ひゅーまにあ中野という就労支援施設に初訪問し、働き方についての講演をしてきました。 ここのセンター長と、パクチーハウス三軒茶屋(無店舗展開のポップアップ営業)で話したのがきっかけ。
僕の仕事観と経験は、こういうところで依頼を受ける他の講師とはかなり違うでしょうね。楽しんでいただけたとは思いますが、さらに心に残り今後の人生に役立ててくれれば嬉しいと思っています。
「パクチー」という言葉は多くの人が知っていましたが、「コワーキング」を知っている人はほぼいませんでした。もったいないことです。こういう施設やハローワークは、ややもすればデリケートな問題を含むからと隠したり支援という名のもとに束縛するのが日本において一般的だと感じています。が、そうだからこそ就労にハードルができると僕は思っています。何かが欠けている人は、何か別のものを持っています。等しく扱いを受け、情報を得ることができれば、自ら動く人は増えるでしょう。
講演後の雑談で、6人いる職員が、月に一回ずつでいいから都内のコワーキングで一日過ごしてはどうかと提案しました。その場の単なる思いつきだったのですが、もしそれを半年から一年やったら、この種の施設として革命を起こす結果となるでしょう。これまでの経験から、それは確信できます。 僕が『つながりの仕事術』を伝え、オンラインコミュニティを運営したいのは、ギラギラした「いわゆる起業家」を応援したいからではなく、全ての人に希望を持って欲しいし、全ての人がそうできると考えているからです。