
文果祭を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。
これから応援してくださる皆様、よろしくお願いいたします!
実行委員長の岩槻正康です!
クラウドファンディングのページでは、文果祭で実現したいことをお伝えしていますが、そもそも「岩槻正康って何者?」「東果堂って何をしているところ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、少し自己紹介をさせてください。僕のこと、東果堂のこと、そして文果祭が生まれたきっかけをお話しします。
第一部 岩槻正康ってどんな人?
岩槻正康の行動原理は、好奇心です。
何かに興味を持つと、それがどこから来たのか、どういう経緯で今の形になったのかを知りたくなります。ルーツから順番にたどって、最後に「つまり、こういうことか」と自分なりに考えるのが好きなんです。
自分では「原理主義」と呼んでいますが、物事を起源から考えたい、という意味です。
趣味は歴史研究。それから、生活全般。
料理も、植物を育てることも、掃除も洗濯も、僕にとっては興味の対象です。毎日やっていることでも、仕組みを知ったり、やり方を工夫したりすると面白くなる。奥さんと過ごす時間も大切にしています。
周囲からどんな人と言われるかは、いろいろあった気もするのですが、あまり気にしていないので、よく覚えていません(笑)。
ただ最近、地元の先輩から「高校時代から異常に洒落たヤツだった」と褒めていただきました。「異常に」が気になるところですが、ありがたいことです。
そんな僕ですが、もともと実家が果物屋だったわけではありません。
アメリカで生まれ、東京で育ち、ニューヨーク州立ファッション工科大学で学びました。その後、DEAN & DELUCA JAPANや光文社などでグラフィックやWEBデザインの仕事をし、ご縁があって中野区のフルーツ専門店「フタバフルーツ」へ。そこで約10年間、フルーツに関わる仕事を経験しました。
デザインや食の仕事を経て、フルーツへ。経歴だけ見ると少し不思議かもしれませんが、僕の中では、興味を持ったことをたどってきた道でもあります。
そして、フルーツも知るほどに面白い。
味や香りはもちろん、形や色、産地や品種、食べ方や贈り方まで、入り口がたくさんあります。関わるうちに、フルーツをもっといろいろな角度から楽しんでもらいたいと思うようになりました。
第二部 東果堂ってどんなとこ?
オープン直前の東果堂そんな僕が2020年に立ち上げたのが、世田谷区若林のフルーツ専門店「東果堂」です。
掲げているのは、「美味しく楽しく余す事なく」。
店頭での販売をはじめ、企業やイベント、ライブ・撮影現場などへのケータリング、加工品づくり、商品やメニューの開発など、さまざまな形でフルーツを届けています。
「フルーツ専門店」と聞いて、果物が並ぶお店を想像する方も多いと思います。東果堂は、その果物をどんな場面で、どんなふうに食べてもらうかまで考えるお店です。
カットや盛り付けを工夫する。人が集まる場所にフルーツを持っていく。生のままとは違うおいしさを、加工によって引き出す。
フルーツに出会うきっかけも含めて、仕事にしています。
「余す事なく」という言葉も大切で
す。見た目や規格の問題で流通しにくいフルーツ、さまざまな理由で商品になれなかったフルーツなどの状態を見極めて、ジュースやドライフルーツなど加工品にすることで、おいしく届けられるものがあります。
一つの食べ方、一つの見方で終わらせず、その果物をどう生かせるか考える。
シモキタ園藝部にフルーツ肥料を届けるここにも、僕の好奇心が働いているのかもしれません。
フルーツに関わる仕事をしていると、ひと口食べた人の表情が変わったり、フルーツを囲んで会話が始まったりする場面に出会います。
その光景を見るたびに、フルーツがあることで生まれる楽しさを感じます。
東果堂は、そんな時間を、もっといろいろな場所でつくっていきたいと思っています。
第三部 だから文果祭が生まれた
文果祭の話が動き始めたのは、2024年ごろでした。
ありがたいご縁で、東急モールズデベロップメントさんから、東急のイベントスペースなどでフルーツを使ったカルチャーイベントができないか、というご相談をいただいたんです。
肉フェスやクラフト餃子フェスなど、食をテーマにしたフェスはいろいろある。その一方で、文化的な側面を前面に出したフードカルチャーイベントはまだ少ない。そうした問題意識からのお声がけだったと伺っています。
これは、東果堂としても望むところでした。
僕がつくりたかったのは、食べる楽しみに加えて、アート、ファッション、グッズ、インテリア、音楽まで、全方位的にフルーツの魅力を楽しめる機会です。
フルーツの色や形を面白がる。モチーフとして身につける。空間に飾る。音楽と一緒に楽しむ。
そうやって考えると、フルーツと付き合う方法は、ぐっと広がります。
僕自身、食に関わりながら、デザインや暮らしにも興味を持ってきました。だから、フルーツを見ていても、味と同じくらい、その姿や、置かれた空間、人との関わり方が気になるのだと思います。
そして、東果堂の仕事を通して感じてきたことが、一つの言葉になりました。
「フルーツは文化的食材だ!」

好きな音楽を聴いたり、お気に入りの服を着たり、部屋に好きなものを飾ったりすると、日々が少し嬉しくなる。フルーツにも、そんな力があると思っています。
季節の果物が食卓にあること。誰かを思って果物を贈ること。おいしさを一緒に味わうこと。
身近なところにある、そうした楽しみを、もっと自由に広げていきたい。そのための場が、文果祭です。
2026年11月7日・8日、下北沢のBONUS TRACKで、マーケットや音楽ライブ、トーク、ワークショップなどを通じて、いろいろな角度からフルーツに出会える2日間をつくります。
フルーツが好きな方はもちろん、音楽や雑貨、暮らしのことが好きな方にも、気軽に遊びに来ていただきたいです。
今回のクラウドファンディングでは、この挑戦を一緒に形にしてくださる仲間を募っています。ご支援は、会場づくりや企画の制作、音響、安全な運営などに活用させていただきます。
僕の好奇心と、東果堂で積み重ねてきた仕事。そして、今回いただいたご縁。そこから始まった文果祭を、これから皆さまと一緒に育てていけたらうれしいです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
文果祭実行委員長/株式会社東果堂 代表取締役
岩槻正康



