もしもの災害時に“安心して使えるトイレ”を! 「移動式トイレシェル」を製作。

被災地で最も切実だった声ーそれは「トイレが使えない」という叫びだった。 寒さよりも、食事よりも、まず”安心して用を足す場所”がない。 軽トラックの荷台に載せる技術を活かし、どこでも運べる「移動式トイレシェル」を製作します。 人の尊厳と安心を守るために、兵庫県から、今、動き出します。

現在の支援総額

194,000

19%

目標金額は1,000,000円

支援者数

11

24時間以内に5人からの支援がありました

募集終了まで残り

75

もしもの災害時に“安心して使えるトイレ”を! 「移動式トイレシェル」を製作。

現在の支援総額

194,000

19%達成

あと 75

目標金額1,000,000

支援者数11

被災地で最も切実だった声ーそれは「トイレが使えない」という叫びだった。 寒さよりも、食事よりも、まず”安心して用を足す場所”がない。 軽トラックの荷台に載せる技術を活かし、どこでも運べる「移動式トイレシェル」を製作します。 人の尊厳と安心を守るために、兵庫県から、今、動き出します。

被災地で最も切実だった声──それは「トイレが使えない」という叫びでした。
寒さよりも、食事よりも、まず“安心して用を足す場所”がない。
私たちSECRETBASE58は、軽トラックの荷台に載せる技術を活かし、どこでも運べる「移動式トイレシェル」を製作します。
人の尊厳と安心を守るために、兵庫県から、今、動き出します。

「人のためにできることを、自分たちの手で。」

SECRET BASE 58(シークレットベース58)は、兵庫県加古川市を拠点に軽トラックの荷台に載せる“シェル(移動式空間)”をフルオーダーで製作しています。
お客様の希望に合わせ、窓の位置・ベッドのサイズ・机の高さまで自由に設計。
世界にひとつだけの“秘密基地”をつくる──それが私たちの仕事です。
建売のような既製シェルではなく、
「人の想いを形にするものづくり」を続けてきました。
完成したシェルを前に涙を流して喜ばれるお客様の姿が、私たちの原動力です。

ボランティアから生まれた気づき

──「トイレが使えない」という現実を、身をもって知った。
SECRETBASE58のスタッフ・土田は、2011年の東日本大震災で宮城県にて被災しました。
あの日、街は音を失い、停電と断水で生活が一変しました。避難所での暮らしは寒く、狭く、プライバシーもほとんどなく、トイレも自由に使えませんでした。

「衣装ケースに便をしてやり過ごしていた」──
あの頃を思い出すと、今でも胸が苦しくなると土田はいいます。
恥ずかしさよりも、生きるためにどうするか。それしか考えられませんでした。
そんな記憶が、彼の中でずっと消えずに残っていました。

そして2024年。能登半島地震が発生。
ニュースで流れる映像を見た瞬間、土田は迷いませんでした。
「今度は自分が動く番だ。」
その思いひとつで、ボランティアとして現地へ向かいました。

最初の現場は、想像をはるかに超える光景でした。
家は倒壊し、道は陥没し、集落は孤立。
液状化で道路は波打ち、橋は崩れ、車が通れない場所も多くありました。
支援物資が届かない地域が今もたくさんある──それが現実でした。

能登での活動は、気づけば8か月に及びました。
断水が解消されたのは5月末。
それまでは、自衛隊が設置したテント風呂を使わせてもらい、ようやく身体を洗える日々。
疲れ切った人々が湯船に浸かり、少しだけ笑顔を取り戻すその瞬間が、唯一の救いでした。

能登でのボランティア活動

トイレ事情はさらに過酷でした。
ポータブルトイレは備蓄されていたものの、道路事情の悪化で各地に行き渡らず、
凝固剤はうまく固まらず、臭いが強く、袋が膨張して中のガスが漏れることもありました。
その中で多くの人が、我慢し、工夫し、なんとか過ごしていました。

「衛生的にも、精神的にも本当に厳しかった」
土田はそう語ります。

やがて、“ラップポン”というラップ式トイレが避難所に配置され、
ようやく臭いがなくなり、清潔に使えるようになりました。
そのとき、避難所で出会った高校生が、笑顔でこう話したといいます。

「最初は恥ずかしかったけど、もう野糞も平気でできるようになりました!」
その明るさに笑いながらも、土田の胸は締めつけられました。
“人として当たり前のこと”が、どれほど大切で、どれほど失われやすいか。
そして、どんなにたくましく笑っていても、
本当は安心できる場所を、誰もが求めていることを痛感しました。
被災地での活動を通じて、土田は改めて感じました。

能登でのボランティア活動の中で、もうひとつ強く感じたことがあります。
「水が出るようになった」と報道されても、実際の現場はそう簡単ではありませんでした。
確かに、給水管は修復されて“蛇口から水が出る”ようになりました。
けれども、排水管・浄化槽の損傷している地域では、水を流せば家の外に漏れてしまう。
だから結局、トイレも風呂も使えない。料理も掃除もできない。
飲むための水はある。
でも、“生活のための水”は、まだ戻っていない。

ニュースで「断水が100%改善」と伝えられるたびに、心が痛みました。
“数字の回復”と“人の暮らしの回復”は、まったく別のことだからです。

「どうか、もっと現場を見てほしい。現実を知ってほしい。」
そう強く思いました。

水が流れないということは、
人が日常を取り戻せないということ。
私たちはその現実を、身をもって体験しました。

だからこそ、“水がなくても安心して使えるトイレ”の必要性を、痛いほど理解しています。

被災地での活動を終え、土田が会社に戻ったあとも、
現地で見た光景や感じた想いは、スタッフの間で何度も話題になりました。

代表の金川もまた、その話を聞いて自ら現地へ。
二度のボランティア・炊き出しを通じて、
水も電気もない中で過ごす人々の苦労を肌で感じ、
“人が人らしく過ごすために必要なもの”を、痛感しました。

炊き出しの様子

「自分たちの技術で、なにかできることはないか」
その話を、代表・金川の家でもしていたときのことです。

隣で話を聞いていた大学生の息子が、ふと口にしました。
「お父さん、そんなトイレがあったら、被災地の人たちきっと喜ぶんじゃない?」

その一言が、胸に突き刺さりました。
“被災地の現実を見た大人”と、“未来を生きる若い世代”の想いが重なった瞬間でした。

金川はその言葉をきっかけに、すぐに動き出しました。
「よし、うちが作ろう。」
それが、この移動式トイレシェルプロジェクトのはじまりでした

土田の経験、代表の想い、そして息子の一言。

そのすべてが重なって、この挑戦が生まれたのです。

「人が人らしく過ごすために、一番必要なのは“安心できる空間”だ。」
それが、食事でも、寝床でも、そしてトイレでもいい。
安心して使えるトイレがあるだけで、人はホッとし、少し前を向ける。

この気づきが、SECRETBASE58としての次の使命へとつながりました。

「軽トラックで運べる“移動式トイレシェル”をつくろう。」

その想いが、今回のプロジェクトの出発点になったのです。

能登でのボランティア活動

被災地で最も困ること──それは「トイレ」だった

「宮城では、衣装ケースに便をしてやり過ごした」
土田がそう語るように、トイレが使えないことは想像以上の苦痛です。
水が止まり、電気がなく、プライベートも守られない環境。
特に女性や高齢者には、耐えがたい日常でした。

どんなに物資が届いても、トイレがなければ人は安心して生活できません。
“トイレがあること”のありがたさ──それは、被災を経験した者だからこそ痛感できることでした。

すでにある“助け合いのネットワーク”とつなげたい

被災地での活動を通じて、私たちはもう一つの気づきを得ました。
それは、「社会福祉協議会やボランティア団体のネットワークはすでに機能している」ということです。
どこかで災害が起きれば、全国からボランティアが集まり、人と人との助け合いが自然に生まれています。

この仕組みに、“移動式トイレシェル”が加わることで、支援の質は大きく変わると感じました。
各都道府県に1台、2台ずつでもこのシェルがあれば、
どの地域で災害が起きても、ネットワークを通じてすぐに被災地へ集結できる。
そうなれば、災害直後に起きる“トイレパニック”も防ぐことができます。

これは、私たちが全国各地のボランティア現場で見てきた実感から生まれた考えです。
「すでにある“助け合いの輪”に、“トイレの安心”をプラスする。」
それが、このプロジェクトのもう一つの目的でもあります。

私たちはこのシェルを、単なる“モノ”としてではなく、
全国の支援ネットワークとつながる“安心のリレー”として広げていきたいと考えています。

「軽トラックで運べる、移動式トイレシェル」を作る

SECRETBASE58は考えました。
「自分たちの技術で、災害時に“安心できる空間”を届けられないか」と。

そして生まれたのが、軽トラックで運べる 移動式トイレシェル です。

〖特徴〗
☆軽トラック積載サイズでどこへでも運搬可能
→被災地の狭い道路にも入れるサイズ感。

☆断熱・防音構造でプライベートを守る
→安心して過ごせる“閉じられた空間”を設計。

☆太陽光パネルや独立電源システム搭載予定
→電気が止まっても照明・換気が可能。

☆水を使わない汚物処理システムを採用予定
→衛生的で長期運用が可能。

☆木材などの温かみある内装
→「仮設」ではなく「安心できる空間」としての設計。

“設備”としてのトイレではなく、“心が落ち着く空間”としてのトイレ。
それが、私たちが届けたい形です。

移動式トイレシェル(完成イメージ外観)

災害時だけでなく、平時にも使える

この移動式トイレは、被災地だけでなく、イベント・キャンプ場・農作業・撮影現場などでも活用できます。
平常時は地域イベントや自治体に貸し出し、有事の際にはすぐに被災地へ出動できる仕組みを目指します。
「日常でも役立ち、非常時に真価を発揮する」
――それがこのプロジェクトの目標です。


すでに“寄贈”を経験した私たちだからこそ

SECRETBASE58はすでに、能登半島地震の復旧活動を行うボランティア団体へ、荷物運搬用のシェルを寄贈しました。
現地で活動する方々からは「荷物が濡れずに運べて助かる」「軽トラサイズだからどこでも入れる」といった声を多くいただきました。

この寄贈の取り組みは、地元の新聞にも掲載され、「兵庫から能登へ、被災地を支える軽トラシェル」として紹介されました。
小さな一歩でしたが、私たちにとっては大きな励みとなり、“本当に必要とされるものを届ける”ことの大切さを改めて実感しました。

地元の新聞に掲載されました

その現場で聞いた声、見た光景、感じた課題。
それらすべてが、今回の「移動式トイレシェル」プロジェクトの原動力になっています。

机上のアイデアではなく、現場で困っている人の声から生まれたプロジェクト。
それが、この「移動式トイレシェル」です。

「人の尊厳を守るトイレ」を、あなたと一緒に。

トイレが使える。それだけで人は安心できます。
それだけで、少し笑顔を取り戻せます。

私たちは、軽トラックの荷台から“安心”と“尊厳”を届けたい。

誰かの「困った」を、自分たちの手で解決する。
この挑戦を、たくさんの人にこの想いを知ってもらい、被災地支援の輪を広げていきたいと考えています。
ぜひあなたにも見守っていただけたら嬉しいです。

移動式トイレシェル(内装イメージ)

【プロジェクトの目的/支援金の使い道】

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、
「移動式トイレシェル」の試作および完成までの費用に充てさせていただきます。

主な内訳(予定):トイレシェル1台分(トイレ3つ)

設計・構造設計費 約10万円

本体製作費(資材・木材・断熱材など) 約80万円

汚物処理システム 約10万円

太陽光パネル・電源設備費 約20万円

仕上げ・内装費 約20万円

被災地輸送・寄贈費用 約10万円

合計:約150万円を目標としています。

完成したトイレシェルは、被災地支援団体へ寄贈し、必要に応じて他地域にも貸し出せる体制を整えます。

寄贈先は、輪島市門前町ボランティアSunRise INSPIRE BASE様です。
すでに寄贈先からは許可を得ております。

このトイレシェルが各都道府県に1、2台あり、どこで災害が起きてもトイレシェルが被災地に集合することができれば、トイレパニックも解決すると考えています。


スケジュールについて、クラウドファンディングが終わり次第トイレシェルの製作にかかります。製造期間は、約3か月から半年間。完成後引き渡しさせていただきます。

〈スケジュール〉
・クラウドファンディング開始 2026年1月中旬~
・クラウドファンディング終了 2026年3月末
・トイレシェル製作開始 2026年4月上旬
・トイレシェル完成 2026年10月頃予定
・被災地支援団体へ寄贈 2026年11月頃予定

ご支援が多く集まり2台以上の製作ができる場合、学校や行政などに寄贈できるように予定しています。

【最後に】

SECRETBASE58は、
「人の想いに寄り添うものづくり」をしてきた会社です。
そして今、「人の尊厳を守るものづくり」に挑戦しています。

派手なプロジェクトではありません。
でも確かに“誰かの役に立つ”。

あなたの共感と応援が、このトイレシェルを走らせます。

どうか、一緒にこの挑戦を見届けてください。

チームSECRET BASE 58で能登ボランティアへ


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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コメント

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  1. 2025/12/29 22:57

    とても素晴らしいプロジェクト! 応援しています。

    1. 2026/01/08 21:35

      ありがとうございます。 そう言っていただき本当に励みになっております。 全力で頑張ります!


  2. 2025/12/28 05:34

    頑張って〜

    1. 2026/01/08 21:32

      ありがとうございます。 1人の力では大きな事は出来ませんが、皆さまに応援していただき、少しでもお役に立てればと思います。 頑張ります!


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