■ 天気:晴れ のち 曇り■ 気温:26.1℃(最高気温) 9.6℃(最低気温) 皆様、こんにちは。今日は至仏山の巡回を実施しました。その際の至仏山の様子と登山道の状況をお伝えします。 ナナカマドの実が赤く色づいてきていました。 東面登山道から見た尾瀬ヶ原。湿原の草紅葉が少し始まっている様子がわかります。 山頂手前まで、タカネトウウチソウがまだ少し見られます。 見られるお花が少なくなってきた至仏山ですがオヤマリンドウが見頃を迎えています。 尚、先日の台風21号の影響でオヤマ沢田代~鳩待峠間の登山道の数ヶ所で倒木が確認されました。通行は可能ですが注意して通行して下さい。 尾瀬保護財団
尾瀬保護財団ブログより ■天気:晴れ■気温:18.5℃(9時)22.7℃(昨日の最高気温)10.8℃(今日の最低気温) ブログをご覧の皆様こんにちは。 台風12号予想以上の強風で各地で大変な被害が出ましたね。尾瀬沼でも夜中に停電がありました。北海道では地震もあって大きな被害が出ているようで心配です。 【今日の燧ヶ岳】 天気も良く空気の澄んだ気持ちの良い一日です。 【キセキレイ】 屋根の上にキセキレイがのんびり止まっていました。 今日はヘリコプターによる荷物の搬入と搬出がありました。 【荷物を運ぶヘリコプター】 主に食料品と燃料を搬入しゴミを搬出します。冷凍食品もあるのでみんなで急いで荷物を運んだりします。 【みんなで運び入れ作業】 尾瀬沼では月2回ぐらいのペースでヘリコプターの搬送があります。天気等によりヘリコプターの飛べない日が続くこともあり特に山小屋さんなどは計画的に搬出入しています。 ゴミは尾瀬を汚さないためにいろいろに分類してすべて尾瀬の外へ運び出します。ヘリコプターは尾瀬の環境を守るために重要な役目を果たしています。 最後に「入館者数4万人達成イベント」に向けて昨日までの入館者数は36,789人です。 尾瀬保護財団
朝日新聞によると、尾瀬を歌った「夏の思い出」歌詞にある「水芭蕉」は作詞者の江間章子さんが尾瀬の入山口の大清水で見たもので「地面が見えないほどびっしり咲いていた」とのことです。 そんな大清水湿原をみんなで作ってけたらと思います。
■天気:曇りのち雨■気温:20.0℃(9時)22.2℃(昨日の最高気温)19.1℃(今日の最低気温) 湿原には誰一人おらず、やや強い風が染まり始めた湿原を駆け抜けてゆきます。 【静かな大江湿原】 三本カラマツの近くまで行くとウワミズサクラの葉が少しずつ赤く染まり始めてきました。木々の紅葉の見頃はまだまだ先ですが、美しい紅葉の風景が楽しみです。 【ウワミズサクラの紅葉】 今日は台風も近づいていることから、いつもより風もやや強くなっております。強風に耐えながら、美しい青が魅力的な「エゾリンドウ」が湿原を彩ります。 【湿原を青く彩るエゾリンドウ】 「吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐というらむ」 吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまう。そうか、だから山から吹く風を「山」に「風」と書いて「嵐」というのだなあと、一風変わった句を詠んだ百人一首22番の文屋康秀を思い出します。 台風が近づいている「尾瀬」。台風後の景色はどんな風景が広がるのでしょうか。少し心細くもあり、またワクワクするような気持ちもあります。 【ヌマガヤの中に巣を作るクモ】 また、尾瀬沼ビジターセンターでは今年も入館者4万人達成イベントを計画しています。 【尾瀬沼ビジターセンター】 昨日までの入館者は36,593人です。 秋が近づくにつれて、朝夕の気温がぐっと下がってきております。また、天候も変わりやすくなっておりますので、雨具や防寒着などを忘れずにお持ちください。日も短くなってきておりますので、時間に余裕を持ち、自分の体力や行程に無理のない安全な登山を心掛け下さい。 皆様の「尾瀬」へのお越しをお待ちしております。 尾瀬保護財団(https://www.oze-fnd.or.jp/)