2017年11月頃、モデルさんを使って撮影しなきゃだなとかボンヤリと感じていたこの頃。知り合いのカメラマンと打合せしてどんなビジュアルイメージに仕上げるか話していました。ツヤ髪を見せるにいたってどんなイメージが伝わりやすいか、またブランドとして「クリスタイル 」のイメージってどんなのだろうとか・新しく生まれるヘアケアサービスを一言で伝えるのにどんなキャッチコピーがふさわしいのか、トリートメント?縮毛矯正?髪質改善?新規原料も良さそうなものは配合して試しています。化粧品というものは1%の配合でも物によってすごく変化するので、組み合わせや調合の仕方を工夫します。この時はまだクリスタイル のロゴが違いますね笑。PETに直接印刷できる特殊なプリンターで配置のバランスなどを見てました。この形では今の所リリース予定はないのですが、将来的にはありえるかも知れません。
2017年の10月あたりはロゴや容器の選定にあれやこれや思いをめぐらしていました。最初のクリスタイルのロゴはこんな感じで、今と結構違います。容器は最初こういったのをイメージしていました。コンセプトも現在のものとは違っていて逆に今、思い返してああ、これもありだなって笑。過去を振り返らないのが基本なんですが、たまに振り返るのもいいなと感じております。クリスタイルのアップデート版が到着した。今回はより有効成分の配合を加えて効果的にツヤ感のアップと癖を伸ばすことをメインに作成した。さてさて思い通りになったかどうか早速テストします。!!!!!なんかズッシリきましたよ。。理想に近いかもしれない、縮毛矯正の代わりにいけるんじゃない??とこの時思いました。このプロトタイプテストの時の動画です。初めてこの時コームでスーっというのをやってみました。笑
2017年10月あたりで、ロールブラシやツインブラシなど、アイロンも種類や温度やプレスのかけかたなど研究し始めた。薬剤も模索中なら道具やプロセスも模索している段階。ベストプラクティスはどういう形か、まだ定まっていない時期でした。こちらはツインブラシ。挟んで引っ張るのでテンションはかけやすい。同時に濡れた状態の髪はダメージを受けやすいので扱いには細心の注意が必要である。フラットアイロンはプレートやヒーター、温度による仕上がりの違いが明確にあると、様々なアイロンをテストし始めたのもこの頃。そして、クリスタイルのサービスを開始するにいたって、どのような髪質の方が一番合うのかも探る段階で、最も効果をみたかったエイジング毛のモデルさんにクリスタイルを施す機会が訪れました。癖はそんなにないんですが、不規則で細かなウネリでツヤが失われキレイに見えません。この状態がキレイに形状補正されたら完成なのかなと考えていた頃です。サイドです。今回はプロセスを省き、いきなり仕上がりです。十分にキレイにはなったけど、なにか足りない。うん、一回でキレイにできなければ、製品を生む価値がないと判断していました。今までの一連のプロセスと結果を開発にフィードバックし、さらなるアップデートを計画していた時期です。
2017年8月7日。間髪入れずに3回目のプロトタイプのテストです。まずはビフォーの状態です。癖はまあまあで毛先に縮毛矯正によるちりつきダメージあり。髪の毛は固く、太く、量は多いです。少しまとまりが悪そうです。めくって中の状態です。ウネリが出ています。サイドはこんな感じですね。クリスタイルを塗布した状態です。フードタイプのスチーマをON。お流しの後。うん効いてます!ブロー後にアイロンで仕上げ!モデルさんは次の日、会社にいくなりかなりの人数の人に髪なんかやった?とか、相当に聞かれたみたいです。スタイリングもしやすくなって朝のブローの時間が短縮になり、継続的にしてみたいということでした。今回3人目のモデルさんで、ベースとしはなかなかいい感じで若干改良したら商品化できそうだなという手応えは掴めた瞬間でありました。
2017年8月4日、間髪入れずに2回目の「クリスタイル 」テスト。モデルさんは髪質に関して自信がもてず、キレイなストレートに憧れるということで喜んでということでした。BEFOREです。さあ今回もクリスタイルで髪をキレイにしていきます!表面は癖が強いわけではないですが、パサつきがでてツヤが失われています。少し削がれ過ぎているのか、毛先の量が少ないですね。カットベース(セニング多用)もパサつきの原因になります。結局全ては連動しているということです。クリームを根元を少し空けて毛先まで塗布しました。スチームで加温。その後シャンプーします。タオルドライ後!!!なんかいい感じの予感がします。ツヤはもう出ています。乾かしてフラットアイロンで仕上げると!!ツヤも増幅していい感じにキレイな髪になりパサつきはなく、指通りもとてもよく、モデルさんはとっても喜んでくれたことが印象的でした!