
昨年、みなさんのお力で開発を進めていたAI×言語聴覚士「Speech Link」がケアテックコンテスト受賞しました!
ケアの未来を拓く挑戦者が集結 「ケアテック・イノベーション・コンテスト2025」最終審査・表彰式を開催
開発のはじまり
こんにちは。りじょぶ大阪代表・言語聴覚士の多田紀子です。
このプロダクト開発の始まりは、3年前。失語症のリハビリが受けられず困っていた石渡達也さんが、ご友人に相談したことがきっかけでした。そのご友人を通じて私たちは出会い、オンライン言語リハビリの利用が始まりました。
石渡さんはIT知識も豊富で、社会復帰への意欲も高い方でした。私は従来の訓練だけでなく、最新のテクノロジーについて私にレクチャーをするというプログラムを行っていました。
AIとの出会い
2024年の初め頃、石渡さんを通じて私はChatGPTの存在を知りました。当時はまだ日本では広く知られていない段階でした。その年の秋、音声でやり取りができる機能が開発されたことを知り、「これは失語症のトレーニングに使えるのではないか」と、私達は考え始めました。
ここから、AIを活用した失語症トレーニングの構想が生まれました。
石渡さんは利用者から、開発メンバーへと役割を変えていきました。
クラウドファンディングへの挑戦
2025年3月、私たちはこの構想を形にするためにクラウドファンディングに挑戦しました。その結果、268名の方にご支援いただき、350万円を集めることができました。この支援があったからこそ、開発を本格的にスタートすることができました。本当にありがとうございました!
開発の壁
2025年4月、本格的に開発に着手しました。そして7月、β版が完成。
しかし、その内容は正直に言って「いける」と言えるレベルではありませんでした。使えなくもないが、全然革新的ではない!これじゃリリースする意味がないじゃないか。
私たちは一度立ち止まり、開発を一からやり直す決断をしました。
その頃、私は周囲から何度も言われました。
「やめた方がいい」「それは無理ですよ」
融資の相談は、「そもそも事務所がない会社は対象外」と資料を見てももらえなかった。
「無理」という言葉に嫌気がさした

それでも、石渡さんやご友人の西谷圭介さんを信じて、、と言えば美しいけれども、実際は、「無理」と言われ続けたことに、「いい加減にしろや~!」と嫌気が差したのです(笑)。
そこで、2025年末、急遽、東京に新会社を登記しました。そして創業相談や融資の相談に行ったとき、私は驚きました。言われたことが、まったく逆だったのです。
「よくここまで開発しましたね」「可能性は大きいですよ」

同じものを見ているはずなのに、評価がここまで違う。
そのとき私は強く思いました。
これは、失語症の方が置かれている状況と同じだと。
頼りにしている専門家から「もう回復しません」と言われるのか
それとも「可能性があります」と言われるのか
その違いは、とても大きいのです。
本当は、違うのに。可能性があるのに。
それでも、相手の思い込みで「無理」と言われてしまう現実があります。
そして転機が
こうした紆余曲折の中、年初に紹介されたビジネスコンテストに、3人で応募しました。
「無理かな・・」と思う気持ちがちょびっと残っていましたが、メンバーを信じて応募。まじかの2次審査を通過しての、最終審査。
プレゼン時間は、5分きっかり。
失語症の方にとって、決してやさしい条件ではありません。
それでも石渡さんは、舞台に立ち、時間ぴったりにプレゼンを終えました。
その瞬間、私は思わず涙が出そうになりました。
どれだけ練習を重ねたのだろう。どれだけ準備してきたのだろう。

そして結果は、受賞!!
失語症があっても、ここまでできる。
でも同時に、
ここまで努力しなければ評価されない現実があることも感じました。
それだけ、まだ社会に理解が広がっていないのです。
そして今
この開発は、まだ途中です。それでも私たちは「しつこく」続けています。
なぜなら、失語症のリハビリには
・受けられる機会が少ない・継続が難しい
という大きな課題があるからです。背景には言語聴覚士の不足という構造的な課題があります。
このサービスは、その現状を変える可能性があると考えています。

このプロジェクトから生まれたサービスを体験してください(リターン追加しました!)
こうした背景から生まれたAI言語リハビリサービスを、
今回のクラウドファンディングでは実際に体験していただけるリターンをご用意しました。ローンチ後の価格よりお得になっています!
【5,000円】体験プラン
・オンラインセッション1回・サービス利用(3ヶ月)
【10,000円】しっかり体験プラン
・オンラインセッション2回・サービス利用(6ヶ月)
このリターンは、ご自身で利用いただくことはもちろん、
大切な方へお譲りいただくことも可能です。
失語症のあるご家族やご友人などに、リハビリの機会を届けることができます。申請中なので、ちょっとお待ちください。
さいごに
「無理」と言われても、やってみなければわからない。
それは、開発だけでなく、失語症の回復も同じだと私たちは考えています。




