2018年の1〜2月。この頃から未来の化粧品工場建設に思いを馳せ始める。洗練された化粧品製造法で従来よりも製造エネルギーを1/2に抑えられれば、二酸化炭素排出量も抑えられるはずです。アーム2台!人間みたいです。これはとても面白いアイデアだと思った。従来の人間の手法では思いもつかなかった製品が生まれてくる可能性があります。ロボットにはこのようなBOXが一台一台に設置されていて作動するのに不可欠らしい。将来的にはもっとコンパクトになるのでしょう。果敢にも未来の化粧品工場建設に向けアイデアをVCの方に相談しにいった様子。真摯に向き合ってくださった。道半ばですがいつか必ず実現させたい。運搬、充填のデモを見せてもらった。それぞれの分野や世界には素晴らしいアイデアと技術がある。それらを結び合わすことで今まででは実現できなかったレベルのものにジャンプする。そのような世界を見てみたいと思うのですよね。
年が明けて2018年1月、知り合いのスタイリストにもテストしてもらった。モデルさんは縮毛矯正とハイトーンカラーで髪がかなりのダメージで、今よりもマシ(修正)できないか相談があったらしく、クリスタイルでテストを兼ねてやってみるとのことだった。内心正直不安ではあった。Before俗にゆう髪の毛にビビりがでている様子でこれを修正するのはとても難易度が高い施術になります。Afterだいぶ綺麗になったのではないでしょうか。今回はとてもうまくいったみいで、モデルさんからも後日報告があったとのこと。髪の収まりがでてビビリもだいぶ良くなったらしいです。しかし今回はうまくいったとしても様々な髪の状態のケースも想定できるので、チャレンジはほどほどにとメーカーとしては思うのです。
年が明けて2018年1月、クリスタイルを生産する国内工場の視察にでかけた。製造の流れをスライドで丁寧に説明してくれた。工場の視察は毎回楽しみ。製品が出来上がるまでの過程がみれるので、私の今まで得た知識からシュミレーションしながら、未来の化粧品工場建設に向け思いを馳せる。バックヤードは巨大だった。将来はAIなどの先進テクノロジーで自動発注、自動配送なども当たり前になるのかも知れない。アマゾンなどはもうそうかも??合間に歌舞伎などの伝統芸能などで香りがどんな使われ方をしたかを知るセミナーがあったので参加。このセミナーのインスピレーションからいくつか具体的な製品イメージを思いついた。過去の歴史を再解釈して新たな製品を生み出す。そんなコンセプトもいいかも知れない。
明治時代の化粧品製造法を一読。化粧品は内容成分に注目がいきがちですが、同じくらいかそれ以上に製造プロセスも大切です。現在だけでなく過去からも学びつつ、他の分野の動向も知りながら未来にどんな製造方法がベストなのかを思いをめぐらせつつ、この時に所属していたものづくりに特化したコワーキングスペースに在籍中に巨大アートオブジェクトを作成するクリエイターさんの話を聞く機会があり、着想や制作にいたるまでの過程など分野は違えど参考になる話だった。化粧品のバルクを混ぜるホモミキサーの会社を訪ねて先端の羽の形状や回転数、時間などでレオロジーが変わる話など、専門家でないとわからない奥深い話を聞く。知らないことを学ぶ機会はとても楽しい。全てを知りたいと思うと同時に、とてもひとりの人間が様々なことを学び切ることはできない。だからこそ何かに集中し人に感動を与えるような素晴らしいものを作るべきなんだと感じていた頃でもある。笑
2017年12月、改良を重ねたクリスタイルの質感が向上してきた。プロセスも検証を重ね、まずまず納得の形が整いつつリリースも近いかなと手応えを感じていた夜明けも近いか。同時に将来の化粧品工場建設に向けてと興味から、工場の展示会や最新のロボット動向など調べ始めた時期でもありました笑。