
PLAYTALKでは、
「悲しみに共感する」
ロールプレイを行うことがあります。
もちろん、みんな“練習”だと分かっています。
演技だと分かっているし、設定だと分かっている。
それでも、
「それは悲しかったね」「つらかったね」「よく話してくれたね」
と声をかけてもらうと、
ふっと表情がゆるんだり、少し安心した顔になることがあります。
ある子は、
「練習なのに、なんかあったかかった」
と言っていました。
私はその言葉が、とても印象に残っています。
人は、
問題がすぐ解決しなくても、
「わかってもらえた」
と感じるだけで、少し救われることがあります。
逆に、
正しいアドバイスでも、
「そんなことで落ち込まないの」「気にしすぎだよ」
と言われると、
“気持ちごと否定された”
ように感じることもあります。
悲しみは、できれば感じたくない感情かもしれません。
でも悲しみは、
「大切だった」「頑張っていた」「つながりたかった」
という気持ちがあるからこそ生まれる感情でもあります。
だからこそ、
「悲しかったね」
と受け止めてもらえることには、大きな意味があります。



