こんにちは。
副村長のナナシロです。
みなさんは、IoTという言葉を聞いたことがありますか?
あるいは、AI(人工知能)は?
これらの言葉を聞いてにやりとした方は、きっとITに興味がある方でしょう。笑
ちなみにIoTとは、インターネットと物を接続して、情報を送り合えるようにする仕組みのことを言います。
農業を例にすれば、土の状態をセンサーで感知し乾いていたら自動で作物に水をあげるシステムや、農地のみを旋回し均等に肥料を散布するドローンの自動操縦などが、IoTの分かりやすい例だと思います。
また、AI(人工知能)とは、大量のデータを利用してコンピュータに人間が思考するのと似たような活動をさせる試みを言います。
それだけ聞くと「何それ怖い!」と思う方もいるかもしれませんが、面白い技術ではあるんですよね。
例えばAIについて考えるとき、だいたい一緒に話題に出てくるのが「ディープラーニング(深層学習)」という技術なのですが、これは簡単に言うと、コンピュータが大量のデータを分析することで、そこに共通するルールを見つけて判断や分類をおこなう技術を指します。
「なんじゃそりゃ!分からんぞ!」という方のために先ほど同様に農業で例を挙げましょうか。
例えばディープラーニングを利用して、土の状態や気温、湿度、日照条件、作物の生育状況などのデータを蓄積していき、その作物がおいしく育つためのベストな育て方をコンピュータに提案してもらうなんてことができてしまうのです。
科学技術の進歩はすごい!
さて、ちょっと専門的な話が長くなってしまいましたが、何が言いたかったかと言うと、「あの村は様々な実験がおこなえる、最強の実験場だよ!」ということです。
あの村の村民希望者の中には、このような農業のIT化に興味がある方もちらほらいらっしゃいます。
村民になれば、プロジェクトを立ち上げ、仲間たちと一緒に農業のIT化を実験的に取り組む、なんてことができるわけです。
もちろん、
「いやいや、ITによる自動化なんて趣がないなぁ!農業は手作業がいいよ!」
という方もいらっしゃいます。
そうしたら村のスタッフとしては、0か100かの話ではなく、村の一部では農業をIT化し、一部では丹精込めて手作業で作物を育てる、ということを村民のみなさんに提案させていただきます。
あの村は正解がある場所ではありません。
また、明確に「これだ!」という目的がある場所ではありません。
あくまで、村民のみなさんが「楽しいな!」「来て良かったよ!」「いずれここに住もうかな!」と思える場所であり続けるために、僕らスタッフはお手伝いさせていただきます。
農業のIT化に興味があってもなくても、とにかく千葉県の1400坪の土地で実験してみたいことがある方は、是非ご支援をよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング終了まであと7日。
オープンまであと3ヶ月ちょっと。
ここからが『あの村』の物語のスタートです。