
いつも山北みかん畑のクラウドファンディングを応援してくださり、本当にありがとうございます。
4月5日(日)にみかんの苗木をさらに20本購入し、植えました。
こちらはすべて自己資金での対応です。
正直にお伝えすると、クラウドファンディングの達成率はまだ高くありません。
また、これまでのみかんのお客様の中にはご年配の方も多く、クラファンという形が難しい方もいらっしゃるのかもしれないと感じています。
それでも、畑に入って思ったんです。「もっと、みかんを増やしたい」と。
苗木がとても可愛くて、愛おしくて、この子たちをここに植えたい、と思ってしまいました。
では、なぜ増やしたいのか。
畑が喜んでいるように感じたから。そして、畑が少しずつ元気になっている気がしたから。
でも一番は、このみかんを誰に食べてほしいのかを考えたときに、やっぱり「ここに来てくれるお客様」の顔が浮かびました。
みかんだけではなく、この畑の空気や風、景色ごと、感じてほしい。
この畑に立つと、風が気持ちよくて、空気がやわらかくて、景色を見ているだけで、心がほどけていくような感覚になります。
だからこそ、このみかんは「味」だけでなく、この場所の空気や時間ごと届けたいと思っています。
だから本当は、クラウドファンディングを通して、もっとたくさんの方にこのみかんを知ってもらいたいと思っています。
食べてもらえたら、きっと好きになってもらえる。そう思えるからです。
だから私は、そのために動き続けます。
仕事は正直忙しく、畑での作業は体力的にも大変で、「なんでここまでしているんだろう」と思う瞬間もあります。
それでも、やっぱり私はみかんを育てたい。理由を超えて、本能でそう思っています。
苗木には支柱を立て、バーク堆肥を入れて整えました。「ここに来てくれてありがとう」「この子をよろしくね」そう声をかけながら、一本一本向き合いました。
雨で土はやわらかかったものの、穴を掘る作業は決して楽ではありませんでした。
それでも、植え終えたあと、全身が疲れているのに、不思議と心は満たされていました。
きっと私は、これから何度もこの子たちを見に来ると思います。
みかん畑に救われているのは、誰でもない、私自身なのかもしれません。
それでも、この場所から生まれるみかんが、食べてくれる人の笑顔や、あたたかい時間につながっていくことを想像すると、心からうれしく思います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
引き続き、見守っていただけたら嬉しいです。
写真は新しく植えた苗木の様子です。
この畑の空気や景色も含めて、みかんを感じてもらえたら嬉しいです。



