Dia dhaoibh! 暘 弥涼です。 昨日まで挑戦しておりましたクラウドファンディングが無事に終了いたしました。 最終的な結果は目標金額の34%となり、設定したゴールには届きませんでした。応援してくださった皆様、私の力不足で100%の達成をお見せできず申し訳ありません。 ですが、今の正直な気持ちを打ち明けさせてください。 「この作品を応援してくれる人がいるんだ!」ということを知ることができ、本当に、飛び上がるほど嬉しいと感じています。 膨大なゲームが存在する中で、まだ完成していない本作を見つけ、共感し、ご支援やシェアをしてくださった皆様の存在は、私にとって目標金額以上の価値があります。 孤独になりがちなインディーズゲーム開発において、これ以上ないモチベーションをいただきました。本当に、本当にありがとうございます! そして今回のクラファンだけでなく、日頃からFANBOXやBandcampのサブスクリプションを通じて、創作活動を支えてくださっている皆様。本当に、いつもありがとうございます! 個別にメッセージを差し上げることはできませんが、皆さまへのご挨拶と感謝を、この場を借りて御礼申し上げます。 【今後の開発と資金の使い道について】 今回はAll-in方式ですので、皆様からいただいた大切なご支援金は、『Witch of Yelekedis』の開発費として、グラフィックやサウンドの強化等に活用させていただきます。 【リターンについて】 準備ができ次第、順次お届けしてまいります。 進捗は今後、こちらの活動報告やSNS、そしてFANBOX等でも発信していきます。 ここからが本当のスタートです。皆様に「応援してよかった!」と胸を張ってもらえるような面白い物語を引っ提げて戻ってきますので、どうか完成まで一緒に並走していただけると嬉しいです。 最後になりますが、ご支援・ご協力いただいた全ての皆様に、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました! 暘 弥涼
いつも『Witch of Yelekedis』を応援いただき、本当にありがとうございます!暘 弥涼です。3月からスタートしたこのクラウドファンディングも、いよいよ残りわずかとなりました。ここで、いつも支えてくださる皆様へ、そして今このページを見てくださっている皆様へ、今の正直な気持ちと大切なお願いをお伝えさせてください。ご支援者様へのお礼まずは、既に支援者になってくださった皆様、本当に、本当にありがとうございます!一つひとつのご支援がどれだけ私を救ってくれたか分かりません。皆様の期待に応えるためにも、最後まで全力で走り抜けます!「お気に入り」に入れてくださっている皆様へ:今、あなたの力が必要です!現在、このプロジェクトを「お気に入り登録」して様子を見てくださっている方がたくさんいらっしゃいます。関心を持っていただき、本当に嬉しいです!……ただ、正直にお伝えします。今、めちゃくちゃピンチです!実は開始日が有名クリエイター様の大型案件と完全に被ってしまい、メディア様向けのプレスリリースがことごとく埋もれてしまいました(泣)。認知が広がらずとてもつらい状況ですが、シナリオの密度と面白さ、規模は商業級に引けを取らないクオリティであり、絶対の自信があります。だからこそ、未達で終わらせたくありません。「あとで支援しよう」と思ってくださっていたなら、ぜひ今、その一歩を踏み出していただけないでしょうか?あなたの1歩が、このプロジェクトを動かす最大の原動力になります!まだ間に合う!魅力的なリターンをピックアップ「何か応援したいけど、どれにしよう?」と迷っている方へ、手軽に&しっかり作品を楽しめるおすすめプランをご紹介します!PC用特製壁紙プランまずはここから!本作のアートワークをいつでも手元で楽しめる、手軽で嬉しいプランです。肉球ハンコイチオシの癒やし系リターン!手元に置いておくだけで笑顔になれる、こだわりの一品です。
「Witch of Yelekedis」は、本格的なファンタジー世界を舞台にしたノベルゲームです。しかし一般的なビジュアルノベルとは異なり、歴史、神話、架空言語、民族文化といった要素が密接に結びついているため、プレイ前にさまざまな疑問を抱く方も少なくありません。「どんな物語なのか」「世界観はどれほど作り込まれているのか」「ゲームとしてどう楽しめるのか」この記事では、そうした疑問にお答えいたします!プレイ前の不安解消だけでなく、本格的なファンタジー世界をどう作るのかという創作上の課題にもお答えしますよ!世界観のスケールと歴史設計:ファンタジーに必要な要素ファンタジーにおいて重要なのは、単に魔法や異世界が存在することではありません。国家や民族の成立史、神話体系、宗教観、文化的背景が相互に影響し合い、一つの世界として機能していることが重要です。現実がそうであるように、架空の御伽噺であるファンタジーにもまた、そのような「積層された歴史」が重要なのです。Witch of Yelekedisでは、現代のエールケディス世界だけでなく、その遥か以前に存在した古代人文明や失われた時代の痕跡が物語の根幹に関わっています。過去の出来事が現在の文化や地理、人々の価値観にどう影響を与えているかを逆算して配置することで、プレイヤーが世界のどこを切り取っても「生きている歴史」を感じることができる。歴史の積み重ねが現在の社会構造や価値観を形成しているため、世界そのものが物語を語る構造になっているのです。物語の核を定める方法 — テーマと葛藤の作り方ブレない物語性を確立するためには、派手なイベントを起こす前に「中心となるテーマ」を定める必要があります。なぜならば優れたファンタジー作品は設定の量ではなく、テーマによって記憶されているからです(これはファンタジーに限らずいえることかもしれません)。本作において機能しているのは、異なる価値観の衝突から生まれる根深い葛藤。何を信じるのか、何を失って何を守るのか、個人と歴史はどう向き合うのか――こうした問いが登場人物の葛藤となり、物語を前進させ、シナリオ全体の強度を格段に向上させています。キャラクターダイナミクスが物語に与える影響キャラクター同士のダイナミクス(動的な関係性)は、世界観を単なる設定資料に終わらせないための重要な駆動源です。単なる記号的な仲良しグループではなく、過去の因縁や社会的立場による緊張感を内包した関係性を描くことで、セリフ一つひとつに重みが生まれますし、関係性が物語の進行とともに変化していく様そのものが、プレイヤーを惹きつける強力な推進力となります。ラドゥイアゴスを巡る、フロイダナスとガゼルゼンスの対立。それは政治的なコンフリクトにも繋がり、「フロイダナスの統治する西の民」と「ガゼルゼンスの統治する南の民」の間に相容れなさをもたらした。――この関係性はまさに「キャラクター同士が衝突し、数多の選択と過ちを繰り返し、そうして歴史を織ってきた」ことを象徴的に物語っています。架空言語と文化表現架空言語の役割と導入タイミング架空言語は、異世界への没入感を飛躍的に高めてくれる魔法のスパイスなのですが、最初から大量に浴びせるとプレイヤーが混乱しかねません! 魔法のスパイスも使いすぎると胃が疲れてしまいます。本作では、固有名詞、魔術の詠唱など、効果的なタイミングに絞って架空言語を登場させています。これにより、プレイヤーに「未知の文化に触れている」という適度な緊張感と興奮を与えることができます。最低限の文法と語彙で作る実用的な架空言語の設計法完全に独立した言語を一つ丸ごと作り上げるのは、膨大な労力がかかり現実的ではありません。実用的なアプローチとしては、基本となる語順(主語・動詞・目的語の並び)を決め、世界観を象徴する重要なキーワードを中心に数十語の語彙を固め、音素に意味を紐づけることから始めます。本作の設計においても、すべての会話を翻訳可能にする必要はなく、記号としての法則性を感じさせる工夫が凝らされています。 食物の名前には「f・p・b・m」の唇音が配置されます。例:平たいパン fbujm, オーツ麦のお粥 kamoj wahom, 麦酒 ala manjan, 等々 植物・木の実には「大自然を象徴する音:k」が含まれていることが多いです。例:ナツメヤシ videlk, オリーブ itelk, ニワトコ filorjak, 枝垂柳 hellicka, 等々 汁けが多い果実には「水を意味するvid, またはそれを省略したv」が大抵含まれています。例:トマト leividan, イチゴやラズベリー等の赤い液果/漿果 vildowcha, デーツ videlk, ブドウ wevm, 等々 こういった一貫した法則性があるだけでも「それっぽい」空気感を演出することが可能です。プレイヤー向け表示設計架空言語や専門用語を提示する際は、プレイヤーを置き去りにしないためのUI設計が不可欠です。テキスト内にクリックで表示されるポップアップ注釈、文脈から意味が推測できる配置、いつでも見返せる用語集の実装など、ゲームプレイのテンポを阻害せずに知識を補足する工夫が重要となります。なおWitch of Yelekedisではhororoさま製作の「TIPプラグイン」をお借りしています。ゲームデザインとダイナミクスノベルゲームにおいて重要なのは、分岐の多さと意味のある選択です。プレイヤーの選択がキャラクターや世界に影響を与えることで、没入感が生まれます。……とはいえ無計画な分岐は整合性を崩壊させかねません。本作では、どのルートを選んでも世界の本質的な「タイムライン」が矛盾しないよう、綿密なプロット管理が行われています。また、重要な局面の手前でセーブを促すなど、プレイヤーがリプレイ性を楽しめる構造を維持しています。またテンポ管理――文章量、演出、イベント配置――も、見落としてはならない要素です。テキストの分量が膨大になりがちな本格ファンタジーだからこそ、読ませるテンポの管理が命。設定説明だけが続くと読者は疲れてしまいます。説明、会話、事件、発見と進展、感情の変化、これらの異なるイベントを適切な間隔で配置し、波のような緩急をつけることで、プレイヤーは「超大作級のボリューム」でも疲れることなく没入し続けることができる……はずです。そして読者が知るべき情報だけを適切なタイミングで提示すること、その匙加減にはシビアになる必要があります。過剰な説明は避けつつも、語り手となるキャラクターの「体験・視点」として切り出しながら、しかし世界の断片をしっかりと見せることが理想です。BGMやSEといった音響も、Witch of Yelekedisの世界観構築に一役買っている、外すことができないピースのひとつ。ユニークな響きを持つ民族楽器や、スペーシーで軽やかな残響を与えるシンセサイザー、架空言語で歌われるボーカルラインを活用することで、歴史や文化、そのシーンの雰囲気や空気感を強化し、より没入的な体験をプレイヤーに提供できます。Witch of Yelekedis よくある疑問Q1: Witch of Yelekedisはどんなジャンルのノベルゲームですか?本作は「本格ファンタジー」と「少しのSF(ポスト・アポカリプス)」を志向したノベルゲーム/ビジュアルノベルです。塵に埋もれた古代人の歴史、民族間の対立、発生した天災、避難民と地元民の衝突を描く政治劇、神話が相互に関連しながら物語が展開します。詳細なあらすじについては公式サイトのほうをご覧になってください。Q2: 平均的なプレイ時間と推奨の遊び方は?現時点(α:その20)では80時間程度のプレイ時間を想定しています。完成品は120時間かそれ以上になるだろうと予想しています。世界観をじっくり読み解きながら進める遊び方を推奨しています。ヘッドフォンを装着して音響演出を楽しみながら、少しずつ小説を読み進めるように没頭して頂ければ幸いです。用語集や資料も適宜確認すると理解が深まるはずです!Q3: 対応機種は?Steamで遊べる?対応機種はPCのみ。Windows10以上とLinuxに対応。Android向けにサンプル版apk(α:その19と同一の内容)をリリースしていますが、そちらはあくまで「試験的」なものですので、サポートは提供しておらず、今後はアップデートの予定もありません。配布につきましては、現在はitch.ioのみとなっています。Steamでの公開や、庭用ゲーム機での展開については「もし、どこかのパブリッシャーさまと提携できたたら……」という感じです。Q4: セーブ・ロード・分岐の仕組みはどうなっている?一般的なビジュアルノベルのシステムに準拠しており、いつでも手動でセーブ・ロードが可能です。物語の重要な分岐点では、プレイヤーの選択によってキャラクターの運命や世界の行く末が大きく変わるため、選択肢の直前にはセーブデータを分けて保存しておくことをお勧めします。Q5: 架空言語はどれくらい理解する必要がある?翻訳はある?物語理解に必須となる部分には「用語集」という補助機能がついています。そしてプレイにあたって、プレイヤー自身が架空言語を事前に勉強したり暗記したりする必要は一切ありません。ゲーム内では状況に応じて適切な翻訳や注釈、コンテキストによる補足が表示されるため、架空言語が織りなす異国情緒の雰囲気をそのまま楽しんでいただければ問題ありません。また物語本編は日本語/英語で書かれており、たまに固有名詞が登場する程度になっています。なので、そこまで身構えずとも大丈夫です!Q6: 世界観が難しすぎてわからない!仕様です。作中では、物語の進行に合わせて用語集が徐々に解禁されていく仕組みが用意されています。一度読んだだけでは掴みきれなかった歴史の繋がりも、これらのゲーム内資料を読み解くことで、より深く構造を理解できるようになっています。「物語についてこられる」読者の皆様を信頼し、全力投球のシナリオを執筆させてもらっています。Q7: エンディング数は幾つですか? 重要な分岐の見分け方は?本作には4つのマルチエンディング(A, B, C, D)が用意される予定。B/Cルートは、そろそろ実装される予定です(05月31日現在)。重要な分岐は、一見すると何気ない会話の選択肢に見えることもあります。キャラクターの信念や今後の展開に深く影響を与えそうな問いであることが多いです。True(Dルート)を目指す場合は物語全体の整合性を意識しながら、自分の信じる選択を選び取ってください。あと、序盤にかなりの探求心が必要です。Q8: 戦闘やギルドなどゲーム性はどの程度ある?本作は純粋に物語を読み進めるビジュアルノベル(VN)としての性質を徹底しています。そのため、一般的なRPGに見られるようなコマンド式の戦闘システムや、プレイヤーが所属するギルドシステムといったゲーム要素はありません。その代わり、人物関係の変化や選択による物語の推移といったナラティブダイナミクスが中心になります。Q9: 選択肢をミスったかも、物語が詰まった気がする!パズルや戦闘によるゲームオーバーはありませんが、選択肢によって物語がバッドエンドへ向かうことはあります(仮にバッドエンドに向かったとしても「愉快な神さま」があなたを助けてくれる、予定です)。詰まったときの対処法としては、そのシーンの視点人物の「周囲にいる者たちの反応」や「これまでの背景」を思い返し、大局的な視点に立って選択肢を選び直すことが最大の攻略のコツとなります。Q10: 時系列が分かりにくい! 古代人の時代と現エールケディス世界の繋がりって?「古代人の時代と現在の世界とのつながりが複雑で分かりにくい」という指摘が寄せられることがあります。これは本作が、あえて謎を一度に明かさず、断片的な歴史を少しずつ提示する手法を取っているためです。要するに、意図的に伏せているのです。時系列のパズルがカチリとハマる瞬間こそが本作の醍醐味ですので、焦らずに世界の変遷を見守ってください。もし、どうしても真相を知りたいという方は「空中要塞アルストグラン」という前日譚シリーズがありますので、そちらをご覧になってください。Q11: キャラクターの背景や動機が分かりにくいことがあるんだけど……。本作のキャラクターは、誰もが表に出さない本音や、過去の傷を抱えています。もし動機が掴みにくいと感じた場合は、そのキャラクターの出自、そして他者との関係性に注目してみてください。また、重大な秘密を「特定の連続イベント」でしか明かさないキャラクターも居たりします。Q12: MODや未対応言語のファン翻訳は作っていいの?個人で楽しむ範囲において、MODの導入や個人的なファン翻訳を行うことはご自由にどうぞ。ただし、あなたが翻訳したデータや改変したファイルを、インターネット上などで不特定多数に向けて配布したい場合は、トラブル防止のため、事前に製作者へ連絡し、許可を得るようお願いいたします。特に翻訳データを配布する場合は、必ず製作者へ連絡し、許可を得てから、公開するようにしてください。Q13:プレイ前に知っておきたい要点とかありますか?本作は、個人のインディー開発だからこそ成し得た、一切の妥協がない尖った本格ハイファンタジー作品です。驚くべきことに(と自分で言うのもどうかと思いますが)、ゲーム本体は無料配布が予定されています!!!!!!もしこの壮大な世界観や物語の魅力度に満足していただけましたら、こちらのクラウドファンディングに協力をしていただけますと幸いです。Q14: 物語構築の参考資料や世界観創作に役立つ書籍やツールって?世界観を構築するにあたり、神話学、民俗学、言語学に関する学術書は大いに参考になります。特に実在の古代文化や言語の構造を学ぶことは、架空の歴史に説得力を持たせるための強力な土台となります。個人的なMVPはPDICです。架空言語制作をするうえで、この辞書制作ツールの存在は本当に助かっています!それから、執筆に際してのお守りはカロリン・エムケの著書です。Q15: 似ている他の作品は何かある?「Fから始まる某シリーズや〇〇転生ってつく某シリーズに雰囲気が似ている」と言われることが、ボチボチあります。結構な頻度でそう言われるので、似ているんですかね?しかし、制作者である私自身はそれらの作品をプレイしたことがないため、内容を知りません。ただ、神話や伝承、実在していた人物等がパロディとしてポップカルチャーの文脈の中で安易に消費されることには思うところがあり、正直に言えば、その……ハハハ……。Q16: マルチプレイ要素の実装予定は?本作は完全なシングルプレイ専用のノベルゲームであり、マルチプレイ要素は一切ありません。オンライン通信が発生するのも、ゲーム本体をダウンロード・アップデートする時のみです。Q17: 開発記録にはどんなことが載っているの?本作のより深い設定や、架空言語の裏側、制作の試行錯誤を知りたい方は、ぜひ開発記録をチェックしてください!Fanboxのサブスクライバー限定記事では、一般には公開していない濃密な設定資料や制作秘話が多数掲載されています。……それと、くだらない落書きなども。この記事を読んで本作の構築論に興味を持たれた方は、ぜひ支援をご検討ください!サウンドトラック第3巻をはじめとする、魅力的な特典も用意してお待ちしております。最後に その世界には歴史が存在するか? 信仰は社会に影響しているか? 言語と発音は文化と結びついているか? 民族ごとの差異はあるか? 地理が政治に影響しているか? 神話は現代社会に残っているか、あるいはどう廃れた? 登場人物の価値観は背景と整合しているか? 選択が物語に影響しているか? 世界観説明がドラマになっているか? プレイヤーが探索したくなる余白を残しているか? Witch of Yelekedisは、単なる設定集ではなく、歴史・文化・言語・人物が有機的につながる本格ファンタジー作品を目指しています。進捗報告デモ版は鋭意アップデート中です! ぜひ、試してみませんか?Witch of Yelekedisはitch.ioにて無料公開配布中です!
昨日、26日に最新デモ版α:20を公開いたしました!🛠 今回のアップデートについてハイライト:・新規29話追加(※およそ4.5時間ぐらいのボリューム?)・誤植/誤訳の徹底討伐・前回アップデートで再定義されたサブキャラクターの年齢周りに関するシナリオの齟齬を修正今後の制作スケジュールアップデート公開に際して、今後の制作スケジュール、ロードマップを公開いたしました。【PDF: GoogleDrive】今年7月〜9月のどこかで、エンディング第一弾「Bエンド/Cエンド」の公開ができればと思っています。
支援者の皆様、いつも温かい応援をありがとうございます! そして、この記事で初めて本作を知ってくださった皆様、数あるプロジェクトの中から見つけていただき心より感謝いたします。本作『Witch of Yelekedis』の世界を語る上で欠かせないのが、大気に満ち、万物を生かす根源物質「マナ」の存在です。 しかし、この輝かしい恩寵の裏側に、どす黒い影が潜んでいることに、既にお気づきの方も多いでしょう。 今回は、世界の理を揺るがす「マナ」の性質と、今まさにエールケディスの世界を脅かしている怪異「顛化(てんげ)」の核心に迫ります。呼吸するように「魔」を呑み込む日常この世界において、マナは酸素と同じです――生命を育み、精霊を介して「魔法」という奇跡を顕現させる、そういう存在なのです。地下深くを流れる地脈は、いわば世界の血管であり、マナはその中を巡る熱い血潮のよう。ですが、考えてみてください。この「あまりに都合の良いエネルギー」は、一体どこから湧き出しているのでしょうか?なぜ、魔法はこれほどまでに、使う者の意志を――時にその「悪意」さえも――鮮やかに具象化できてしまうのでしょうか。その答えの片鱗は、今のラニャーマにはまだ、あまりに毒が強すぎるかもしれません。「精霊」と「魔物」を分かつ、あまりに細い境界線本作における魔物は、単なる「異形の怪物」ではありません。彼らの正体は、遠い遠い昔にこの世界から退場したはずの「古代人たちの霊魂」。穏やかな魂が「精霊」と呼ばれる一方で、強いエゴや怨念を抱えた魂がマナと結びついたとき、それは生ける者を襲う「魔物」へと姿を変えます。凶悪な個体がその身に宿す「核」。それは、彼らが抱き続けた「執着」の結晶なのかもしれません。そして今、聖地ウルガルに出現した「大穴」を起点に、かつてない規模の魔物の大量発生が始まっています。「わたし」が「それ」に変わる恐怖――現象「顛化」今、エールケディス社会を最も震え上がらせているのは、魔物そのものではありません。魔物の攻撃を受け、あるいは何らかの要因で自我を喪失した者が、その姿を魔物へと変えてしまう現象「顛化(てんげ)」です。最新のあるエピソードの中では、ある戦士が恐ろしい仮説を口にしています。「俺たち個々が持つ自我がマナと結合し、この姿かたちを描き出しているだけなのかもしれない」もし、私たちが「わたし」であるための輪郭が、マナという不安定な物質によって保たれているのだとしたら? その輪郭が崩れたとき、残るのはマナを際限なく吸い込み続ける「空虚な抜け殻」だけです。大都市ドファボーラで目撃され始めた、殺意すら持たず、ただそこにあるだけの「白い魔物」。彼らは果たして、倒すべき敵なのか。それとも、救うべきだった「誰か」の成れの果てなのでしょうか。あなたは、その手を汚せるか本作の主人公ラニャーマは、この残酷な世界の仕組みを根底から覆す、ある「力」を秘めています。それは、顛化を止める唯一の希望であると同時に、人としての倫理を、そしてラニャーマ自身の心を激しく削り取る禁忌の力です。「世界の平和」という美しい言葉の裏で、誰の自我がすり潰され、誰の怨念がマナとして消費されているのか。その真実に辿り着いたとき、あなたは、そしてラニャーマは、どのような選択を下すのでしょうか。





