
今回のクラウドファンディングでは、51名の方から、383,090円のご支援をいただきました。
この51名には入っていなくても、応援してくださっていた方、投稿を見守ってくださっていた方も、たくさんいらっしゃったと思います。
本当にありがとうございました。
CAMPFIREでクラウドファンディングを行うのは、今回が2度目でした。
1度目は2022年。
そのときは49名の方から、872,800円のご支援をいただきました。
前回のクラウドファンディングには、「活動を広げたい」という明確な目標がありました。
当時のプロジェクトにも、
・子どもたちへの学習支援を行う
・大人も利用できる場所にする
・保護者をサポートできる場所にする
と、具体的な目標を掲げています。
それに対して、今回のクラウドファンディングは、少し違うものでした。
何か新しいことを始めるためではなく、かのん[奏音]が、ここに存在し続けるため。そのためのクラウドファンディングでした。
何をするかよりも、ここにあり続けること
かのん[奏音]という場所がここにあれば、そこを利用して、学生たちが自分たちで何かを始めることができます。
この数か月、そのことを強く感じるようになりました。
かのん[奏音]を開設したのは、2019年12月です。
この7年のあいだに、私自身の考え方もずいぶん変わりました。
開設したころの私は、「支援する側」だったのだと思います。
けれど今は、私自身もまた、たくさんの人から支援していただく側になっています。
その経験を通して、少しずつ本質に近づいてきたような気がします。
支援する側と、支援される側。
そう簡単に分けるものではないのかもしれません。
一緒に生活を楽しめること。
少しゆとりがあること。
楽しめる場所があること。
何かを一緒にできる仲間がいること。
私たちが願っているのは、そんなささやかなことです。
何か大きな成果をあげたいわけでも、華々しい目標があるわけでもありません。
その分、今回のクラウドファンディングは、伝わりにくいものだったかもしれません。
今回は、新聞への掲載もありませんでした。
チラシも作りませんでした。
企業へのお願いもしませんでした。
それでも、前回の49名を上回る51名の方が支援してくださいました。
きっと、かのん[奏音]を地域に残してほしいという学生たちの切実な声が、届いていたのだと思います。
今回、支援してくださった方の多くは匿名でした。
それでも、いただいたメッセージを読むと、その向こうにいる人の姿が少し見えてきます。
学生の利用者がいました。
学生の保護者がいました。
普段からかのん[奏音]を利用してくださっている方もいました。
4年前のクラウドファンディングのころよりも、かのん[奏音]という場所が、少しずつ誰かの日常の近くにあるものになってきたのかもしれません。
今回のクラウドファンディングの期間中、いろいろなことを考えました。
何もしなくてもいい場所とは、どういう場所なのか。
場所を残すということには、どんな意味があるのか。
支援するということ、支援されるということは、どういうことなのか。
そして、これから、かのん[奏音]をどのように続けていくのか。
すぐに答えが出ることばかりではありません。
でも、この期間に考えたこと、皆さんからいただいた言葉、学生たちの姿を、これからの活動に生かしていきたいと思っています。
クラウドファンディングにご支援くださった皆さま。
そして、さまざまな形で応援してくださった皆さま。
本当にありがとうございました。




