皆さま、こんにちは。6月は漁港への現場入りと並行しながら、保護した子猫たちのお世話や地域猫ちゃんのお世話と医療ケア、譲渡会もあり日々奮闘しておりました。 こうして毎月、皆さまに活動をご報告できる場があること、そして日頃より温かく応援していただいていることに、心より感謝申し上げます。 いただいたご支援は、CATレスキュー、命をつなぐ活動費用に大切に使わせていただいております。 ● 漁港の一斉TNR実施 南あわじのボランティアの方に連絡してTNRの当日、私たちが到着前にも漁港に捕獲器を設置していただきました!「何とかこの負の連鎖を止めたい」「もうこれ以上、犠牲になる小さな命を増やしたくない」――その強い想いだけを胸に、現場へ向かいました。私たちが向き合うと決めた命を守る活動は続きます。67頭目でやっと…。南あわじ市の漁港で2025年11月からTNR&保護活動を開始以来、ずーっと確認されていた女の子。漁港と民家の2か所でご飯をもらいながら、何度も出産を繰り返してきた「みぃちゃん」。 今回の捕獲に向け、ご協力いただいている方々には一時的に餌やりをお休みしていただき、お腹を空かせた状態をつくっていただきました。 そのおかげで、当日は無事に捕獲器へ入ってくれました。 これで、不妊手術を受けることができ、これ以上身体を犠牲にしながら出産を繰り返すことはありません。 警戒心が強いみいちゃんが捕獲器に入ってくれた時はとても嬉しかったたです♡‼子猫の捜索「みぃちゃんは空き家で子猫を産み育てている」「この辺りで子猫を連れて歩いていた」と餌やりさんから情報をいただき、すぐに捜索を開始しました。 現場周辺を何度も確認しながら慎重に捜索を続けていると…空き家の中で白いものが動いているのを確認。 情報を提供してくださった餌やりさんとともに中に入り、子猫の保護へ向かいました。まずは、捕獲器を設置。空き家の中で3匹の子猫の姿を確認できました。この日は空き家の中や周辺をくまなく捜索しましたが、残る子猫たちを見つけることはできませんでした。診察の結果、脱水症状と貧血があり、すぐに必要な医療ケアを受けその後、自力で十分に食べられる状態ではなかったため、先生が強制給餌をしてくださいました。授乳⑥のメモ、先生から『他に子猫が残っている可能性があるからリターンした方がいい。』ということで、みぃちゃんも元いた場所にリターンを決断しました。 他の地域猫たちと一緒に、お二人の餌やりさんに温かく見守られながら、元いた場所へ帰りました。この場所は、ご飯や寝床があり、厳しい寒さの影響も受けにくい環境です。 みぃちゃんやこの場所で暮らす猫たちが、地域猫として穏やかに猫生を全うできるよう、これからも餌やりさんや地域、漁港の皆さまと連携を取りながら、継続してサポートしてまいります。 翌日には「ご飯を食べに来ましたよ!」とご報告をいただき一安心‼みぃちゃんがお外に残った子猫を連れてご飯を食べに来た際には、すぐにご連絡をいただける体制を整えており、速やかにレスキューへ向かう予定です。 漁港の地域猫の様子この日は耳カットされた猫ちゃんだけを目撃できました。いよいよ、7月からは新しい漁港の方も進めて参ります。秋の発情期に向けて夏は夕方から夜の捕獲を実施予定です。● 譲渡会に参加しましたそらくん、うみちゃん、モカちゃんが初の譲渡会★当日、やや緊張気味でしたがみんな頑張ってくれました!うみちゃん、そらくん兄妹そろって里親希望のエントリーをいただきました。 素敵なご縁へと繋がるよう、一つひとつ丁寧にお話を進めてまいります。 うみちゃん、そらくんにとって、生涯大切にしてくださるご家族とのご縁になりますように。● 2匹の地域猫ちゃん、無事に保護へ 5月からキャリー訓練をしていた3匹の地域猫ちゃんのうち2匹の兄妹猫ちゃんが保護できました!他の兄妹は小さい頃に家族が決まったのですが、この子たちはお外に残され頑張ってきた兄妹猫でした。この地域は置き餌が酷く猫の糞尿問題によるトラブルも多く見られます。不妊去勢手術の必要性を伝える啓発活動を行うとともに、トイレの設置や餌の管理などの環境整備に取り組んでいます。保護した兄妹の成猫ちゃんただ、ここ保護した兄妹の成猫ちゃんにいればご飯もお水も暑さ寒さも困らない。いじめる人もいない。この子たちへの唯一の願い、お家の中で「安心して」暮らしていってほしいと願っています。 みんな思い思い 現在、京都の猫シェルターでは保護猫たちとの面会をご希望の方のご予約を受け付けております。一頭一頭に素敵なご縁がありますように。ご希望の方は、InstagramのDMよりお気軽にご連絡ください。 ※ 5月、6月で8匹の子猫、2匹の地域猫の保護でシェルターはいっぱいになりました。外で助けが必要な子たちはまだまだたくさんいます。保護猫が家族に出会える機会を増やすために挑戦し続けます!保護相談やTNRの現場でお話をうかがう中で、私たちはある大きな課題に直面しています。 それは、猫が外で生きていくことの過酷さや、繁殖力の高さについて、まだ十分に知られていないという現実です。 「この猫を何とかしてあげたい」そう優しい気持ちでご相談くださる方はたくさんいらっしゃいます。 ですがその一方で、不妊去勢手術の重要性やその効果、なぜ野良猫が増えてしまうのかという背景までご存知ないケースも少なくありません。 また、猫を1頭救うためにどれくらいの費用がかかるのか、捕獲やその後のサポート体制など、「知っていれば救えたかもしれない命」に繋がる情報が届いていない現状があります。 結果として、費用の不安や情報不足から「一度考えます」とそのままになってしまい、救えるはずだった命が取り残されてしまうこともあります。 私たちは、“助けたい”と思ってくださったその気持ちを、確実に命を救う行動へと繋げたいと考えています。 そのためには、正しい知識と選択肢を、必要なタイミングで届けられる環境づくりが不可欠です。 皆さまのご支援は、猫たちの医療費やTNR活動だけでなく、「知らなかった」をなくし、命を救うきっかけを広げていく力になっております。 どうか私たちの活動にご理解・ご賛同いただける皆様、これからも私たちを見守っていてください。






