
クラウドファンディング公開後、たくさんの温かいご支援やメッセージをいただき、本当にありがとうございます。
日々届く声を読ませていただきながら、改めて多くの方が愛犬の食事について真剣に考えていることを実感しています。前回は「腸と健康の関係」について触れましたが、今回は多くの愛犬家が気にする「食いつき」というテーマについて少し掘り下げてみたいと思います。
一般的に「食いつきが良いフード」と聞くと、多くの人は「味が美味しい」と想像します。しかし愛犬の食事行動を研究した多くの報告では、食事の第一判断は味ではなく「匂い」であるとされています。
愛犬は人よりはるかに鋭い嗅覚を持ち、食べ物を口に入れる前にほぼ匂いで判断しています。さらに重要なのは、嗅覚だけでなく「脂質の香り」や「温度」「水分量」なども食べるかどうかの判断に影響するという点です。
例えば脂質が多い原料は香りが強くなる傾向があり、それが「食いつきが良い」と感じられる要因になることもあります。一方で、香りが強いことと体に合うことは必ずしも同じではありません。
ここで重要になるのが「愛犬がなぜ食べているのか」という視点です。香りに反応して勢いよく食べているのか、それとも体が求めて落ち着いて食べているのか。この違いは意外と見落とされがちです。
ROKKA BLOOMでは、単に香りの強さだけで食いつきを作るのではなく、食事全体の設計の中で愛犬が自然に食べ続けられる状態を目指しました。近年のペット栄養学でも、腸内環境と食欲の関係が研究されており、腸の状態が整うことで食事行動が安定する可能性も指摘されています。
愛犬の食いつきを見るとき、「勢い」だけではなく「食後の様子」まで観察することが、本当の意味で体に合う食事を見つけるヒントになるかもしれません。
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次回は、フードの加工方法によって栄養の働きがどのように変わるのかについて、お話させてください。



