
番外編③
命の続き、作家の原点。
皆さま、いつも温かい応援をありがとうございます。
今日は、活動の合間にふと気づかされた「大切なこと」を、番外編として綴らせてください。
実は、3月5日のワークショップで生けたお花たちが、今も私の手元で頑張っています。
一ヶ月近く経ち、お花の種類によっては枯れてしまったものもあります。ですが、松の力強い緑や、形を保ったまま静かに「ドライフラワー」へと姿を変えつつある花たちが、今もなお凛とした佇まいでそこにいます。
雄々しい美しさだけが、花の価値ではない。
水分を失い、色を深め、時を刻んだからこそ放つアンティークのような風合い。その「命の続き」の姿に、思わず目が釘付けになりました。
このお花たちの変化を見つめていて、ふと気づいたことがあります。
「あぁ、こういう小さな発見から生まれる『変なアイデア』こそが、私の作家としての原点なんだ」と。
普通なら見落としてしまうような、乾燥してカサカサになった花びらの質感や、少し色が抜けてアンティークのようになった表情。そこに「おもしろい!」「これを何かに活かせないかな?」とワクワクしてしまう。
「あぁ、こういう小さな発見から生まれる『変なアイデア』こそが、私の作家としての原点なんだ」と。
実は、過去に私が受賞した作品も、まさにその「変なアイデア」から生まれたものでした

皆さま、これ何からできているか分かりますか?
実はこれ、**日本の「帯紐」**なんです。
普通、帯紐って着物を着るときに使うものですよね。それをアクセサリーにしようなんて、普通は考えない。でも、私はその「普通」の枠をちょっとはみ出してみたい。
帯紐の持つ質感、編みの美しさを、もっと自由に、もっと大胆に表現できたら。その「変なアイデア」を形にした結果、ありがたいことに評価をいただくことができました。
型にはまらない。
正解に縛られない。
人と同じじゃなくていい。
「変なアイデア」を、誰にも真似できない「私らしさ」に変えていく。
この小さな気づきやアイデアは、一生モノの私の宝物です。
11月の個展でも、そんな「はみ出した」ワクワクを詰め込んで、皆さまをクスッとさせたり、驚かせたりしたいと思っています!
ちょっと「変」で、でも最高に愛おしい。
そんな私らしいアイデアの源泉を、これからも大切に抱えていこうと思います。このお花たちが教えてくれた「命の続き」のワクワクを、11月の個展でも皆さまにお見せできたら嬉しいです。



