タイ東北部イサーンの村で育つ、あなたのバナナの木

タイ東北部イサーンの村。農業を営む人たちの月収は、わずか1,700円。その現実を知った私は、この村の農業に新しい選択肢を増やしたくて、バナナ農園づくりに挑戦しています。

現在の支援総額

262,000

7%

目標金額は3,500,000円

支援者数

15

24時間以内に7人からの支援がありました

募集終了まで残り

23

タイ東北部イサーンの村で育つ、あなたのバナナの木

現在の支援総額

262,000

7%達成

あと 23

目標金額3,500,000

支援者数15

タイ東北部イサーンの村。農業を営む人たちの月収は、わずか1,700円。その現実を知った私は、この村の農業に新しい選択肢を増やしたくて、バナナ農園づくりに挑戦しています。

今年、初めてキャッサバの収穫を手伝いました。

想像していた通り、いや、それ以上に過酷な作業でした。

乾ききった土は岩のように固く、足元も悪くて、捻挫しそうになることもあります。

炎天下の中での作業は体力を奪い、倒れてしまう人もいます。

やっとの思いで収穫したキャッサバは、トラックに積んで工場へ運びます。

でも、そこで終わりではありません。

売れたお金からは、

トラクターのレンタル代、運搬用の車のレンタル代、手伝ってくれた人への支払い、食事代、そういった費用が次々に引かれていきます。

最後に手元に残るのは、ほんのわずかなお金でした。

数日でなくなってしまうような金額です。

この村には土地を持っている人も多いですが、そのすべてを使えるわけではありません。

植えるためにもお金がかかるからです。

トラクター代、肥料代――初期費用が必要で、思い切って広げることもできない。

かといって小規模では、利益が出ない。

結果的に、多くの場合は赤字になります。

この村では、もともと安定した収入源がほとんどありませんでした。

今のようにキャッサバ栽培が広がったのも、ここ15年ほどのことです。

それ以前は、現金収入を得る手段が限られていて、暮らしは決して余裕のあるものではありませんでした。

それでも人々はキャッサバを作り続けます。

なぜなら、それが今ある唯一の収入源だからです。

収穫のたびに借金を返そうと頑張る。でも利益が出ないから返せない。

だから、また借りる。

この繰り返しの中で、抜け出せない人がたくさんいます。

実際にその様子を見ていて、収穫の時期は、どこか重たい空気が流れているように感じました。

どうしてこんなに大変な思いをしながら、それでも続けるしかないのだろうと、考えることが何度もありました。

私は思ったんです。

このままでいいのだろうか、と。

もし、同じように農業をするなら、ただ苦しいだけのものではなく、育てることに喜びがあって、きちんと収入にもつながるものにできないだろうか。

そのときに重なったのが、これまで友人夫婦から聞いていた「バナナの話」でした。

それまでどこか遠くに感じていた選択肢が、この現実を目の前にしたとき、初めて「これかもしれない」と思えた瞬間でした。


※この話は続きます(#3へ)


- 次回予告 -

次回は、「なぜキャッサバではなく、バナナなのか」について、書いていこうと思います。

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