【沖縄の「ことば」を未来へ繋ぐ!】しまくとぅば塾 第2期開講プロジェクト

消滅の危機にあるとされる沖縄の言葉「しまくとぅば」を次の世代へつなぐため、私たちは昨年「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を開講し、今年6月から第2期をスタートさせます。沖縄語を未来の世代にまで受け継いでいくことを目標に、継続的な学びの場を守るための基盤となるご支援をお願いします!

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終了

現在の支援総額

106,000

23%

目標金額は450,000円

支援者数

14

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【沖縄の「ことば」を未来へ繋ぐ!】しまくとぅば塾 第2期開講プロジェクト

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目標金額450,000

支援者数14

消滅の危機にあるとされる沖縄の言葉「しまくとぅば」を次の世代へつなぐため、私たちは昨年「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を開講し、今年6月から第2期をスタートさせます。沖縄語を未来の世代にまで受け継いでいくことを目標に、継続的な学びの場を守るための基盤となるご支援をお願いします!

 この度、沖縄県那覇市を拠点に、消滅の危機にある地域言語「沖縄語」を次の世代へ受け継いでいくため、「しまくとぅば塾(≒方言塾)」第2期を開催する運びとなりました。

 この活動を継続していくためには、安心して集い、学び続けられる場を守り続けることが不可欠です。その基盤となる運営費の一部を皆さまとともに支えていただき、本活動を安定的に継続・発展させていくために本プロジェクトを立ち上げました。一般社団法人文華樹 代表理事の羽場雅希と申します。

しまくとぅば塾 ちむぐくる 公式Web

 私たち一般社団法人文華樹は、「『教育』を通じて、人々が文化を継承し、自らの未来を自分の手で切り開ける社会を実現する。」という理念のもと、大学受験生を対象とした教育事業、沖縄語継承のための取り組み「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を営んでおります。

 私たちは昨年6月より「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を開講し、全10回の講座を通して、中学生から60代の方まで、世代を越えて沖縄のことばに触れ、学び合う場をつくってきました。 


 沖縄のことば「しまくとぅば」は、かつては家庭や地域の中で自然に使われ、暮らしの中に息づいてきました。しかし現在、その使用機会は年々減少し、日常の会話の中で耳にする場面も少なくなりつつあります。

 それでも、ことばそのものが失われたわけではありません。地域の中には今もなお、その響きや表現を大切にし、次の世代へ手渡そうとする思いが確かに存在しています。

 私たちが目指しているのは、特別な知識としてことばを保存することではなく、暮らしの中で使われ続けることばとして、再び息を吹き込むことです。

 そのためには、学ぶ機会があること安心して使える場があること、そして世代を越えてことばを交わせる環境があることが不可欠です。一人ひとりの小さな学びや会話の積み重ねが、地域の文化を未来へとつないでいきます。

 「しまくとぅば塾 ちむぐくる」は、そのための小さな拠点として生まれました。この場を絶やさず、着実に育てていくことこそが、ことばを未来へつなぐ最も現実的な方法であると、私たちは考えています。いま、この場を途切れさせないことが何より重要です。


 昨年6月から本年3月まで、10回にわたって開催した「しまくとぅば塾 ちむぐくる」第1期では、会場受講・オンライン受講合わせて延べ100名以上の方にご参加いただき、県内の方の愛郷心とともに、県外の方からの沖縄の文化に対する熱量を強く感じることができました。


▼初回講座に参加してくださったアメリカ在住のNaomiさんが、沖縄在住のお婆さんと内容をシェアしている様子のInstagram投稿(許可を得て転載しています)

(元投稿:https://www.instagram.com/reel/DMIzu8xypn4/?hl=ja

 参加者の皆様がそれぞれに学んだ言葉を使い始めたり、ご家族との会話が生まれたりする姿を目の当たりにし、言葉は学ぶだけでなく、日常の中で使われてこそ生き続けるものだということを、改めて実感しています。

 まずは多くの方々に支えられながら、第1期の全日程を無事に終えることができましたことを、心より感謝申し上げます。


 改めまして、自己紹介させていただきます。「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を運営する一般社団法人文華樹 代表理事の羽場雅希と申します。

羽場雅希(一般社団法人文華樹Webページ 代表挨拶より)

 学生時代からこれまで、塾・予備校講師や高校の非常勤講師として主に大学受験の現代文・小論文の指導や学習参考書の出版(『スマートステップ現代文』『スマートステップ小論文』(ともにZ会))、Web媒体でのライターとして「ことば」を扱う仕事をしてきました。気づけば、塾・予備校講師としてのキャリアも17年目に突入しています。

 こうした中で、良くも悪くも「ことば」がいかに大きな力を持つのかを痛感させられる経験、ことばが自分のものになることによって広がる世界があると実感する経験を幾度となく繰り返してきました。

 そうした経験、さらには受験指導の世界、文章表現の世界で培ってきた知見も生かしながら、新たな形でのしまくとぅば継承に取り組んでいきたいと考えています。

 共同責任者として、主に現場での活動の主軸を担っているのが当法人理事の上原ノーマン浩です。

上原ノーマン浩 那覇市出身で、学生時代は陸上競技に明け暮れていましたが、大学卒業後に経験したカナダでのワーキングホリデーで改めて沖縄の魅力に気付かされたと語っていました。
 2019年に起こった首里城火災の際にはすぐに「首里城復元支援プロジェクト『BORN AGAIN』Tシャツ」を立ち上げました。その時のことについて本人は「沖縄だけではなく、しかも『首里城には行ったことないけど』という方も含めた海外、県内外の方々も購入してくださって、首里城、沖縄のことを思ってくれている方々がこんなにも沢山いてくださるのだと感じられてとても嬉しかった」とも語っていました。

 私たち2名を中心に、私たちの理念・活動に賛同してくれたスタッフや応援してくださる地域の皆さまとともに「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を運営してきました。第2期はこれまで以上に多くの皆さまとともに、しまくとぅばの未来を切り開く活動に取り組んでいきたいと願っています。


 「しまくとぅば塾 ちむぐくる」第2期は、「未来を、しまくとぅばで。」をテーマに、昨年度の講座を運営する中で得た経験を活かし、内容を大幅にアップデートして開催していきます。

しまくとぅば講座は3コース制を導入します

 対面+オンラインで全国どこからでも受講可能なスタイルはそのままに、これまでの学びを土台としながら、より多くの方々が日常の中で「しまくとぅば」に触れ、使い、次の世代へと手渡していける環境を整えていきたいと考えています。

講師:山内盛貴さん 講師には「ヒヤミカチ節」などを作曲した山内盛彬氏を曽祖父に持つ沖縄音楽研究家・実演家の山内盛貴[芸名:530(ゴサマル)]さんを迎え、沖縄の民謡を通して、しまくとぅばを体で感じ取る「民謡コース」も設置します。
 このコースでは歌ことばと日常語で微妙に異なる表現の揺らぎを橋渡ししながら、歌ことばの背景や意味、表現の違いなどを丁寧に紐解きながら学びます。

 他にも、言葉とともに沖縄の歴史や文化、風習などもを学びながら「言葉の背景にある心」を感じ取る総合的な入り口として「初級コース」、文法解説に加え実践を中心に「使うこと」を重視した「中級コース」を設置。

 中級コースでは表現することに焦点を当て、日本語と沖縄語を往復しながら表現の揺らぎや多様なあり方を実感するとともに、対話を通じて「生きた言葉」としての沖縄語を身につけていくことを目指します。

しまくとぅば塾 ちむぐくる[中級コース]の概要

 私たちは次の3つの大きな目的・目標を実現するために、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」を決して単発・短期間で終わらせることなく、長く継続していかなければならないと考えています。

 このプロジェクトを通して、居住の有無を問わずその地域に興味を持った方が気軽にアクセスできる環境をが常に開かれている状態を目指します。

 そして、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」の参加者の皆さんには学んだことばを普段から活用したり定期的に触れ続けたりしてもらいながら、その中にある伝統や心を感じ取り、沖縄の新たな魅力を発見・伝達してほしいと思っています。

 また、将来的には沖縄県内の他の地域のことば、さらには全国に存在する消滅の危機にあることばや文化にも目を向けて活動していきたいと考えています。


 私たちが「しまくとぅば塾」プロジェクトをスタートさせたのは、2023年に私が沖縄を訪れた際に聞いた、YouTubeチャンネル「沖縄サムライ」のMGさんのこんなお話がきっかけです。

「沖縄サムライ」MGさん(左)と「子どもたちが方言を徐々に徐々に知らなくなってきている。今こそ方言塾ってあってもいいと思うし、今しかない。一大事だよ。自分たちは方言を聞けるけど、上手くは喋れないわけよ。

 方言の中に沖縄の良さが詰まっているし、方言でしか伝わらない感覚があるわけよ。その中にちょっとした優しさがあったり、信仰があったり。それを使うことによって届けられる良さがあるわけよ。方言がなくならないようにしなきゃいけないなと。

 方言塾やりたいね。俺たちが勉強になるぐらいな。沖縄の人が勉強したくなるような『しまくとぅば』。今しかないよ。喋れる人がいなくなっちゃったら聞き取りもできなくなってしまう。失われてしまったら終了。残さなきゃいけない。」

 2009年に国連教育科学文化機関(UNESCO)が発表した”Atlas of the World’s Languages in Danger”(第3版)で「消滅の危機がある言語」として掲載された言語の中には、沖縄語をはじめとした琉球諸語も含まれています。

 地域の言葉を学ぶことで、その地域の記憶や魅力を再発見するきっかけになります。

 一方、「ことばを失うことは、アイデンティティを失うことにつながる」というだけでなく、地域の文化に触れる手がかりを失うことにもつながります。消えてしまった言語を復興するのは非常に困難。失われてしまってからではもう遅いのです。 


 2026年6月から毎月1回、全10回の開催を予定しています。

 毎回の講座は那覇市内の会場+オンライン同時配信の形で、どこにお住まいの方であっても受講できます。また、日常生活の中で使うにはまだハードルが高い現状でも、しまくとぅばを用いることのできる場としてオンラインコミュニティ「しまくとぅば塾 ちむぐくる 別邸」を用意しています。

 講座当日の様子は全て収録し、後日アーカイブ配信形式での受講も可能になっています。そのため、全10回の講座全てには参加できないという方でもその内容をご覧いただいた上で次回講座から参加することができます。

 また、各講座の映像単体での販売も行い、第2期の途中から参加したいという方に対してもスムーズに合流できるようサポートしていきます。


 本プロジェクトのリターンとしては、ステッカー・Tシャツ・エコバッグなどのオリジナルグッズと、記録冊子や講座参加チケット等の「体験型」のリターンをご用意しています。

 ご支援いただいた資金は、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」の運営費及びCAMPFIREへの手数料(17%)に充当させていただきます。

 まずは今年度の会場費として想定している30万円を確保することが第一の目標です。

目標金額:¥450,000
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【参考】昨年度経費内訳
■会場費:200,271円
■設備・教材作成費:528,522円
■人件費(講師謝金含む):823,000円
■広告宣伝費:213,320円
■旅費交通費:590,993円
■その他:292,967円
計:3,039,795円
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本プロジェクトは、単年度の開催費用を賄うことだけを目的としたものではありません。この学びの場を継続的に維持し、次の世代へとつないでいくための基盤を整えることを目的としています。

皆さまからのご支援は、単なる一度きりの費用ではなく、地域のことばを未来へ手渡していくための土台として、大切に活用させていただきます。


 昨年、しまくとぅば塾 ちむぐくるを旗揚げしてから、多くの皆様の応援・ご支援のおかげで第1期を無事に終えることができました。改めて御礼申し上げます。

 しかしながら、ここからが本当の始まりです。

 「『沖縄語』に直接関わりがあるのは沖縄にルーツを持つ人たちだけだ」という声もありますが、私たちはそのように考えていません。言語・伝統文化を継承し、次の世代とともに未来を作り上げていくものへと価値転換していく取り組みが、全国各地で消えかけている様々な「伝統」にもう一度光を当てる端緒になると信じています。

 まずは沖縄から、この伝統を受け継ぎ、発展させる輪を広げていく活動を、皆さんと共に作り上げていければ幸いです。この場を絶やさないために、どうか力をお貸しください。

 温かいご支援・応援を、どうぞよろしくお願いいたします!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 会場費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 4月10日から開始したこのクラウドファンディングも残すところあと7日、最終週となりました。これまでにご支援いただいた13名の皆さま、ありがとうございます。残り期間も、どうか引き続き見守っていただけましたら幸いです。最後までご支援・ご指導のほど、引き続きよろしくお願いいたします。さて、沖縄語に限らず、地域言語や方言に関しては「消えつつある流れは止められない」という声を耳にすることも少なくありません。それでも私たちがこの取り組みを継続するのは、消えゆく流れに抗うことで、再びその言語が勢いを取り戻すことがあると、私たちは信じているからです。今回は、「しまくとぅばの再興」の参考になるであろう海外の事例をご紹介します。【海外事例】ウェールズ語の復興ウェールズでは、1536年の「連合法」(Acts of Union)で英語のみが公用語とされて以降、1847年にウェールズ語使用が事実上禁止され、子どもたちへの英語学習の強制、産業化に伴って都市部・炭鉱地域で急速に言語転換が進むなど、社会的環境の変化の中で、ウェールズ語話者数は急激に減少しました。※1841年には90%以上だった話者比率は、1981年には19%まで低下しています。ところが、20世紀後半、ウェールズ語衰退への危機感から言語復興運動が本格化。1962年、サンダース・ルイスの「言葉の運命」(Tynged yr Iaith)講演が契機となり、8月にウェールズ語協会(Cymdeithas yr Iaith Gymrae)が設立、道路標識の2言語化運動を展開したり、独立したウェールズ語テレビ局設置を要求したりするなど精力的に活動していく中で、1977年に「BBC Radio Cymru(ウェールズ語放送局)」が開局、1982年に世界初のウェールズ語専門テレビ局「S4C」が開局、民間出版でもウェールズ語新聞『Y Cymro』や文芸誌『Barn』などが発行されるなど、ウェールズ語メディアが増加します。教育面では、ウェールズ語による学校教育が拡大。現在では初等中等校の約16%の児童がウェールズ語で授業を受けており、多くのウェールズ語中高一貫校がこの成果を支えています。課題も残るけれど……とはいえ、高齢話者の死亡や英語圏からの移住が影響し若年層に言語が受け継がれにくい状況が続くなど、依然としてウェールズ語復興には大きな課題が残っているのも事実です。また、ウェールズ語を学ぶ子どもは増えているものの、学外で日常的に使用する機会が少ない「教室言語」にとどまる傾向が指摘され、教育だけでなくコミュニティや職場での使用環境整備に焦点が当てられるようになりました。実際、2017年に政府が策定した「Cymraeg 2050」戦略では、2050年までに人口の20%が日常的にウェールズ語を話す社会をめざし、話者の人数・ウェールズ語の使用を増やすこと、そのための環境の整備が指針として示されています。このように、ウェールズ語は政府・行政と企業・民間団体の双方からのアプローチによってその勢いを取り戻してきました。そして、依然として課題は残っているものの、ウェールズ語の未来を見据えた取り組みが継続されています。沖縄でも、沖縄県や他の先行団体の皆さんがすでにしまくとぅばの普及に取り組んでいます。そうした先行者の皆さんが築き上げてきたベースに、我々が新たな形で加わることで、しまくとぅばも再び勢いを取り戻すことができるのではないか。私たちはそう考えています。そして、その小さな一歩を、今回のプロジェクトからまた踏み出していきたいと思っています。もし、少しでもこのプロジェクトに共感していただけた方、この活動に意義を感じていただけた方は、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」のクラウドファンディングページへのご支援・拡散のご協力をしていただけると嬉しいです!残り期間も応援、ご支援、拡散のほど、引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
  •  クラウドファンディングも残り期間が少なくなってきました。ここまでご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。 引き続き、最後までどうぞよろしくお願いいたします。 今回は、皆さまからいただいたご支援をどのような用途に使わせていただくのかについて、改めて簡単にご説明いたします。主な用途 皆さまからのご支援は、主に次のような費用に充てさせていただきます。■会場費■設備・教材制作費■人件費・講師謝金■広告宣伝費————————-【参考】昨年度経費内訳■会場費:200,271円■設備・教材制作費:528,522円■人件費(講師謝金含む):823,000円■広告宣伝費:213,320円■旅費交通費:590,993円■その他:292,967円計:3,039,795円————————- いずれも、「しまくとぅばを学び続けられる場」を維持するために欠かせない費用です。 今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、こうした活動を支える運営費の一部に充当させていただきます。 皆さまからのご支援は、この活動を継続するための大きな力になります。 もし、少しでもこのプロジェクトに共感していただけた方、この活動に意義を感じていただけた方は、「しまくとぅば塾 ちむぐくる」のクラウドファンディングページへのご支援・拡散のご協力をしていただけると嬉しいです! 残り期間も応援、ご支援、拡散のほど、引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
  •  クラウドファンディングも今日を含めて残り9日となりました。 今回は、私たちが「しまくとぅば塾 ちむぐくる」のような活動を「今」行うことが必要だと考えている理由をお伝えしたいと思います。時間は、思うほど残されていない 私たちはこの活動を「いつか」ではなく、「今」やらなければならないと考えています。 その理由はとても単純で、時間が残されていないからです。 現在、しまくとぅばを日常的に話すことができる方の多くは、高齢の世代に集中しています。そして、その方々が年齢を重ねるにつれて、言葉を自然に受け継ぐ機会は急速に減っていきます。 言葉というものは、教科書の中に保存されるだけでは生き続けません。家庭の中で
、地域の中で
、人と人との関係の中で使われてはじめて、次の世代へと受け継がれていくものです。 もしこの数年の間に、「使う場」や「学ぶ場」を守ること、増やすことができなければ、しまくとぅばは「知識として残る言葉」にはなっても、「生活の中で使える言葉」としては残らない可能性があります。仕方のないことかもしれないけれど 「日本語(標準語)が中心の世の中では沖縄語を使う機会が少ないのだから、消えていくのは仕方のないことだ」という声もよく聞きます。 その側面は否定できません。すでに沖縄県内でもしまくとぅばを使ってコミュニケーションを取る機会はほとんどないと言ってよく、そして日常的なコミュニケーションをとる機会は今後ますます減っていくのも事実でしょう。 もちろん、仮に日常から消えたとしても、伝統芸能・文化の中で生き続けるというのもその通りだとは思います。それでも、伝統芸能の中でのみ残るものとしてではなく、「使える言語」として残すことには大きな意義があるとも考えています。失われてしまった後で嘆く前に、できることはあるはずです。
 私たちは、「一つの言語の消滅」という、沖縄で起きつつある流れを食い止めることができる最後の局面に立っているのかもしれない、そんな思いがあります。 少し大げさに聞こえるかもしれませんが、これは決して誇張ではありません。言語の継承というのは、数十年という長い時間の中で進んでいくものですが、失われるときは、驚くほど短い時間で失われてしまうと言います。そして一度途絶えてしまった言葉は、元の姿のまま取り戻すことはできません。
 この数年が、言葉を「未来へ渡せるかどうか」を分ける時間だと感じています。だからこそ、私たちは「今」、この活動を続けていきたいと考えています。 もう少し落ち着いたら、余裕ができたら、誰かがやってくれるなら――そうしている間にも、言葉を伝えることのできる方々や、言葉を受け継ぐ機会は確実に少なくなっていきます。 
この活動は、過去を懐かしむためのものではありません。未来に向けて、言葉を「使える形」で残していくための挑戦です。そしてその挑戦は、数年後ではなく、今、始めなければならないものです。未来を、しまくとぅばで。
 私たちは、沖縄語という一つの言語を「守る」だけではなく、日常の中へひらいていくことを目指しています。そのために、沖縄語に触れる人を増やし、使う場を増やしていきたい。その一歩一歩の積み重ねが、この言葉の未来を支えていくと信じています。 そして、できるだけ早い段階で、こうした輪を他の言語にも広げていけるようになっていきたい。私たちは、そう考えています。
 この取り組みに少しでも意味を感じていただけたなら、この活動を共に支える一員として、力を貸していただけたら幸いです。 まずはクラウドファンディングの残り期間、引き続きよろしくお願いいたします! もっと見る

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