なぜ、大宮駅東口だったのか私が鍼灸院を作ろうと決めた場所は、大宮駅東口です。ただ「人が多いから」ではありません。 高校生の頃から、何度も通ってきた場所でした。友達と待ち合わせをして、これからの話をして、悩みを聞いてもらった。 あの頃は、未来はもっと自由だと思っていました。でも大人になると、 「私がやらなきゃ」 が増えていきました。家族のこと、子どものこと、仕事、周囲への気遣い。 気づけば、自分のことを後回しにするのが当たり前になっていました。これは、私だけじゃありませんでした。漢方相談や、身体に触れることを通じて、同じようにたくさんのことを抱え続けている女性にたくさん出会ってきました。ちゃんとしている人ほど、力が抜けない。 休んでいても、どこか緊張している。 呼吸が浅くなって、「自分がどうしたいか」がわからなくなっていく。そんな方を、何度も見てきました。私が私らしく自分を取り戻せる場所、大宮駅に場所を作りたいと思いました。人が行き交う街なのに、氷川参道に入ると、少し呼吸が変わる感じがある。 人通りが多い。なのに、静かで。「ちゃんと」し続けてきた人が、少しだけ力を抜ける。カラダからこころもゆるめる場所。 そんな場所を、ここに作りたいと思っています。「治療院を作る」というより、 "我慢をほどく場所を作りたい"その気持ちで、今日も準備を進めています。ここまで支えてくださって、本当にありがとうございます。




