
走行を終えた宮城光さんが、静かにこう言いました。
「やっぱり景色が違いますよね」
サーキットではない。 鈴鹿でもない。 モナコでもない。
川越城本丸御殿前。 初雁城通り。 観光客が歩く、小江戸の公道。
その景色の中を、1965年メキシコGPで世界を制した白いF1マシンが走った。 コースの両側に詰めかけた観客を前に、甲高いV12サウンドを響かせながら、2往復。
「これだけ多くのお客さんの中でF1マシンを走らせるということはなかなかないです。普通はなかなかできないことです」
宮城さんの言葉が、このイベントの異質さを、静かに教えてくれます。
さらに宮城さんはこう続けました。
「しっかり事故を起こさないようにして、毎年これを成功させ、文化的に繋がっていくように作っていきたい。無茶なことはしないで、七分目くらいでみなさんと一緒に楽しんでいけるイベントにしたい」
「七分目」という言葉が、胸に刺さりました。
F1と聞けば、全開を想像するかもしれません。 もっと速く。もっと大きな音で。もっと限界まで。
でも、文化として残すには、全開だけではいけない。 来年も、再来年も、10年後も続けていくために。 七分目が、必要なのです。
このイベントが大切にしてきたことと、 まったく同じ思いでした。
クラウドファンディングは5月31日(土)まで、残り7日。 現在、目標300万円に対し**66%**に達しています。
宮城さんが語った「文化として繋いでいく」。 その言葉を、来年も現実にするために。
どうか最後のひと押しを、よろしくお願いいたします。
小江戸川越まちかどモーターギャラリー 実行委員会



