私たちが活動している南淡路の漁港ではTNRという考え方が未だに浸透していません。今もなお、胸が締めつけられるような現実に何度も向き合っています。本来、守られるはずの小さな命が、人の都合や無関心によって簡単に傷つけられてしまう。「増えたのは餌をあげる人のせい」「世話はするけど手術まではできない」「困るからどこかに捨ててきた」「好きなら全部あなたが引き取って」――そんな言葉を、私たちは何度も聞いてきました。“かわいい”という気持ちだけで始まった餌やり。でも、その先の責任が置き去りにされた結果、行き場のない命が増え続けています。外で生きる猫たちの暮らしは想像以上に過酷です。交通事故、感染症、飢え、そして人間が仕掛けた危険。明日を迎えられない子も、決して少なくありません。苦しみの原因をたどれば、その多くが、人の身勝手さから生まれているのが現実です。|終わらない命の連鎖を止めるために一匹を保護し、治療し、新しい家族へつなぐ。そのたびに「救えた」と思う反面、同じ場所でまた新しい子猫が生まれている現実があります。まるで、止めても止めても流れ続ける水のように。本当の意味で命を守るには、地域全体の意識が変わらなければいけないと強く感じました。すぐに結果が出ることではありません。それでも、今この瞬間にも助けを待っている命がある。だから私たちは、目の前の一匹を救いながら、同時に「知ってもらうこと」「伝え続けること」も諦めずに続けていきます。一人でも多くの人が、地域猫と“無関係な存在”ではなく、“共に生きる命”として向き合ってくれる未来を信じて。まだ蛇口は思いっきり開いたままです。一日も早く私たちのようなボランティアが必要なくなる日が来ますように。 フード代も医療費もとっくに私たちの手の届く範囲を超えていますが、決して諦めません。 CATレスキュー amaテラスの存続と猫たちの運命がかかっています。どうかお力添え、ご支援をお願い申し上げます。




