多様性を問う大長編ADV、日本から世界に通用する多様で普遍的な物語を届けたい。

『Witch of Yelekedis』は、未曾有の大災厄と余波として生じた分断と排斥を描いた、選択式の超大長編ファンタジーADVです。日本発、無料で体験できる多角的群像劇で世界に挑戦したい。商業では決してできないこだわり抜かれた世界観構築と圧倒的スケールの物語を以て、個人開発の限界に挑みます!

現在の支援総額

17,400

34%

目標金額は50,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

9

多様性を問う大長編ADV、日本から世界に通用する多様で普遍的な物語を届けたい。

現在の支援総額

17,400

34%達成

あと 9

目標金額50,000

支援者数3

『Witch of Yelekedis』は、未曾有の大災厄と余波として生じた分断と排斥を描いた、選択式の超大長編ファンタジーADVです。日本発、無料で体験できる多角的群像劇で世界に挑戦したい。商業では決してできないこだわり抜かれた世界観構築と圧倒的スケールの物語を以て、個人開発の限界に挑みます!

「今こそ、問い直しませんか?」

やむを得ぬ事情があり、逃げるしか無かった者がいる。

押し寄せる流入者の波に、得も言われぬ不快感を覚える者がいる。

ガタつく世界の均衡を維持し、平穏を守りたい者がいる。

そんなことよりも、ただ一人を守りたい者もいる。

こんな今この時代だからこそ、届けたい物語がある。

『Witch of Yelekedis』へようこそ!

はじめまして、暘 弥涼(Hinode Isuzu)です。私は大長編ヴィジュアルノベル『Witch of Yelekedis』を製作しているインディーゲーム開発者です。

本作『Witch of Yelekedis』は、物語を【消費する】のではなく【考え、選び、背負う】体験を求めるプレイヤーのための硬派なファンタジーADV作品です。WindowsとLinuxに対応しています。

既に60時間↑ほど遊ぶことができる進捗報告DEMO版をitch.ioにて公開していますので、どのようなゲームなのかは直接体験していただけます。またはYoutubeにて公開しているプレイリストから、本編の一部をご覧いただけます。

Android向けのサンプルもリリースしていますので、「PCからダウンロードするのは面倒、でもスマホなら試してみたいかも」という方もぜひ試してみてください!

登場キャラクターの詳細についてはこちらのページからご確認いただけます
より詳しいプロフィールや、どのような思いを込めて作られたキャラクターなのか、作中では深く語られないものの背景情報として設定してある事項などを記載してありますので、参考までにご覧になってください!

こんな人に遊んでほしい!
  • 「綺麗で安易な言葉に違和感を抱いている方」

  • 「テンプレート的なライトなファンタジーに飽き、本物の濃いファンタジーを求める方」

  • 「設定資料集を読み込むのが好きな設定厨の方」

Scenes――

2026年4月時点、約500枚超のイラストをゲーム内に収録。ほぼすべて一人で制作・描き下ろししています!

|左上:地母神の怒り|右上:エールケディスの種族|
|左下:エルフの四神器|右下:災いの根源|

|左上:ラドゥイアゴスの寝顔|右上:あなたを踏みつける高貴な猫|
|左下:ラドゥイアゴスの日常|右下:ラニャーマの新たなる挑戦|

|左上:避難民の正体|右上:一騎当千の戦士二人|
|左下:災いを撒く者と対峙|右下:西の宰相の憂さ晴らし|

|左上:遠い昔、ラドゥイアゴスの警告|右上:南の王子と高官|
|左下:13年前、事件直前の一幕|右下:在りし日の南の王と王妃|

|左上:ピンチに参上ドワーフ大工軍団|右上:エキセントリックな二人組|
|左下:北の女王と農夫と猟犬たち|右下:東のエルフ遠征軍、随行の飯炊き少年|

|左上:巨大な魔物と対峙する死神|右上:巨大な魔物と対峙する死神|
|左下:東の女王と死神|右下:ケット・シーの農民と死神|

|左上:西の宰相の自宅に侵入した西の若者|右上:行き倒れた者を看護していた公国議長|
|左下:謎の黒いレイピアを睨む二人|右下:看守に賄賂を渡す西の宰相と高官|

文明の残骸に築かれた、新種族たちの群像劇

舞台は、争いを止められなかった現生人類が「地母神」の怒りを買い、粛清された後の地球。

新たに誕生したエルフ、グノーム、ドワーフ、そしてケット・シー……。

かつての高度な文明は「古代人文明」として土に埋もれ、新種族たちはその傷跡の上に、独自の文化と歴史を刻み始めました。

多少の小競り合いはあれど、大きな戦に発展することはなく平和が永く続いていた世界。しかし13年前に一変。豊かな資源と覇権を巡る激しい侵攻劇、その後に立て続けに起きた大災厄が世界を揺るがしました。

大災厄で両親を失ったグノームの少女、ラニャーマ=ゼラギア
彼女が求めたのは、二度と大切なものを失わないための「守る強さ」。

その答えを求め、彼女は世界最強の魔道士と謳われる西のエルフの長老、ラドゥイアゴスが隠れ住む島へと乗り込みます。

「最強の賢者」の、あまりに情けない真実

しかし、そこで彼女が目にしたのは、噂や伝聞から大きく乖離した光景でした。

そこにいたのは、世界を救う英傑などではなく、酒に溺れ、自暴自棄な言葉を吐き、少しの物音に怯えて動けなくなる「伝説のなれの果て」。壊れて荒んだラドゥイアゴスは、周囲に「生かされている」だけの、自由なき生贄として古城に佇んでいました。

気だるげでやる気ゼロの師匠がラニャーマに投げかけるのは、「守るとは何か」という、もっともらしいが空虚な問い。

そして、とりあえず体裁を整えるために出される、読書課題と小論文。

理想の師弟像は脆くも崩れ去り、物語は「辛辣で容赦のない少女」が「壊れきった"最強で最弱の魔道士"」の弱音を叩き潰していく、奇妙な共同生活から動き出します。

プレイヤーに託される、答えなき選択

「師匠」としての体面を保てないほどボロボロになったラドゥイアゴスと、理想と現実のギャップに戸惑いながらも突き進むラニャーマ。

二人の交流の裏で、世界規模の災厄は静かに、しかし確実に牙を剥き始めます。

崩れた賢者を、どう立て直すのか。
突きつけられる「問い」に、あなたならどう答えるのか。

これは英雄譚ではありません。
不完全な大人たちと、まだ何者にもなれていない少女が、世界の不条理に抗う「思考の旅」なのです。

「正解」ではなく「在り方」を選ぶ

本作は、 流れてくる物語をただ眺めるのではありません。プレイヤーは常に、逃げ場のない「問い」の当事者となります。

好感度を稼いでハッピーエンドを目指すような、従来の「正解探し」の選択肢は存在しません。 あるのは、「あなたなら、どう答え、どう在るべきか」という決断だけ。

プレイヤーが選んだ答えは、各キャラクターの人格となり、ひいてはエールケディスの世界の形を変えていきます。些細な選択が、ある者を救い、ある者を奈落に落とすことさえあるでしょう。

それらは、物語を通じてプレイヤー自身の価値観と真っ向から向き合う、鏡のような体験となるはずです。

二つの層で描かれる「不和」と「決断」

【生存と排斥】――地を這う者の、泥臭い政治劇

舞台となる「エールケディス」は、かつての平和を失いつつあります。

突如勃発した災厄から逃れた「砂漠の騎馬遊牧民」の、西のエルフの地への大量流入。「西の宰相フロイダナス」は避難民に手厚い庇護を与える一方で、宰相から存在を軽視されてきた「西のエルフの貧しい若者」たちは不満を募らせ、排外主義の機運を高めていきます。

怒る若者に付け入り、西の地の取り崩しを計る外部勢力の介入とて、見過ごすわけにはいきません。

若者を愚かと断じて絶望をこじらせた宰相フロイダナスと、悲嘆に暮れる彼に発破をかけ続けなければならない妻のハリサヤズド。二人が直面するのは、出口のない「不和」のコントロールです。

暴動をいかに防ぐか、あるいは制御するのか。誰を優先し、誰を切り捨てるのか。何を発言し、何を行い、何を言わず、何をしないのか。
プレイヤーは、この一触即発の政治的緊張感の中に放り込まれます。

【浄化か、死か】――深淵から響く、残酷な運命論

この汚濁した世界を救える唯一の希望。それが「ラドゥイアゴス」です。 彼女は、ただそこに存在してるだけで世界のマナを浄化できる聖域のような存在。しかし、その浄化は彼女の体力を無慈悲に削り取っていく「呪い」でもありました。

そして、どこを切り取っても「規格外」なラドゥイアゴスは、西の地では嘲笑の対象となっており、数え切れぬほどの悪意を浴び、時には命の危機に晒されてきました。心身共にズタボロなのです。

浄化の苦痛に耐えかね、悪夢に震え、酒に溺れ、幻聴に怯える「最強で最弱の賢者」。 彼女をただの「世界の空気清浄機」として使い潰し、生贄に捧げることで世界を長らえさせるのか? それとも、一人の「個」としての尊厳を取り戻す道はあるのか。

しかしある男は、残酷な問いをラニャーマに投げかけます。贄を求める世界に救う価値はあるのか、と。

美辞麗句の裏側に、本当の「居場所」を作るために

少し前の世界には「多様性」という言葉が溢れていました(今はちょっと違いますね?)。しかし、その美辞麗句の陰で、既存の枠組みに当てはまらない人々が置き去りにされ、あるいは激しい排斥の波にさらされて傷付いている現実があります。

「どうして、こんなに息苦しいのか?」
 「なぜ、決められた型に自分を押し込めなければならないのか?」

私自身、この社会が当たり前として提示する「境界線」や「二元論」に対して、拭い去れない違和感を抱き続けてきました。その違和感こそが、この物語を紡ぎ始める原動力となりました。

「癒し」ではなく「疑念」を、エンターテインメントの力を借りて

本作『Witch of Yelekedis』が提供するのは、その場しのぎの優しい癒しや共感ではありません。 私たちが「当然」として受け入れている常識や、無意識に引き直されている境界線。それらに対する「疑念」の提示です。

登場する40名以上のキャラクターたち。彼らの視点を通じて世界を眺めることは、固定観念という檻から解き放たれ、「どうして?」を突き詰めて考える旅でもあります。

本作が、ただの娯楽に留まらず、これから私たちがどう生きていくべきかを問い直す「思考の入り口」となれば、これ以上の喜びはありません。

本編は無料での提供を予定しています。物語体験そのものに価格の壁を設けたくないからです。

日本から、世界に通用する多様で普遍的な物語を届けたい。その想いで、開発を進めています。

「ファンタジーの既成概念」を打破する独自の種族設定

本作には、従来のイメージを覆す個性豊かな種族が登場します。地域ごとに全く異なる文化や身体的特徴を持ち、とても泥臭く人間臭い「東西南北のエルフ」、ワイルドで勇猛果敢な「騎馬遊牧民のグノーム」、現金な性格の「ケット・シー」、そして尊大で高貴な「有翼のお猫さま」など。これまでにない、生々しくも魅力的なファンタジーの世界が広がっています。

架空言語と用語集が織りなす圧倒的な没入感

物語には独自の架空言語や歴史、食文化などが盛り込まれており、プレイヤーはゲーム内の「用語集」を駆使して世界を紐解いていきます。徹底して作り込まれた世界観は、物語を読み解く喜びを加速させます。物語を彩るBGMの中には、架空言語で歌われる歌唱曲もいくつか含まれています。

日英対応・こだわりの「方言」表現

本作は英語にも対応。特筆すべきは、日本語・英語の両言語において「方言」表現が盛り沢山に詰め込まれている点です。言葉の響き一つひとつにまで、キャラクターの出自と命を宿しています。

皆様からのご支援は、まずはリターン品の製作費や梱包・発送費ゲーム開発費用、制作に用いるソフトウェアや道具等のアップグレードBGMの拡張に充てさせていただきます。

本作の世界観をより深く、日常でも感じていただけるようなリターンをご用意しました。

感謝を込めて:ゲーム内クレジット掲載

ご支援いただいた全ての方のお名前を、感謝の意を込めてゲーム内のエンドロールに刻ませていただきます。共にこの物語を完成させた「同志」として、その名を残しませんか?

作品を彩る体験:デジタルサウンドトラック & ワンコの命名権

現在販売中のオリジナルサウンドトラック3巻(デジタル版引換券)に加え、作中に登場する「ワンコ」の命名権をご用意しました。あなたの名付けた子が、エールケディスの大地を駆け回ります。

こだわりの限定グッズ(現物リターン)

物語のキーアイテムや、愛らしいキャラクターをモチーフにした実物リターンも計画中です。

  • ・パヌイのコンパクトミラー

  • ・パヌイの肉球 "Purr-fect!" ハンコ(サンプル画像あり)

  • ・設定資料集(サンプル画像あり)

【留意事項】これらのグッズは少ロットでの完全限定生産となります。製作費に加え、梱包・配送諸経費を含めた価格設定となるため、一般的な既製品に比べるとやや割高な設定となります。作品への「応援」の意味も込めて、ご了承いただけますと幸いです。

「パヌイの肉球 "Purr-fect!" ハンコ」サンプルです。

設定資料集のサンプルです。

設定資料集のサンプルです。

2027年上半期(または下半期)頃の完成、正式版リリースを予定しています。

『Witch of Yelekedis』は、プレイヤーの「決断」が世界の形を決定づける物語です。

これまでにない解像度で描かれる異種族の対立、そして、既存の枠組みに抗い続けるキャラクターたちの叫び。私がこの作品に込めた「不純物だらけの真実」を、妥協することなく世界へと届けるために、皆様の力を貸してください。

誰もが「正解」を求めて彷徨う時代に、あえて「答えのない問い」を共に抱えてくれる同志を募ります。 一緒に、この深く、美しく、残酷な物語を完成させませんか?

皆様のご支援を、心よりお待ちしています。

サウンドトラックをYoutubeより視聴可能です!


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 開発費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 「Witch of Yelekedis」は、本格的なファンタジー世界を舞台にしたノベルゲームです。しかし一般的なビジュアルノベルとは異なり、歴史、神話、架空言語、民族文化といった要素が密接に結びついているため、プレイ前にさまざまな疑問を抱く方も少なくありません。「どんな物語なのか」「世界観はどれほど作り込まれているのか」「ゲームとしてどう楽しめるのか」この記事では、そうした疑問にお答えいたします!プレイ前の不安解消だけでなく、本格的なファンタジー世界をどう作るのかという創作上の課題にもお答えしますよ!世界観のスケールと歴史設計:ファンタジーに必要な要素ファンタジーにおいて重要なのは、単に魔法や異世界が存在することではありません。国家や民族の成立史、神話体系、宗教観、文化的背景が相互に影響し合い、一つの世界として機能していることが重要です。現実がそうであるように、架空の御伽噺であるファンタジーにもまた、そのような「積層された歴史」が重要なのです。Witch of Yelekedisでは、現代のエールケディス世界だけでなく、その遥か以前に存在した古代人文明や失われた時代の痕跡が物語の根幹に関わっています。過去の出来事が現在の文化や地理、人々の価値観にどう影響を与えているかを逆算して配置することで、プレイヤーが世界のどこを切り取っても「生きている歴史」を感じることができる。歴史の積み重ねが現在の社会構造や価値観を形成しているため、世界そのものが物語を語る構造になっているのです。物語の核を定める方法 — テーマと葛藤の作り方ブレない物語性を確立するためには、派手なイベントを起こす前に「中心となるテーマ」を定める必要があります。なぜならば優れたファンタジー作品は設定の量ではなく、テーマによって記憶されているからです(これはファンタジーに限らずいえることかもしれません)。本作において機能しているのは、異なる価値観の衝突から生まれる根深い葛藤。何を信じるのか、何を失って何を守るのか、個人と歴史はどう向き合うのか――こうした問いが登場人物の葛藤となり、物語を前進させ、シナリオ全体の強度を格段に向上させています。キャラクターダイナミクスが物語に与える影響キャラクター同士のダイナミクス(動的な関係性)は、世界観を単なる設定資料に終わらせないための重要な駆動源です。単なる記号的な仲良しグループではなく、過去の因縁や社会的立場による緊張感を内包した関係性を描くことで、セリフ一つひとつに重みが生まれますし、関係性が物語の進行とともに変化していく様そのものが、プレイヤーを惹きつける強力な推進力となります。ラドゥイアゴスを巡る、フロイダナスとガゼルゼンスの対立。それは政治的なコンフリクトにも繋がり、「フロイダナスの統治する西の民」と「ガゼルゼンスの統治する南の民」の間に相容れなさをもたらした。――この関係性はまさに「キャラクター同士が衝突し、数多の選択と過ちを繰り返し、そうして歴史を織ってきた」ことを象徴的に物語っています。架空言語と文化表現架空言語の役割と導入タイミング架空言語は、異世界への没入感を飛躍的に高めてくれる魔法のスパイスなのですが、最初から大量に浴びせるとプレイヤーが混乱しかねません! 魔法のスパイスも使いすぎると胃が疲れてしまいます。本作では、固有名詞、魔術の詠唱など、効果的なタイミングに絞って架空言語を登場させています。これにより、プレイヤーに「未知の文化に触れている」という適度な緊張感と興奮を与えることができます。最低限の文法と語彙で作る実用的な架空言語の設計法完全に独立した言語を一つ丸ごと作り上げるのは、膨大な労力がかかり現実的ではありません。実用的なアプローチとしては、基本となる語順(主語・動詞・目的語の並び)を決め、世界観を象徴する重要なキーワードを中心に数十語の語彙を固め、音素に意味を紐づけることから始めます。本作の設計においても、すべての会話を翻訳可能にする必要はなく、記号としての法則性を感じさせる工夫が凝らされています。 食物の名前には「f・p・b・m」の唇音が配置されます。例:平たいパン fbujm, オーツ麦のお粥 kamoj wahom, 麦酒 ala manjan, 等々 植物・木の実には「大自然を象徴する音:k」が含まれていることが多いです。例:ナツメヤシ videlk, オリーブ itelk, ニワトコ filorjak, 枝垂柳 hellicka, 等々 汁けが多い果実には「水を意味するvid, またはそれを省略したv」が大抵含まれています。例:トマト leividan, イチゴやラズベリー等の赤い液果/漿果 vildowcha, デーツ videlk, ブドウ wevm, 等々 こういった一貫した法則性があるだけでも「それっぽい」空気感を演出することが可能です。プレイヤー向け表示設計架空言語や専門用語を提示する際は、プレイヤーを置き去りにしないためのUI設計が不可欠です。テキスト内にクリックで表示されるポップアップ注釈、文脈から意味が推測できる配置、いつでも見返せる用語集の実装など、ゲームプレイのテンポを阻害せずに知識を補足する工夫が重要となります。なおWitch of Yelekedisではhororoさま製作の「TIPプラグイン」をお借りしています。ゲームデザインとダイナミクスノベルゲームにおいて重要なのは、分岐の多さと意味のある選択です。プレイヤーの選択がキャラクターや世界に影響を与えることで、没入感が生まれます。……とはいえ無計画な分岐は整合性を崩壊させかねません。本作では、どのルートを選んでも世界の本質的な「タイムライン」が矛盾しないよう、綿密なプロット管理が行われています。また、重要な局面の手前でセーブを促すなど、プレイヤーがリプレイ性を楽しめる構造を維持しています。またテンポ管理――文章量、演出、イベント配置――も、見落としてはならない要素です。テキストの分量が膨大になりがちな本格ファンタジーだからこそ、読ませるテンポの管理が命。設定説明だけが続くと読者は疲れてしまいます。説明、会話、事件、発見と進展、感情の変化、これらの異なるイベントを適切な間隔で配置し、波のような緩急をつけることで、プレイヤーは「超大作級のボリューム」でも疲れることなく没入し続けることができる……はずです。そして読者が知るべき情報だけを適切なタイミングで提示すること、その匙加減にはシビアになる必要があります。過剰な説明は避けつつも、語り手となるキャラクターの「体験・視点」として切り出しながら、しかし世界の断片をしっかりと見せることが理想です。BGMやSEといった音響も、Witch of Yelekedisの世界観構築に一役買っている、外すことができないピースのひとつ。ユニークな響きを持つ民族楽器や、スペーシーで軽やかな残響を与えるシンセサイザー、架空言語で歌われるボーカルラインを活用することで、歴史や文化、そのシーンの雰囲気や空気感を強化し、より没入的な体験をプレイヤーに提供できます。Witch of Yelekedis よくある疑問Q1: Witch of Yelekedisはどんなジャンルのノベルゲームですか?本作は「本格ファンタジー」と「少しのSF(ポスト・アポカリプス)」を志向したノベルゲーム/ビジュアルノベルです。塵に埋もれた古代人の歴史、民族間の対立、発生した天災、避難民と地元民の衝突を描く政治劇、神話が相互に関連しながら物語が展開します。詳細なあらすじについては公式サイトのほうをご覧になってください。Q2: 平均的なプレイ時間と推奨の遊び方は?現時点(α:その20)では80時間程度のプレイ時間を想定しています。完成品は120時間かそれ以上になるだろうと予想しています。世界観をじっくり読み解きながら進める遊び方を推奨しています。ヘッドフォンを装着して音響演出を楽しみながら、少しずつ小説を読み進めるように没頭して頂ければ幸いです。用語集や資料も適宜確認すると理解が深まるはずです!Q3: 対応機種は?Steamで遊べる?対応機種はPCのみ。Windows10以上とLinuxに対応。Android向けにサンプル版apk(α:その19と同一の内容)をリリースしていますが、そちらはあくまで「試験的」なものですので、サポートは提供しておらず、今後はアップデートの予定もありません。配布につきましては、現在はitch.ioのみとなっています。Steamでの公開や、庭用ゲーム機での展開については「もし、どこかのパブリッシャーさまと提携できたたら……」という感じです。Q4: セーブ・ロード・分岐の仕組みはどうなっている?一般的なビジュアルノベルのシステムに準拠しており、いつでも手動でセーブ・ロードが可能です。物語の重要な分岐点では、プレイヤーの選択によってキャラクターの運命や世界の行く末が大きく変わるため、選択肢の直前にはセーブデータを分けて保存しておくことをお勧めします。Q5: 架空言語はどれくらい理解する必要がある?翻訳はある?物語理解に必須となる部分には「用語集」という補助機能がついています。そしてプレイにあたって、プレイヤー自身が架空言語を事前に勉強したり暗記したりする必要は一切ありません。ゲーム内では状況に応じて適切な翻訳や注釈、コンテキストによる補足が表示されるため、架空言語が織りなす異国情緒の雰囲気をそのまま楽しんでいただければ問題ありません。また物語本編は日本語/英語で書かれており、たまに固有名詞が登場する程度になっています。なので、そこまで身構えずとも大丈夫です!Q6: 世界観が難しすぎてわからない!仕様です。作中では、物語の進行に合わせて用語集が徐々に解禁されていく仕組みが用意されています。一度読んだだけでは掴みきれなかった歴史の繋がりも、これらのゲーム内資料を読み解くことで、より深く構造を理解できるようになっています。「物語についてこられる」読者の皆様を信頼し、全力投球のシナリオを執筆させてもらっています。Q7: エンディング数は幾つですか? 重要な分岐の見分け方は?本作には4つのマルチエンディング(A, B, C, D)が用意される予定。B/Cルートは、そろそろ実装される予定です(05月31日現在)。重要な分岐は、一見すると何気ない会話の選択肢に見えることもあります。キャラクターの信念や今後の展開に深く影響を与えそうな問いであることが多いです。True(Dルート)を目指す場合は物語全体の整合性を意識しながら、自分の信じる選択を選び取ってください。あと、序盤にかなりの探求心が必要です。Q8: 戦闘やギルドなどゲーム性はどの程度ある?本作は純粋に物語を読み進めるビジュアルノベル(VN)としての性質を徹底しています。そのため、一般的なRPGに見られるようなコマンド式の戦闘システムや、プレイヤーが所属するギルドシステムといったゲーム要素はありません。その代わり、人物関係の変化や選択による物語の推移といったナラティブダイナミクスが中心になります。Q9: 選択肢をミスったかも、物語が詰まった気がする!パズルや戦闘によるゲームオーバーはありませんが、選択肢によって物語がバッドエンドへ向かうことはあります(仮にバッドエンドに向かったとしても「愉快な神さま」があなたを助けてくれる、予定です)。詰まったときの対処法としては、そのシーンの視点人物の「周囲にいる者たちの反応」や「これまでの背景」を思い返し、大局的な視点に立って選択肢を選び直すことが最大の攻略のコツとなります。Q10: 時系列が分かりにくい! 古代人の時代と現エールケディス世界の繋がりって?「古代人の時代と現在の世界とのつながりが複雑で分かりにくい」という指摘が寄せられることがあります。これは本作が、あえて謎を一度に明かさず、断片的な歴史を少しずつ提示する手法を取っているためです。要するに、意図的に伏せているのです。時系列のパズルがカチリとハマる瞬間こそが本作の醍醐味ですので、焦らずに世界の変遷を見守ってください。もし、どうしても真相を知りたいという方は「空中要塞アルストグラン」という前日譚シリーズがありますので、そちらをご覧になってください。Q11: キャラクターの背景や動機が分かりにくいことがあるんだけど……。本作のキャラクターは、誰もが表に出さない本音や、過去の傷を抱えています。もし動機が掴みにくいと感じた場合は、そのキャラクターの出自、そして他者との関係性に注目してみてください。また、重大な秘密を「特定の連続イベント」でしか明かさないキャラクターも居たりします。Q12: MODや未対応言語のファン翻訳は作っていいの?個人で楽しむ範囲において、MODの導入や個人的なファン翻訳を行うことはご自由にどうぞ。ただし、あなたが翻訳したデータや改変したファイルを、インターネット上などで不特定多数に向けて配布したい場合は、トラブル防止のため、事前に製作者へ連絡し、許可を得るようお願いいたします。特に翻訳データを配布する場合は、必ず製作者へ連絡し、許可を得てから、公開するようにしてください。Q13:プレイ前に知っておきたい要点とかありますか?本作は、個人のインディー開発だからこそ成し得た、一切の妥協がない尖った本格ハイファンタジー作品です。驚くべきことに(と自分で言うのもどうかと思いますが)、ゲーム本体は無料配布が予定されています!!!!!!もしこの壮大な世界観や物語の魅力度に満足していただけましたら、こちらのクラウドファンディングに協力をしていただけますと幸いです。Q14: 物語構築の参考資料や世界観創作に役立つ書籍やツールって?世界観を構築するにあたり、神話学、民俗学、言語学に関する学術書は大いに参考になります。特に実在の古代文化や言語の構造を学ぶことは、架空の歴史に説得力を持たせるための強力な土台となります。個人的なMVPはPDICです。架空言語制作をするうえで、この辞書制作ツールの存在は本当に助かっています!それから、執筆に際してのお守りはカロリン・エムケの著書です。Q15: 似ている他の作品は何かある?「Fから始まる某シリーズや〇〇転生ってつく某シリーズに雰囲気が似ている」と言われることが、ボチボチあります。結構な頻度でそう言われるので、似ているんですかね?しかし、制作者である私自身はそれらの作品をプレイしたことがないため、内容を知りません。ただ、神話や伝承、実在していた人物等がパロディとしてポップカルチャーの文脈の中で安易に消費されることには思うところがあり、正直に言えば、その……ハハハ……。Q16: マルチプレイ要素の実装予定は?本作は完全なシングルプレイ専用のノベルゲームであり、マルチプレイ要素は一切ありません。オンライン通信が発生するのも、ゲーム本体をダウンロード・アップデートする時のみです。Q17: 開発記録にはどんなことが載っているの?本作のより深い設定や、架空言語の裏側、制作の試行錯誤を知りたい方は、ぜひ開発記録をチェックしてください!Fanboxのサブスクライバー限定記事では、一般には公開していない濃密な設定資料や制作秘話が多数掲載されています。……それと、くだらない落書きなども。この記事を読んで本作の構築論に興味を持たれた方は、ぜひ支援をご検討ください!サウンドトラック第3巻をはじめとする、魅力的な特典も用意してお待ちしております。最後に その世界には歴史が存在するか? 信仰は社会に影響しているか? 言語と発音は文化と結びついているか? 民族ごとの差異はあるか? 地理が政治に影響しているか? 神話は現代社会に残っているか、あるいはどう廃れた? 登場人物の価値観は背景と整合しているか? 選択が物語に影響しているか? 世界観説明がドラマになっているか? プレイヤーが探索したくなる余白を残しているか? Witch of Yelekedisは、単なる設定集ではなく、歴史・文化・言語・人物が有機的につながる本格ファンタジー作品を目指しています。進捗報告デモ版は鋭意アップデート中です! ぜひ、試してみませんか?Witch of Yelekedisはitch.ioにて無料公開配布中です! もっと見る
  • 昨日、26日に最新デモ版α:20を公開いたしました!🛠 今回のアップデートについてハイライト:・新規29話追加(※およそ4.5時間ぐらいのボリューム?)・誤植/誤訳の徹底討伐・前回アップデートで再定義されたサブキャラクターの年齢周りに関するシナリオの齟齬を修正今後の制作スケジュールアップデート公開に際して、今後の制作スケジュール、ロードマップを公開いたしました。【PDF: GoogleDrive】今年7月〜9月のどこかで、エンディング第一弾「Bエンド/Cエンド」の公開ができればと思っています。 もっと見る
  • 支援者の皆様、いつも温かい応援をありがとうございます! そして、この記事で初めて本作を知ってくださった皆様、数あるプロジェクトの中から見つけていただき心より感謝いたします。本作『Witch of Yelekedis』の世界を語る上で欠かせないのが、大気に満ち、万物を生かす根源物質「マナ」の存在です。 しかし、この輝かしい恩寵の裏側に、どす黒い影が潜んでいることに、既にお気づきの方も多いでしょう。 今回は、世界の理を揺るがす「マナ」の性質と、今まさにエールケディスの世界を脅かしている怪異「顛化(てんげ)」の核心に迫ります。呼吸するように「魔」を呑み込む日常この世界において、マナは酸素と同じです――生命を育み、精霊を介して「魔法」という奇跡を顕現させる、そういう存在なのです。地下深くを流れる地脈は、いわば世界の血管であり、マナはその中を巡る熱い血潮のよう。ですが、考えてみてください。この「あまりに都合の良いエネルギー」は、一体どこから湧き出しているのでしょうか?なぜ、魔法はこれほどまでに、使う者の意志を――時にその「悪意」さえも――鮮やかに具象化できてしまうのでしょうか。その答えの片鱗は、今のラニャーマにはまだ、あまりに毒が強すぎるかもしれません。「精霊」と「魔物」を分かつ、あまりに細い境界線本作における魔物は、単なる「異形の怪物」ではありません。彼らの正体は、遠い遠い昔にこの世界から退場したはずの「古代人たちの霊魂」。穏やかな魂が「精霊」と呼ばれる一方で、強いエゴや怨念を抱えた魂がマナと結びついたとき、それは生ける者を襲う「魔物」へと姿を変えます。凶悪な個体がその身に宿す「核」。それは、彼らが抱き続けた「執着」の結晶なのかもしれません。そして今、聖地ウルガルに出現した「大穴」を起点に、かつてない規模の魔物の大量発生が始まっています。「わたし」が「それ」に変わる恐怖――現象「顛化」今、エールケディス社会を最も震え上がらせているのは、魔物そのものではありません。魔物の攻撃を受け、あるいは何らかの要因で自我を喪失した者が、その姿を魔物へと変えてしまう現象「顛化(てんげ)」です。最新のあるエピソードの中では、ある戦士が恐ろしい仮説を口にしています。「俺たち個々が持つ自我がマナと結合し、この姿かたちを描き出しているだけなのかもしれない」もし、私たちが「わたし」であるための輪郭が、マナという不安定な物質によって保たれているのだとしたら? その輪郭が崩れたとき、残るのはマナを際限なく吸い込み続ける「空虚な抜け殻」だけです。大都市ドファボーラで目撃され始めた、殺意すら持たず、ただそこにあるだけの「白い魔物」。彼らは果たして、倒すべき敵なのか。それとも、救うべきだった「誰か」の成れの果てなのでしょうか。あなたは、その手を汚せるか本作の主人公ラニャーマは、この残酷な世界の仕組みを根底から覆す、ある「力」を秘めています。それは、顛化を止める唯一の希望であると同時に、人としての倫理を、そしてラニャーマ自身の心を激しく削り取る禁忌の力です。「世界の平和」という美しい言葉の裏で、誰の自我がすり潰され、誰の怨念がマナとして消費されているのか。その真実に辿り着いたとき、あなたは、そしてラニャーマは、どのような選択を下すのでしょうか。 もっと見る

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