ご挨拶:よそ者の私が能登で創業した理由。
プロジェクトの背景:地域全体で「剥き子さん」が消えてしまった。
リターン紹介:旨味が凝縮された「能登かき」を、絶対に絶やさない。
解決策:「共同牡蠣剥き所」を設立し、新しい牡蠣産業のモデルを確立する。
これまでの歩み:地域内外の仲間と共に、課題解決を積み重ねた2年間。
資金使途
プロジェクトスケジュール
プロジェクトメンバー&パートナーからのメッセージ
最後に:挑戦を文化にする
はじめまして。石川県七尾市にあるナナイベ合同会社 代表の酒井健伍です。

私はもともと、郵便局の親会社である日本郵政グループの社員として働いていました。2022年、地域課題解決プロジェクト(ローカル共創イニシアティブ)の一環で、ここ石川県七尾市に出向してきたのが能登との出会いです。 「能登はやさしや土までも」という言葉の通り、外から来た私を温かく受け入れてくれた人々と、豊かな食文化。すぐにこの土地の虜になり、移住してすぐに3kg太ってしまったほどです(笑)。
能登での生活の中で、経営難に苦しむ地元の居酒屋店長など、困っている人たちと出会いました。困りごとを目の前にしながら見過ごすことができず、ボランティア活動を開始しました。
しかし、出向先の能登から東京に戻る直前の2024年1月1日に能登半島地震が発生。 被災した街を目の当たりにし、中途半端な関わり方はできないと痛感しました。その後、被災した飲食店を集めた「能登屋台村」の運営」や、飲食店「うめ呑み屋」の経営再建など、復興支援活動に尽力する中で「会社を辞めて、ここで生きていく」ことを決断し、2024年12月に日本郵政を退職。能登に人生を賭けることにしました。
2024年1月1日にすべてが変わりました。
七尾市と金沢市にて、被災した飲食店を誘致し、屋台村を運営しました。
震災後、「能登屋台村」や「うめ呑み屋」の運営をする中で、地元の牡蠣業者さんから悲痛な声を聞きました。「牡蠣は育っているのに、剥き手がいないから出荷できない」。
震災による避難や高齢化で、牡蠣の殻を剥く職人である「剝き子(むきこ)」さんが激減していました。ある水産会社では、20人いた剥き子さんが4人にまで減ってしまったのです。 これは1社だけの問題ではありません。この地域には同様の課題を抱える水産会社が約20社あり、地域産業全体が存続の危機に瀕しています。このままいくと、廃業する事業者が現れるかもしれません。
これまで、すべて手作業で丁寧に殻むきをしていました
スーパーの店頭など、市場で流通している牡蠣のほとんどは、むき身の牡蠣です。
私も体験しました。商品として出せるようきれいに剝くには1ヶ月以上の修行が必要です。
良質な牡蠣が育つには、きれいな水質と、山から海に流れる豊富な栄養分が必要です。自然が豊かな能登は、牡蠣の生産地として最適な条件を満たしています。自然の恵みを蓄えた能登の牡蠣は、エグみが少なく、ミネラル豊富でマイルドな甘みが特徴です。口に含むと、磯の香りとクリーミーな舌触り、そして後からじんわりと広がる旨味が、十分な満足感を与えてくれます。私自身、調味料を何もつけなくても楽しめるその美味しさにたいへん驚かされました。
今回のプロジェクトで「殻付き牡蠣」をリターンとして購入いただくことは、出荷が滞っている現場に直接的な資金を届け、漁師さんの次期への活動を支える、直接的で心強い応援になります。
私が3kg太る理由にもなった、能登かきの美味しさをぜひ知っていただきたいです
美味しい牡蠣は豊かな自然環境があって育ちます
殻付き牡蠣は「殻に守られた状態」でお届けするので、濃厚なエキスを逃さず、高い鮮度でお届けすることができます。ぜひ、殻付きのまま食卓に並べて、贅沢な気持ちを味わってください。
弊社のパートナーである山口水産社長兼YouTuberの「能登かき漁師 しょうた」が、かんたんで美味しい調理法をYouTubeでアップしているので、いくつか紹介させていただきます。
現状の殻付き牡蠣を販売して漁師さんの苦境を乗り越えるだけでなく、根本的な人手不足を解消するために、私たちは今回集まった資金で、新たな仕組みを導入します。
1. 牡蠣剥き機の導入: メーカーや大学と連携し、能登牡蠣に適した剥き機の開発・導入を進めます。
2. 「共同利用(シェア)」の仕組み化: 小規模な事業者が高額な機械を個別に買うのではなく、ナナイベが管理し、地域全体で利用できる「共同牡蠣剥き所」を作ります。
3.ブランディングと販路開拓: 能登かきの付加価値を高め、日本各地や海外に対して販路開拓をしていきます。
これにより、生産効率を上げ、漁師さんの負担を減らし、収入を増やし「若い世代や未経験者でも担い手になれる」新しい牡蠣産業のモデルを作ります。

「水産業の経験もないよそ者に、本当にそんなこと実現できるの?」と思われるかもしれません。しかし、創業からの約2年間、私たちは机上の空論ではなく、現場に入り込んで泥臭く結果を出すことにこだわってきました。
• 居酒屋「うめ呑み屋」の再生
地域で起業したいと相談をうけ会社の立ち上げを共同で行いました。ITツールの導入やオペレーション改善を私が裏方として整えることで、スタッフが本来の接客や料理に集中できる環境を作り環境を、月商200万円を超える人気店へと成長いたしました!
• 「焼肉まる」の事業承継
高齢で廃業を考えていた焼肉店の事業も承継しました。地域の灯を消さないため、受け継げるものは私たちが責任を持って引き継いでいます。「よそ者」の視点とビジネスの知見で、地域のポテンシャルを最大限に引き出す。 この経験と実績を、今度は牡蠣産業の復興に捧げます。
・「能登屋台村」の実施と、被災店舗の支援
震災直後の2月、営業場所を失った飲食店のために「能登屋台村」を七尾市の商業施設パトリアにて企画・運営。温かい食事とコミュニティの場を提供し続けました。さらに金沢駅前での出張出店も実現。「場所がないなら作ればいい」の精神で、事業者の再起をサポートしました
・2,000人規模のイベント開催
2024年7月には、大黒摩季さんらをお招きした復興ライブ「With Noto Revival Festival in Nanao」を企画・運営し、約2,000人を動員。「被災地だから」と縮こまるのではなく、地域内外の人々が熱狂し、一つになる瞬間を創り出しました。
賑わう「能登屋台村」
数カ月の準備で2,000人規模のイベントを開くことができました。
もちろん、これらは私やナナイベ合同会社メンバーの力だけで実現できたものではありません。 能登復興の力になりたいと願う様々なパートナーや、地域の方々のご協力のおかげです。
「やりたいことに挑戦したい」「能登にかかわりたい」。 そうした想いを持つ方の「受け皿」になり、一緒に汗をかくことも、私たちナナイベの大切な役割の一つだと思っています。
今回のクラウドファンディングも、このページを見てくださっている皆様の力を借りて、一人でも多くの方に、能登の牡蠣の魅力を届けたいと思って立ち上げました。 能登の牡蠣を実際に味わってみる、周りの人に能登の牡蠣を教えていただくなど、皆様にとって無理のない形で、このプロジェクトに「参画」いただけると嬉しいです。
■ 目標金額
300万円
■ 資金の使い道
1. 牡蠣剥き機の導入・開発費用: 100円
2. リターン商品(殻付き牡蠣)の仕入れ・発送費: 約150万円
3. クラウドファンディング手数料: 約50万円
※牡蠣剥き機の導入・開発には合計で1200万円(内600万円調達済み)が必要です。不足分は、自己資金や融資を活用する予定ですが、目標を超えた金額は、全額、導入・開発費用に充当させていただきます。
■ 2026年2月
・クラウドファンディング終了
■ 2026年3月
・リターン配送開始
■ 2026年3月以降
・剝き機の調査
・試作機開発
・共同利用の仕組みづくり
■ 2027年以降
・剝き機のシェアサービスの導入
・国内外販路の拡大及び出荷体制の確立
・若い担い手が入れる産業へ
このプロジェクトは、社内外の多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に進めています。一部のメンバーを紹介させてください。
■ 梅棹 公継(ナナイベ合同会社共同経営者)

「復興は、日々の『営業』と『賑わい』から作られる」 私は七尾の飲食店の現場で、震災直後から今日まで、お客様と向き合い続けてきました。どんなに良い計画があっても、現場で汗をかく人間がいなければ街は蘇りません。 私たちが店舗で提供する牡蠣の向こう側には、必死に海を守る漁師さんたちがいます。このプロジェクトで生産を守り、店舗でその味を届ける。「食べて応援」の受け皿は、私たちが責任を持って守り続けます。ぜひお店に会いに来てください。
■ 山口 翔太(合同会社山口水産 4代目 / 生産パートナー)
「最高の能登かきは、今も海にあります。 ただ、それを届ける“手”が足りないだけなんです。」 震災のあと、能登では剥き子さんが大きく減ってしまいました。能登かきは育っている。食べたいと言ってくれる人もいる。それでも、剥く人がいないという理由だけで、出荷できない状況が続いています。これは、私たち漁師だけではどうしても越えられなかった「出荷の壁」でした。
ナナイベの酒井さんとの連携は、 その壁を一緒に乗り越えるための取り組みです。人の手にすべてを頼るのではなく、 機械の力も借りながら、能登かきを安定して届けられる仕組みをつくっていく。機械ができれば、「人がいないから諦める」ことはしなくていい。能登の海で育った能登かきを、 これからも当たり前に食べてもらえる未来につながると信じています。
■ 中村 温雅(金沢大学大学院 / ナナイベ合同会社 メンバー)

「若者が『挑戦したい』と思える能登を、僕たちの世代で作る」 学生の私がなぜナナイベにいるのか。それはここが「被災地」だからではなく、日本で一番「挑戦のチャンスがある場所」だからです。 このプロジェクトは、若者や学生が地域産業に関わるための新しい入り口になります。僕自身がその第一号として、海外展開のサポートや企画に奔走しています。次の世代がワクワクして働ける能登を、僕たちの手で実現させます。
■ 澤村 功夫(Quiny株式会社CFO / 牡蠣剥き機 開発パートナー)
弊社は、労働人口の減少という社会課題をロボット・自動化技術で解決する事に注力しています。牡蠣養殖における剥き子不足の問題が、令和6年年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」によって従来にも増してますます深刻化しているという事を知り、弊社でチャレンジしようと決断しました。単に、作業を自動化するだけでなく、生産者同士が連携・連帯し「地域でシェアして使う」というコンセプトに強く共感しています。技術の面からこのプロジェクトをサポートする事で、能登の「なりわい」再生の一翼を担っていきます。
私は、能登を単なる「被災地」として復旧させるだけでなく、「挑戦するのが当たり前の文化が根付く場所」にしたいと考えています。
事業承継の仕事をする中で、「子供には継がせたくない」という悲しい言葉を何度も聞きました。そんな空気を変えたい。 かき産業を守り、再構築することは、その第一歩です。 少し先の将来には、空き地を活用した柚子栽培や、若者の起業支援なども予定しています。私たちは、地域の産業を次々に盛り上げ、「課題があったら、挑戦して解決するのが当たり前」という文化を、ここ能登から作っていきたいのです。
この構想には、たくさんの人の力が必要です。 まずは美味しい能登の牡蠣を食べて、私たちの仲間になってください。 熱いご支援を、心よりお待ちしております。
頼りになる仲間たちと。一緒に、能登から「挑戦」を文化にしていきます。
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大黒摩季さんから応援コメントいただきました!
2026/01/28 13:38な、な、なんと!大黒摩季さんより、クラウドファンディング応援コメントいただきました!以下記載させていただきますので、是非ご拝読ください!大黒摩季さんありがとうございます。皆様からの引き続きのご支援、拡散お願い申し上げます。----『 人類みな親戚♡ 』ただ能登が好きで、母が「輪島塗り」を愛していて、私が「のどぐろ」と「岩もずく」が大好きで、そして世界中の牡蠣を食べ続けている無類の牡蠣好きで、能登には多くの大黒摩季ファンと信頼できるスタッフも多かった。だから私の誕生日の次の日、元日に震災が起こった時は涙が止まらなかった。何ができるかはいつだってすぐにはわからないけど、まずはみんなが応援してるよ、ここに一人でも味方がいるよ、そんな気持ちを伝えるために、「寄り添うこと」から、思い起こせば2011年の東日本大震災から、私のチャリティー活動は始まったのです。どこの団体に属してる訳でもなく、ただその時の思いのままに、飛んでゆき、だから自分のポリシー発信など全くなく、まず現地に行ってから地元の人たちのニーズを代弁し、音楽でいささかの温もりと元気や勇気のきっかけを届け、「何かしたいけれど、どうしたらいいかが分からない」という同じ思いの全国の 人たちと、被災地の方々のニーズの通訳をし、それが復興を目指すだけではなく新たな未来へのシナジーになればと動き、その行動を一言で指すいい言葉はないかと考え続けた結果、自分らしいスローガンを見つけた。それが『 人類みな親戚♡ 』ボランティア精神とか、チャリティー精神、とか大きな志のその前に、みんながつきつ離れつ思い合い、ピンチの時には駆けつける、親戚のように思えれば、孤立も紛争も戦争もそもそも起きなくなるのではないかと。そして愛は決して無償ではないと思います、愛して貰ったら愛しかえす、優しくされたら優しくする、それでいいと思いますし、神様はもしかしてポイント制?!誰かへの親切を普段からしてポイントを貯めている人は、ピンチの時にポイント還元のように、誰かが助けてくれると思うのです。実際、私もそうなっています。この地震列島、日本に住んでいればいつだって「明日は我が身」。もしあなたの街が震災に遭ったとしても、こうして助けていただいた記憶を持っている人は必ず同じように応援してくれます。私の故郷北海道の胆振東部地震の時も、摩季姐があの時来てくれたから、と東北・熊本・千葉・四国・・・と救助隊の皆さんが笑顔で来てくれ感動で号泣したのを覚えています。なので震災から2年が経ち、世間からの意識は遠のきつつありながら、能登の人たちは公費解体は進めども新しいお家に住める人はまだ少なく、被害地は綺麗に整地されても活気が戻るにはまだまだかかる。先日、訪れて「まだまだなんだ。。。」と実感しました。でも、この2年に世の中は急速に動き、物価高も円安も止まらず、しまいには雪の中の総選挙と、とても人助けをする気持ちになれないかもしれませんが、そういう時に隣人に心を配れば、神様ポイント2倍!!なはずです!なので、皆様の善意を形に神様の親切ポイントGET!!してください!そして、濃厚且つ日本海の引き締まった秀逸な塩味をもつ、超絶美味しい牡蠣を食べてみてくださいね!瀬戸内海全域での牡蠣大量死で大きな被害を受けた人たちを思えば、牡蠣好きには痛恨と、地球の歪な気候変動がおさまり、一日も早くあるべき海と、牡蠣の成長につながりますことを真に願い、裏腹にいま一番良くなった能登牡蠣のこの人手不足へ立ち向かうことで、むしろ瀬戸内海と能登&日本海のリレーションができたら、世界に誇れる日本の牡蠣業界のBreakthroughに繋がるとも思います。ただの人助けではなく、皆様方の善意が夢の一部になるって素敵すぎませんか?きっと皆様方のご協力そのものが、能登漁師さん&加工業者の皆さん&関係者の皆さん〜能登への希望と勇気になり、この逆境下で力強くテクノロジーとシェアの仕組みで乗り越えようとするナナイベさんたちの覇気となります。私自身も戦う彼らの姿にいつももらっています。牡蠣への思いあまって大変長くなりましたが、多くの善意がここに集まりますよう日本の牡蠣LOVERS会長大黒摩季からも切にお願い申し上げます!『 人類みな親戚♡ 』 大黒摩季----#大黒摩季#能登 #能登復興 #クラウドファンディング #人類みな親戚 もっと見る














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