
サポーターは、厚くすればするほど「固定力」や「守られている感覚」は強くなります。
実際、市場にある多くの手首サポーターは3mm、5mm、あるいはそれ以上の厚みがあります。私たちも、開発当初は厚みを増やす選択肢を検討しました。
それでも最終的に選んだのが、1mmです。
理由は明確でした。毎日、無意識に使い続けられるかどうか。
手首は、特別な時だけ使う部位ではありません。・スマホを操作する・キーボードを打つ・マウスを動かす・家事で手を動かす・仕事中も、移動中も使い続ける
一日のほとんどの時間、休むことなく働いています。
ここで重要なのは、「しっかり支えること」よりも「邪魔にならないこと」でした。
厚みがあると、・服の袖に引っかかる・動かすたびに存在を意識してしまう・長時間で外したくなる
こうした小さなストレスが積み重なり、結果的に使わなくなってしまいます。
それでは、意味がありません。
そこで私たちは発想を変えました。“強く固定する”のではなく、“負担を感じにくい状態をつくる”。
1mmという薄さは、・肌に密着しやすく・動きの邪魔をせず・長時間つけても違和感が出にくい
このバランスを成立させるための、ギリギリの厚みです。
目指したのは、「着けた瞬間から存在を忘れる」レベル。
サポーターが主張しないから、仕事中も、日常生活も、そのまま続けられる。そして結果的に、毎日つけられる。
サポーターは、着けた“瞬間”より、着け続けられる“時間”に価値がある。
それが、私たちがあえて1mmを選び、厚くしなかった理由です。



