2007年から能登を支えたNPOが挑む!GIS×日米共同講座で若者の夢を育てたい

能登半島地震で被災した輪島の若者に、3D・GIS技術と南カリフォルニア大学との日米共同講座を通じて「夢」と「世界水準の学びの場」を届けるプロジェクト。2007年から能登の防災・復興支援を続けるNPO法人RISEが主導し、能登発の復興モデルを、人口減少や高齢化に悩む地方の課題解決につなげます。

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目標金額は1,000,000円

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能登半島地震で被災した輪島の若者に、3D・GIS技術と南カリフォルニア大学との日米共同講座を通じて「夢」と「世界水準の学びの場」を届けるプロジェクト。2007年から能登の防災・復興支援を続けるNPO法人RISEが主導し、能登発の復興モデルを、人口減少や高齢化に悩む地方の課題解決につなげます。

皆様、こんにちは。NPO法人 RISEの吉富です。

能登の若者が世界を相手に挑むには、① 最高の技術力② 自信 を身につけることが必要であるとお話ししました。そして、最新のGISやIT技術を習得してもらうために、私たちRISEは高校生向けの講習会を行っています。

では、技術を手に入れた若者たちが、本当の意味で「自信」を持つにはどうすれば良いのでしょうか?

私は、「世界(自分の外側)を知り、そこにある良さや課題に気づき、自ら良さを磨き上げ(Enhance)ながら課題を解決していく技量を身につけ、自らの手で未来を切り開いていくこと」だと信じています。

これを可能にするには、技術を身につけること以上に、最後は「若者たちの意識を変えること」以外にないと断言できます。世界の一流と呼ばれる人たちが何を基準に動いているのか、その「事実」を知ることで、若者たちの視座は一気に世界レベルへと引き上がります。

少し、私の個人的な経験をお話しさせてください。

10年間のハーバード入試面接官で、私が目撃した「ダイヤモンド」

私は大学院を卒業後、10年弱にわたってハーバード大学の入試面接官(アラムナイ・インタビュアー)を務めていました。 ハーバードでは志願者全員と直接対話することを重視しているため、世界中に散らばる卒業生が大学の代わりに面接を担当するのです。当時、大学側から耳にタコができるほど叩き込まれていた方針が、次の3つでした。

ハーバード大学の校章

  1. 1. ハーバードの校風に合う学生を見つけてほしい。

  2. 2. 砂浜に散らばったダイヤモンドを探すつもりで、候補者を見つけてほしい。

  3. 3. 彼らがこれまで「与えられた機会」をどう活かしてきたか、徹底的に調べてほしい。

大学も我々面接官も超真剣です。学生1人につき、最低でも1時間はかけてじっくりと対話を重ねました。

ここで言う「ハーバードの校風」とは、何を意味すると思いますか? 成績が良いことや、素晴らしい推薦状があることは最低ラインとして重要ですが、多くの方が誤解しているような「家がお金持ちである必要」は、1ミリもありません。なぜならハーバードは、優秀であれば家庭の経済状況に関わらず全員が学費をカバーできる手厚い奨学金制度(ニード・ブラインド)を徹底しているからです。

大学が最も重視していたのは、「与えられた環境や機会を、その子がどう活かしてきたか」という一点でした。

そしてこの「環境」とは、決して恵まれたポジティブなものだけを指しません。むしろ、「過酷なネガティブな状況を、どう自力で克服してきたか」が決定的に重要視されるのです。

ハーバード大学のキャンパス

学校の成績が一時的に「2」や「3」だったとしても、それをどうやって向上させたかのプロセスを見ます。 ただ「〇〇語が話せる」ということではなく、その語学力を使って「何をしたか」を見ます。 どれほど過酷な環境で育ったとしても、大学はそれを単に「かわいそうな受験生」として終わらせるのではなく、「その逆境をどう打破したか」を知ろうとするのです。

私が面接した中には、高校生でありながら自身の技量を活かしてアラビア語圏から募金を集め、カリフォルニア州にモスクを建設してしまった若者がいました。また、言葉にできないほどの壮絶な悲劇に見舞われながらも、その経験を糧にして高校内にカウンセリング教室を設立した女子学生もいました。

彼らこそが、ハーバード大学の言う「砂浜に散ったダイヤモンド」なのです。

世界の一流が求める「社会に最大のインパクトを与えるリーダー」とは

ハーバード大学は、各国の元首、ノーベル賞受賞者、世界的企業のCEO、イノベーターなど、世界を動かすリーダーたちを数多く輩出してきました。つまり、彼らが重要視する基準を知ることは、そのまま「世界の一流が世の中をどう見ているか」を知ることに直結します。

「社会に最大のインパクトを与えるリーダー」を育てる国や組織は、「逆境から何を生み出せるか」を観ているのです。

だからこそ私は、能登の若者たちにこの事実を知ってほしい。 大震災という想像を絶する困難に直面した今、ただ「被災してかわいそう」で終わるのではなく、「この困難という環境から、自分たちは一体何を生み出せるか」を若者自らが考え、実行する力を養ってほしいのです。このマインドセットこそが、世界で通用する本当の「自信」になります。

Yi教授との「奇跡的な繋がり」という、最高の機会を能登へ

前回の活動報告で、世界的建築事務所MorphosisのYi教授が、能登のためのグローバルサイト『Noto Now』を自発的に立ち上げてくれたというビッグニュースをお届けしました。

実は、Yi教授と私は、ハーバード大学院デザインスクール(GSD)時代の同級生なのです。

当時、彼は建築を専攻し、私はランドスケープ・アーキテクチャを専攻していましたが、学生の頃からずっと固い絆で結ばれた友人同士でした。 今回のプロジェクトに、Yi教授と南カリフォルニア大学(USC)がこれほど深く関わってくれている背景には、そんな学生時代からの個人的な繋がりがあります。

ハーバード大学院デザインスクール(GSD)

普通であれば、世界最高峰の建築・都市計画チームを能登の復興に直接巻き込むことなど、数千万円の予算があっても不可能です。 しかし、学生時代に同じトレイ(スタジオ)で未来を語り合った仲間だからこそ、今回の「奇跡的な機会」が実現しました。

ハーバード大学院デザインスクール(GSD)

これほどスペシャルな機会は、他には絶対にありません。 だからこそ、能登の若者たち、そして応援してくださる皆様と一緒に、この機会を極限まで使い尽くしたい。そして、能登の若者たちを、世界へ羽ばたく次の「ダイヤモンド」へと育て上げたいのです。

クラウドファンディングは残り2日。目標金額100万円への挑戦は、現在35万円を超え、最後のラストスパートへ向かっています。

能登の若者たちの意識を変え、未来を切り開くためのこの挑戦に、どうか皆様の最後の一押しをよろしくお願いいたします。温かいご支援、そして情報の拡散を、心よりお願い申し上げます!

NPO法人 RISE 吉富

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