いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。4月24日(金)、約半年間、深い雪に閉ざされていた夏油温泉に、夏油温泉観光ホテルの事業者として足を踏み入れました。芽吹くブナ林や、力強く顔を出す「ふきのとう」に春の息吹を感じながら進んだ先。そこで私たちを待っていたのは、大自然の容赦ない破壊力でした。■ 人間の力が及ばない、雪山の過酷な現実建物を守るはずの雪囲いの板は強風で外れ、建物の間には大人の背丈を優に超える巨大な雪の塊が居座っていました。皆さまに愛された露天風呂も、浴槽の床はめくれ上がり、周囲の柵は吹き飛ばされています。半年間、人間の手が入らない雪山という環境が、これほどまでに建物へダメージを与えるのか。その凄まじい爪痕を前に、自然の脅威をまざまざと見せつけられ、一瞬言葉を失うほどの衝撃を受けました。■ 荒れ果てた光景の中で出会った、圧倒的な「生命力」しかし、その過酷な現実のすぐそばで、ハッとするほど美しい景色が広がっていました。冷たい雪解け水が流れる夏油川のほとりで、見事に咲き誇る満開の桜。そして、雪に押し潰されそうになりながらも、岩肌からもうもうと湯煙を上げ、変わらずこんこんと湧き続けている「白猿の湯」の源泉。誰もいない深い雪の下で、このお湯は半年間、絶えることなく地球の熱を帯びて生き続けていたのです。「自然は容赦なく試練を与えるけれど、こんなにも美しく、力強い恵みを与えてくれる」その圧倒的な生命力を目の当たりにした時、私たちの心に迷いはなくなりました。この素晴らしい秘湯を、ここで終わらせるわけにはいかない。絶対に未来へ繋がなければならないと、強く心に誓いました。■ 「泊まる秘湯」から「関わる秘湯」へ。1000人の仲間と共にこの大自然と共存し、再び皆さまを温かく迎え入れる場所を作る。それは決して私たちだけの力で成し遂げられるものではありません。4月28日8時現在、131名の方々から176万円を超えるご支援が集まり、私たちの心の大きな支えとなっています。4月中の第一関門として掲げている「200万円達成」まで、あと一歩のところまで来ました。この最初の壁を皆さまと共に越えることが、復旧への大きな推進力となります。ですが、私たちの本当の目標(ファイナルゴール)は、単に資金を集めることではありません。「1000人の仲間」を集めることです。1000年以上の歴史を持つこの秘湯を、次の時代へ残す。そのために、想いを共有し、共に歩んでくれる1000人の皆様と、新しいコミュニティを作りたいのです。現在、このプロジェクトを気にかけてくださり、見守ってくださっている多くの方々がいらっしゃることも存じております。もし、この夏油の自然の力強さや、私たちの想いに少しでも共感していただけたなら。どうか、私たちと一緒にこの秘湯の未来を創る「1000人の仲間」に加わっていただけないでしょうか。皆さまの温かいご支援と、想いのこもったシェアが、大きなうねりとなって秘湯の現場を動かします。引き続きの応援を、心よりお願い申し上げます!




