
シェアケーキプロジェクトを支えてくださっている連携洋菓子店様をご紹介するインタビュー企画。
今回は、兵庫県のBakeShop Jina様にお話を伺いました。
◆ ケーキがくれた温もりを胸に、今度は私が支える番へ
ーーまず、このプロジェクトに参加されたきっかけを教えてください。
「幼少期を振り返ると、お誕生日には母親が必ずケーキを作って祝ってくれた思い出があります。もともとお誕生日という日そのものが大好きで、「人が一番お祝いされる瞬間に関わりたい」という想いがあったことも、私がパティシエを志したきっかけの1つです。
だからこそ、もし今の時代に「お祝いしてもらうこと」を当たり前だと感じられない環境にいる子がいるなら、パティシエとして、子どもたちに笑顔を届ける力になりたいと思い、このプロジェクトに参加することを決めました。」
◆ 変わらない美味しさを届けるために、物価高騰の中での誠実な工夫
ーー昨今の物価高騰において、店舗の現場で直面している状況はいかがでしょうか。
「原材料費が上がり続けていて、一度上がった価格はもう下がりません。本当に厳しい状況です。
ただ、だからといってケーキの質を落としてまで単価を下げたくはありません。そのため、ケーキ本体には影響が出ないよう、箱やトレー、ローソクなどの包材で少しでも安い仕入れ先を必死に探しています。
果物もイチゴだけにこだわらず、その時期に一番手に入りやすい美味しい旬のものを工夫して使っています。さらに今は、お菓子を入れる袋の資材自体が不足していて、業者間で取り合いになっている状態です。大手優先で制限がかかる中、うちのような小さな店舗はなかなか相手にしてもらえない難しさも日々痛感しています。」
◆ケーキで彩る、 親子にとっての特別な1日
ーーお店を取り巻く環境は本当に厳しいかと思いますが、それでもこのプロジェクトを継続してくださっているのは、どのようなお気持ちからなのでしょうか。また、子どもたちやご家庭へのメッセージをお願いします。
「お誕生日は、誰にとっても『自分だけのパーソナルな特別な日』です。だからこそ、子どもたちには『自分が生まれてきた日』に誇りを持って、自分を特別な存在だと思ってほしいです。
そして、親御さんにとっても、お誕生日は『自分が母親や父親になった日』という特別な節目のはず。日々の生活の中でどれだけ大変な状況があっても、その1日だけは、いつもとは違う特別な時間として過ごしてほしいなと思います。私たちのケーキが、その温かい時間を作るお手伝いになれば、これ以上にありがたいことはありません。」

–店舗情報–
店舗名:BakeShop Jina
所在地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町9丁目20-14 ファミーユ塩屋102
Instagram:https://www.instagram.com/bakeshop.jina/?hl=ja



