
「障害」という言葉を聞くと、どこに原因があると感じますか?実は今、世界中で「障害の見方」が大きく変わっています。
例えば、車椅子の人が階段の前で困っている場面を想像してみてください。 昔の考え方(個人モデル)では、「足が動かないことが問題だ」と捉えていました。つまり、その人の体が「障害」の原因だと考えていたのです。
でも、今の考え方(社会モデル)は違います。「階段しかないこと」や「エレベーターがないこと」が、その人を困らせている原因だと考えます。つまり、障害は「その人」にあるのではなく、その人を不自由にする「社会の仕組み」にあるという考え方です。
自閉症の人たちの生きづらさも、これと同じです。彼らの特性を変えようとするのではなく、周りの私たちが「どうすれば彼らが過ごしやすくなるか」を考えて、環境を整える。それが大切なのです。久留米の街を青く灯すのは、彼らの個性を変えるためではありません。社会の側にある「見えない心の壁」を照らし出し、みんなでその壁を少しずつ低くしていくための灯火(ともしび)なのです。



