツアー、珠洲の道の駅「すずなり」にて買い物、珠洲市「みんなの家」視察、「一人一花」プロジェクト(珠洲)視察、「まつうら」にて夕食交流会(能登在住の方の駆けつけ、50人ほどの会!)、泊まれるお寺「乗光寺」にて宿泊26日は、珠洲三崎町「浦野農園prayground」視察、ゲル型「あえのこと」と「宿泊所」視察、「須須神社」にて祝詞を上げていただく、道の駅「狼煙」で買い物、狼煙「みんなの家」視察、禄剛崎灯台見学、聖域の岬視察、「ランプの宿」上部から見学、「つばき茶屋」にて昼食、「松波酒造」見学&買い物、「ひらみゆき農園(ブルーベリー農園)」加工所訪問するも定休日、取材チーム前半の方々と別れ、後半へ。和倉へ移動、割烹「吉松」にて夕食和倉の「美湾荘」宿泊27日は、和倉の街並みと被害状況と現状をガイドいただき、「お祭り会館」見学、七尾市街地へ移動。一本杉商店街をガイド、視察。「一人一花」プロジェクト(七尾)視察、「能登スタイルストア」視察、仮説店舗にて昼食、七尾の宿泊処「ROOM」「iyooo」「Social Guest House neltoko」視察、漆陶舗「あらき」にて買い物、制作中の「青柏祭の曳山(でか山)」見学、「川端鮮魚店」にて夕食用にお刺身を購入、「ゲストハウス黒島」にてバーで宴会「ゲストハウス黒島」宿泊28日は、黒島から近い「ハイディワイナリー」視察(お休みだったので外から覗いたのみ)、「禅の里交流館」視察、商店街を盛り上げるキーマンと面会、門前図書館視察、能登空港にて取材チームとお別れ女優の常盤貴子さんのご紹介で志賀町の方々とご面会とヒアリング(能登空港に設置される飲食交流スペース「NOTOMORI」にて)。穴水町下唐川にて「一人一花」プロジェクトの中でもピカ一で常盤さんおススメス!ということで、下唐川のガーデンを視察、集会所にて地元の方々との交流会、山菜とお刺身でおもてなしいただきました!下唐川にて宿泊29日早朝、山菜採り体験、穴水の市街地の友人が駆けつけてくださりご面会が叶いました!「唐川菜マスタード」購入、能登島へ移動、「Harb Garden」視察、小豆の種植え、穴水で「護摩行」参加、火渡り体験、七尾「ごはん処 一歩」で夕食島の宿「えのめ荘」宿泊、女将と朝3時まで、茹でサザエとお酒で語らう30日寄合に参加、200円で昼食をいただく、カラオケ、「御祖母様の宿」視察、道の駅「のとじま」で買い物、穴水の新たな宿「TOMORU」視察、空港にて「ひらみゆき農園」の平さんとご面会!ドーナッツとベームクーヘン購入。以上です。当初24-28日までの予定でしたが、延泊したことで延泊分の新たな出会いがたくさんありました!!17年間能登に通い続けていますが、本プロジェクトにより新たな扉が開いているのを感じます!!この扉の向こうに「新能登」があると信じて、みんなで希望の光を反射し合っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
山形県酒造組合にて登壇
2026/06/06 15:305月26日に山形県酒造組合様の総会にて、講演のご依頼を賜り、「能登半島地震及び豪雨の支援活動と能登の酒蔵の現状について」お話をさせていただきました。今回の講演のため、改めて能登の酒蔵様方へ聞き取りを行い、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトの取材もさせていただきました。・能登の震災と豪雨のこと、・復興が遅い理由、・これまでのわたしの支援活動と新たに始めた「能登の入口」プロジェクトについて、・「能登の酒を止めるな!」プロジェクト、・能登の酒蔵さん方の発災直後の状況、・現在について(生産量、酒質の変化、共同/委託醸造の状況、住まい)、・再建の目処、・2年半経った今の心境と悩み事など資料は130ページを超え、駆け足で話しても1時間20分近く掛かりました。長時間にも関わらず、皆様真剣にご傾聴くださり、「自分が当たり前に酒造りができていることを感謝せねばならないのだと感じました。また、何ができるかすぐには分からなくても、頭の片隅に置いておきたいと思いました」「報道されないから、結構、復興しているのかと思っていたけれど、3.11に比べてかなり遅いんですね。知ることができて良かったです」という言葉をいただきました。そして、山形県の日本酒酒蔵が「杜氏」が消滅したことで酒質が低迷していた時期、酒蔵の意識の底上げから奮闘し、全国新酒鑑評会で上位常連の現在へと導いたご経験のある小関敏彦先生からは、「今日の話を聞いて、点と点がやっと線になった状態なんだと思いましたね。まだ面になってないんだな、て。ところで、線を面に変えていくには、何が大事か分かりますか?」と問われました。思いもよらない質問に、まったく答えが思い浮かばずにいると、「感動ですよ。感動を伝えることが大事なんです。わたしもね、学生に教える時に、技術じゃない、歴史でもない、何か。それは、“感動を伝えること”なんです。感動したら、人は動く。線が面になっていくんです」と。雷に打たれたような衝撃でした。わたしは、映画制作の頃は、当たり前に「感動を伝えること」を念頭においていたのに、震災が起きてから向こう、ムキになり過ぎて、視野がかなり狭くなっていたのでした。そして、先生は、「でもね、エンジンは必要。だから、貴方がエンジンになってやって来たことは正しいから、これからも頑張ってね」と言って、握手してくださいました。なんとも嬉しいエールと、この先、復興を呼びかける身として、大事なキーワードのプレゼントでした。能登がこの先、どういう形で歩んでいくか、わたしは、自身の「運命」として信じる道を進むしかないと感じています。その中で、奇跡的な出来事や胸が熱くなることがたくさんあって、だから続けられるのですが、それらをもっともっと伝播していこう!と決めました。これからも、どうぞよろしくお願いします!! もっと見る
『NOTO no KOE -little book』
2026/04/16 16:21まだ出逢っていない人をいつか能登半島に誘う小さな本『NOTO no KOE -little book』に私、石井かほりも寄稿させていただきました。こちらのポップアップイベントが先日、代官山蔦屋書店にて開催されました。登壇者は、この本の発行人であるお三方、ラジオパーソナリティのクリス智子さん、フードプランナー/通訳・翻訳の勅使河原加奈子さん、フレンチ「エスキス/ESqUISSE」シェフのリオネル・ベカさんに、能登からイタリアン「Villa della pace」シェフの平田明珠さんをお招きしてのトークセッションでした。それぞれの能登半島への想いと、約1年かけて制作されたこの本に懸ける想いとが語られました。勅使河原さんが能登と出逢うきっかけは、震災よりはるか前に私が企画した能登の塩田体験ツアーであり、そこからリオネルも度々能登入りすることに繋がり、そして、震災が起きてからも彼らは度々能登に出向き、応援活動をされてこられました。そんなご縁で、私もこちらの書籍へ寄稿させていただくことになり、このイベントにもご招待いただいたのですが、拝聴だけのつもりが、終盤マイクを渡され一言とのことで、急遽ご挨拶させていただきました。話すことを何も準備していなかったので、震災前から能登半島と関わり続けて来た自分の見聞きしたこと、感じていることを率直にお伝えさせていただきました。当日は、発信力のある方が多い印象でしたので、そうした方々に能登の現状をお伝え出来たことはとても有難いことでした。能登半島は今、すごい勢いで人口減少になっています。でも、思うことは、着物や畳も減少したと言われますが絶滅はしないのと同じで、きっと能登も、そこで暮らす人や外から通う人、遠隔ながら関わり続ける人たちは絶滅しないということ。どう関われば、存続できるかを外側の人たちも大いに自分事として考えねばならないけれど、それは、能登に魅了された人たちの「大好き」というポジティブなパワーで楽しみながら取り組んで行けるのではないだろうか、と思うのでした。だって、現に能登の復旧復興支援で新たに出逢った人たちとのご縁は、わたしにとって、宝物のように素晴らしく、初対面なのに、〝能登〟というキーワードがあれば、お互いワクワクにこにこ話が弾んでしまうんだもの♪代官山蔦屋書店ポップアップイベントvol.2は4/29(水)11:00-12:30にあるそうです。https://eventmanager-plus.jp/get/538d16ab695a74a3ad659bf3242523ebbbb410130d008eb331a4b770ea5f9c2aこの日は、クリス智子さんと、やはり、寄稿された「minä perhonen」 デザイナーの皆川 明さん、「BEAU PAYSAGE」 栽培醸造家の岡本英史さんと、更にはわたしも大好きな「ハナレグミ」の永積崇さんの4人でのトークセッションとのこと。この日も駆けつけたかったけれど、わたしは24日から「能登の入口」プロジェクトの取材のため、絶賛、能登入り中!残念!でも、同じ企画で関わらせていただけて嬉しい。 もっと見る





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